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【ライブメモ】tacica猪狩翔一『下北沢レコードpresents “Attractive Alternative”』 at 2021.06.30 下北沢440

概要

下北沢レコードpresents “Attractive Alternative”
猪狩翔一(tacica)× 近藤康平(Live Drawing)
2021年6月30日(水)@下北沢440
有観客&生配信

セットリスト

01. 大陸(tacica 2013年AL『HOMELAND 11 blues』)
02. LEO(tacica 2014年Sg)
03.[新曲]※まるでジキルとハイド〜
04.  夢中 ※彼奴の背を押す強い風が〜
  --- 換気のため10分休憩 ---
05. 僕ら ※細胞からやり直して〜
06. 冒険衝動(tacica 2020年Sg)
07. ねじろ(tacica 2021年配信)
08. Baby you're my home原曲:B'z
09. デッドエンド ※争い事や急なお別れに悲しくはなれども〜
10. Space Folk(tacica 未音源)※僕らずっと君のこと頼りに〜
11. ダンス ※灯台の明かりを消したのは〜
en) [新曲]※命を大事に夜更かしは程々に〜 <初披露>

・18時半開場、19時開演(〜20:50頃終演)
・換気の時間があったとはいえ、たっぷり21時頃まで。12曲も歌ってくれた。なんかもうこれでアルバムが作れてしまうのではないか。

会場とか服装のメモ

有観客は30名弱といった感じか。上手に猪狩さん、下手に近藤さんのスペースが設置。

グレーのTシャツ(のちに、愛犬・たぬきちの刺繍の入ったオリジナルTシャツであることが判明)、黒のパンツ、グレーのニューバランス。コーヒーと水のペットボトル。

ご本人もMCで言っていたけれど、バンドのツアー中で、しかもツアーファイナル直前に弾き語りをやるというのはなかなか無いような気がしていて、でもやっぱりいつもの弾き語りの雰囲気で。tacicaのツアーファイナル直前に観れてとても贅沢な日だった。

楽曲やMCのメモ

近藤さんとは今回で三度目。もっとやっている気がしたけど、前回は2020年8月とのこと。いやはや時の流れが早すぎる。

弾き語り史上、一番喋ったのではと思うくらいめちゃくちゃ喋ってた。近藤さんの相槌や会話の引き出し方がとてもよくて。ちょうど前の週にtacicaのツアーで札幌公演があったのもあってか、士別や札幌の地元トークに華を咲かせていて、猪狩さんが「トークショーにしてもいいかも」と言い出すほど、とてもいい雰囲気だった。

「大陸」の後半、キーを変えて歌っているのに萌えた。低音と裏声が味わえる「LEO」がむちゃくちゃいい。3曲目の「まるでジキルとハイド〜」「まるで北風と太陽〜」は、もしかして2019年の名古屋での弾き語りで歌ったやつだろうか。この時以来、歌っていない気がする。タイトルも不明。

弾き語りからtacicaの楽曲になった「冒険衝動」「ねじろ」、未だ弾き語りでしか披露していない「夢中」「僕ら」。楽曲の変遷がうかがい知れるのが弾き語りライブならではでとても良い。

B'zのカバー曲は2020年11月の大阪市中央公会堂での弾き語り以来、二度目。曲は覚えていなかったけどやはりそのメロディは特徴的で、B'zっぽいなと思ったら当たっていた。

今回三度目の披露の「デッドエンド」が特に沁みた。歌詞に集中して聴くことができて、〈立ち向かう時に使う勇気を 立ち止まる時に使うのもいい〉というフレーズに心をぶん殴られた。近藤さんが描いた絵もまた素晴らしくって、その絵を見た猪狩さんの「行き止まり感ありますよね」というひと言も印象的だった。

たぬきちの話。2020年の12月30日に飼い始めて、この日でちょうど半年経ったということだった。あまりに好きすぎて、たぬきちの刺繍入りのTシャツを個人的に作って着ていた。「みんな絶対買ってくれるならグッズ化する」と言っていたけど、絶対買うので作って欲しい!

「ダンス」はもう完全に熟成された感じ。tacicaの曲になるとどんな感じになるのか楽しみ。アンコールは今回初披露のまったくの新曲。次々に新曲が生まれているのすごい。

配信の映像見ながら書くとMCとかキリがなくって、逆に何も書けなくなってしまうけれど、「(名字が「猪狩」だから)先祖は絶対にイノシシを飼っていただろう」というくだりが面白かったのでここにちゃんと残しておく。


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