iPhone 13 mini を一ヶ月使用したのでレビューする

iPhone 13シリーズが発売されてから一ヶ月が経ちました。私は今回が最後のminiになるかもしれないということでAndroid(Rakuten hand)からiPhoneにメイン端末を乗り換えることにしました。Androidメーカーがそれなりのコンパクト端末を作ってくれれば良かったんですけど、余力のありそうなサムスンとXiaomiが全く作る気配ないのでもうAndroidは諦めてiPhoneにしました。

まずは外観から。私が今回購入したのはiPhone 13 mini 128GB の PRODUCT REDカラー です。12 miniが出た時も前述の理由からiPhoneに乗り換えようと考えてたんですが、どうしても赤の色が気に入らなくて、その他諸々の理由も含めてスルーすることにしたんですよね。それが今回の赤は深くて濃ゆ~~~~い赤になってくれて、まさに自分が求めてた色!って感じになったので、乗り換えを躊躇する諸々の理由はまだ残ってるんですけど、これに決めちゃいました。(画像はApple公式から)

iPhone 13 miniのデザイン

12 miniからのソリッドなデザインはほとんどそのままで、カメラ部分だけがセンサーシフト式手ブレ補正に対応した関係でデザイン変更されています。12 mini比で少しだけ重くなり(133g→140g)、カメラユニット部分も少しだけ厚くなっていますが、重さはRakuten Hand(129g)比でもそこまで気にならないですし、カメラユニットも飛び出てればどれも同じだろっていう派閥なので全く気にしてないです。背面完全フラットにいつか戻って欲しいですけど、そうなるとデザインのアクセントをどうつけるか難しそうだなって思うところもあります。

13 miniのサイズ感は角ばっている分Rakuten Hand比で若干持ちづらさを感じますが、そこまで変わらないです。画面サイズは大きくなっていますが、上下ベゼルが薄いおかげで、画面最上部までの距離はほとんど変わりません。個人的にはもう少し小さくて良いんですけど、バッテリー容量のこととかも考えるとこのくらいが現実的な最小サイズなのかもしれません。ちなみにバッテリー持ちは普通に良いです。50%下回ることはほとんどなかったので、一日充電忘れても我慢すれば2日は持ちそうです。

バッテリーの使用状況


ボタン配置については、音量ボタンの位置がAndroidの多くの機種と違って端末左側面にあるのがなかな慣れないですが、特段変な位置に配置されているという感じではないので、問題ないです。

コネクタ類に関しては、ほんとにもうAppleの銭ゲバLightningが継承されていてため息しか出ませんが、Appleはもうそういう企業だって分かっているので無駄に騒ぐ気にはなりません。ちなみにこれが12 miniをスルーした理由の一つでもありました。13になったら流石にType-Cになると思ってたんですけどね、Appleはすごいですよ。こんなことしても客がついてくるんですから。

イヤホンジャックとかもないですが、最近はもうワイヤレスイヤホンしか使っていないので、全く問題なしです。あればあったで選択肢が増えることは間違いないですが、それによってバッテリー容量やら何やらが犠牲になるなら、要らないかなという風に感じます。

前面のディスプレイ部については、未だにノッチを採用していますが、12シリーズ比で若干小さくなったらしいです。まぁこれも有るか無いかが一番の違いなので、ノッチが小さいことで12と13の魅力に差があるようには思いません。SNSとかブラウジングしてる分にはノッチの存在はそこまで気になりませんし、動画とかはだいたい16:9なので、ノッチ部分は黒帯になっていて、あってもなくても変わらないことが多いです。ただゲームとかしているとちょっと気になるかなとは思います。早くパンチホールになってほしいですが、上部中央パンチはアレルギーなので上角パンチを期待してます。(100%中央になると思うけど)

生体認証については12 miniと変わらずFace IDオンリーの採用です。もう他の記事とかで1000000000万回くらい言われていると思いますが、マスク付けた状態でロック解除をApple Watch無しでできるようにしてほしいなと切に願っています(画面内Touch IDはもう望みません)。正直Face IDがゴミすぎるので今はパスコードロックで、スリープ解除時のパスコード要求頻度を下げて使っています。

Apple的にはただただWatchを売りたいだけで、ユーザーからツッコまれたら「顔の上部だけでの認証はセキュアじゃない」って言うつもりなんでしょうけど、それが面倒で結局私のようにセキュリティガバガバにする人間がいるんですから、顔の上部だけでの認証も可能にして欲しいところです。そもそもロックなしという選択肢も一応用意はされているのに、顔の上部だけでの認証はダメ、というのはAppleが銭ゲバであることを公然とアピールしているという風にしか解釈できません。

「できるのにやらない」はType-C関連のことと含めてAppleという企業が嫌いになるのに十分な理由になり得ます。miniさえ作って無ければこんな企業の端末買わないんですけど、mini作ってくれたので買わざるを得ない。私とAppleはこういう関係です。

なので私は絶対にApple Watchを買わないし、Air Podsも買わないし、Appleのエコシステムに籠絡されません。絶対に。

iOSのソフトウェア面、特にホーム画面のカスタマイズ性に関しては、かなりAndroidに近くなってきてくれてはいますが、今でもAndroidのようにアイコンを下詰めで置くのは大変で、別途ウィジェット系アプリを併用することで実現できました。今はもうAndroidでいうアプリドロワーもありますし、少し自由度は低いですがウィジェットもありますし、工夫次第でカスタマイズも結構できるのでもうこれ以上はいいかなって感じはします。

iOS独自?の要素として、スタック(ウィジェットをまとめて1つのウィジェットエリアに配置し、スワイプで切り替えができる)機能や、集中モードによって、状況に応じたホーム画面の切り替え機能もありますし、ショートカットアプリを使えばアプリアイコンも擬似的ではありますが自由に変えられるので、Androidと比べても遜色ない、もしくはそれ以上のポテンシャルは有ると思います。

それ以外だとジェスチャーでの戻る操作の判定が若干厳しかったり、アプリによってはジェスチャーで戻れない場面があったりして、操作に統一感がなくストレスです。

あとの項目(アプリ間の画面の遷移、痒いところへの手の届かなさ、文字入力アプリの不自由さ等)はもう悪口にしかならないのでとりあえず書かないでおきます。これから使っていくうちにどうしてもイラついて書きたくなったら追記します。

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