トラジャの渡米に思いを馳せる。

トラジャ担にとって、日にちがゾロ目になる日はある意味心が揺さぶられる、なんてジンクスができてしまったかもしれない。

私はリアルタイムで感じてはいないが、8.8を経験して、痛いほど彼らの存在に思いを馳せた。

今度は、3.3、なんて呼ばれる日が来るんだろうか。


2022年、3月3日。午後9時。


突然の渡米発表、そしてその間の国内活動の停止の発表。

あまりにも突然すぎて、何が起こっているか分からなかった。

インスタライブをド平日に、しかも夜に、しかもしかもアーカイブない、ブログでもわざわざ「明日発表がある」「インライ絶対見てね」って、どういうこと。+81にまた誰か出てくれるのかな~くらいの認識でいたから、正直覚悟なんてできていなかった。

何が起こっているのかを理解するためにTwitterとインスタを行き来していたのでインライ中にメンバーが話した言葉のすべては正直分からないし、その場で聞いても分からなかったと思う。そのくらい、発表を聞いた瞬間は混乱していた。

インライが切れて、今、何があったかを理解するためにTwitter上をさまよった。事実を確認できてからは、いろんな意見を見聞きしたり、友人に連絡をとったりした。そんなことを2時間していても何も分からない状態が続いてしまった。

とりあえずわかることは、しばらく日本に俺らいないからテレビにもでないし少クラも出ないけど、ブログとかYouTubeは更新するから、寂しくないよ!俺らの修行、応援してね、って彼らが言っていること。本当にそれだけだった。


二日経った今も正直感情の整理はついていない。だんだん事実を受け入れている状態ではあるけど、今後どうやって彼らを支えていったらいいのかのビジョンが見えてこない、っていうのがまだ感情を整理できていない一番大きい原因かもしれない。

ジャニーズを応援する過程は、ある意味で同じルートの繰り返しかもしれない。ある程度の期間Jr.として活躍し、経験を積んでファンもついたらCDデビューする、が大きな流れの一つになっていることは間違いない。今回の渡米はそのルートの段階の途中にある、経験を積む、実力をつける段階に当てはまるんだと思うけど、もう正直彼らは経験を積むターンを終えているような気もする。し、ファンの数が十分でない状態で大賞あんなにランクインさせられるわけがない。つまりデビューの条件は一定を満たしているはずなのだ。

ファンが一番望むことは、もちろんトラジャみんなが楽しくアイドル活動できてその幸せを少しでも分けてもらうことではある。でもその具現化として1つ明確な指標があるとするならやはりメジャーデビューがカギだ。結局アイドルとして売れないことには彼らの姿を見ることさえもままならないことがあるから、メジャーデビューすることによって知名度を上げてファンの母数を増やすことは絶対必要、って痛いほどジャニオタは、事務所は分かっているはず。

今回の渡米はその(日本での)メジャーデビューの機会をみすみす逃しているように感じてしまうのが一番つらいかもしれない。全Jr.の担当はやっぱり一つの指針であるメジャーデビューに近づけるように応援する、がセオリーだ。それがままならない状況はある意味ファンを飼い殺しにしている状態なのだ…

期限の決まっていない遠距離恋愛ほど、続けるのが難しいことってないよ。保育園児がイヤイヤやらされたスイミングのほうがまだ続くぞ。そこんとこ事務所がしっかりバックアップしてほしいなって思う。留学中のトラジャちゃんたちは当たり前だけど多忙なのでYouTubeの編集とかインスタの管理とか、事務所が!ちゃんと!面倒見てあげてほしいな。ただ留学の費用工面とスケジュール作成をするだけじゃなくて、彼らのメンタル面のフォローアップも十分にしてほしい、って強く言いたくなるほど事務所に対しては全幅の信頼を置けない状態にある。なんだあの翌日にでた新聞記事。抜き打ちしてどうすんの。国内のJr.のことそんな風に言ったこともないのに、強い試練を与えている人達に二重にプレッシャー書けるなんて経営者としてどうなんだ?それもそうだし、正直留学の一番の意義とかファンに説明されていないし(言えないのかもしれないけど)。修行って、何?目標は?目標も期間も定まってない留学なんて普通しないけど…?

応援の形は様々だ。そしてそれはインターネット、ひいてはSNSの発展によってよりその多様度が増した。だからこそ、今回の留学は完全に彼らとの縁が切れない。ある程度の地位が確立されていて普通なら挑戦的で長期不在を伴う留学に連れていくことのできない地位にあっても、それができてかつファンもそこまで気落ちしない。だからこその決断。そういう風に捉えることもできる。確かにそうなんだよね。何か月も、というか年単位で決断した今回の留学だから、軽い気持ちで、じゃ、ちょっと勉強しに行きますわ~じゃないことくらいは一応分かっているし、それを理解できるのはある意味トラジャ担だけだと思うから応援したいっていう気持ちが絶対的にある。でもそのそばでその行動はファンを置いて言ってない?おいていかれているような気持になってさみしいよ…っていう気持ちも共存しているから、感情がごちゃ混ぜなんだな…。

いっぱい言ってくれてるよね、置いていったりしないよって。その言葉を信じる、信じるけど、信じるかどうかってその人への愛の程度ではなくて人生経験知の問題だから、信じられなくで落ち込んでいるトラ担がいたとしてもとりあえずは放っておいてほしい。もしかしたら、こんなにいっぱい安心させる言葉を投げているのにいまいちだな…ってタレント側が落ち込んでしまうんじゃないかって不安だけど、人の言葉を受け入れることは、人の決断を受け入れることはそんなに簡単じゃない。ま、こんなこと言わなくても彼らが年単位で悩んでいたのだからこの気持ちの節々は分かっていると思うが。


いろいろな気持ちが顔を出しては消えていく1か月、いや1年、いやもしかしたら2年とかになるかもしれない。だけど彼らが覚悟を持ってこの留学を受け入れたのなら、挑戦と成長を決めたのなら、我々はその後ろから声をかけて道を落ちてしまわないように応援するだけなんだ。

絶対に、トラジャとトラジャ担でいい景色を見るために。


そのために、たくさん悩んでもがこう。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?