賛成コンが良すぎた。

半年前の私、ブログの中で「早く直接会えますように」って言ってた。そしてそういいつつも、会えるのは何年後だろう…って思っていたし、まあ2,3年以内に運よく当たればいいやー。くらいの感覚。コロナだし。賛成コン初回申し込み時全滅勢からすると、この感じ、まじでいつ会えんねんやろ。って感じで日々過ごしていた。

そんなところに、虎者の矢文のごとく制作席開放のお知らせが来た。

まじか…。すごいうれしいんやけど、現場行く心の準備できてないよ…。ていうか物理的に準備ができてないよ…

とはいいつつ、まあ、言うて当たるかもわからんし、てか当たらんやろうし、いいやべつに!どうにでもなれ位で申し込んだ。

当たってしまった!!!!びっくりすぎて腰抜けて自宅のトイレで「どうしよ…どうしよ…」って言ってた。

後から知ったけど、そもそも制作席開放のメール自体抽選というか、全員に来ているわけではないことを知り、ここで運使っちゃってるじゃん…と思った。だから余計にうれしくてうれしくて禿げた。(?)ていうか、私は当選後中1日あったからいろいろ心の準備とか、仕事を合法的に休むとかできたけど、公演によっては前の日の夕方に判明とからしい(というか自分が当たった回もそう)から、ほんと、最後まであきらめちゃいけないな…と。

うれしすぎて、楽しすぎて、忘れたくなかったから、感想を殴り書きしていこうと思う。

賛成コン、何がいいって、全部いいんだけどセトリが神がかっている。

他担からすれば、マイナーな曲並べるコンサートすぎて初見向きじゃないとか思われるかもだけど、(お恥ずかしながら嵐の曲とオリ曲しか存じ上げませんでした…)そんなのはどうでもよいくらいに素晴らしい。

本人たちもセトリめちゃくちゃに褒められた話していたしね。賛成コンは普通のジャニーズのコンサートではない。いや、まあ見かけ上は普通のコンサートなんだけど、やっぱりSHOCKに続けて出演していたり、主演舞台2年もやってるし、単独コンってなると世界観を大切にしたいという気持ちが出てくるんだと思う、本当にこの世界観がすごい。全部の曲に意味があって、すべての演出に色が載せられているのが本当にすごい。言いたいだけの薄いセリフが一つもない。撮ってみたいだけのチープなシーンが一つもない。すべての演出に彼らのプライドが詰まっている。満足感の高い映画を見ているような感覚。セトリからひしひしとそれを感じた。

今回、ホールコンサートということもあり、キャパがな…とか公演数が多くて負担だろうな、とか余計なことばっかり考えていた節があるが、今回ホールコンをトラジャがしたことは本当に正解だったと思う。ホールコンサートの良さって個々の表情や動きが比較的遠い席からでもばっちり確認できること。賛成コンは、壮大な設定ではあるけど個々のパフォーマンスとしては細かい動きとかを追うことでこの世界観をより楽しめる、っていうのが参戦しての感想。もちろん、ホールコンの距離感は見る側にとっても演者側にとってもいいことが多いけど、キャパの大きい会場でなきゃできないことってたくさんあるし、多くの人に見てもらうためにはキャパが大きいほうがいいに決まっているし、多くのタレントはキャパが大きいほど良い、ってことには原則的になると思う。でも、今回の賛成コンは距離が近いからこそ楽しめる、人が多すぎないからこそ楽しめる、個々の観客に対して訴えかけるようなものが多かったなあ、という個人的な感想。そんなこと言ってる人見たことないけど(笑)。嵐コンのペンラ制御に慣れた身としては、会場全体でその雰囲気にのまれる、みたいな経験が最近は多かったから、個人から受け取る熱量の近さとかスピード感とか、なんていうか、その雰囲気とかが独特で、新鮮で、すごく楽しかった。

世界観でいうと、自分的にハイライトだったのはロリデ。曲としてはもちろん嵐担、櫻井担なので知っているし、未視聴だけどソロパラでやったのはしっていたので、ロリデきた!!!!!くらいで最初は見始めた。けど、なんか、もちろんいい意味でなんだけど、ロリデは賛成コン全体通して異色。あの演出だけで7000円とって良いです。すごかった。映画見てる感覚に近かった。軽率にペンライト振れん。櫻井ソロは彼が普段表には出さないような、”能ある鷹が隠す爪”みたいな雰囲気を感じるんだけど、それを歌詞のまんま受け取っちゃうと、ただのやべーやつになりかねない(それでもいいんですが)。けど、あの二人は歌詞だけじゃなくて曲の感じとかも見事に表現しきっていて、のえちゃかはやはりジャニーズの中でも異色で最高のエンターテイナーなんだと。

あとは、ホワラからの夢ハリの流れ、全トラジャ担が好きなトラジャがあの2曲に詰め込まれすぎていて、ハイライトだった。白スーツだったから、物理的にもハイライトだった(笑)てかあんなに白スーツが似合うジャニーズもそうそういないんでは。

少クラで予習が済んでいたのでどんな演出とかは大体わかった状態で参戦していたけど、ホワラ、夢ハリが来たときはもうこみあげてくる感情を抑えることが出来なかった。わちゃわちゃ感とミニマム・かわいい感と、要所要所に出てしまうトラジャのプロ感がすべてうまいことかけ合わさって、あの2曲が作られていた。ホワラ、今回トラジャのセトリに上がるまで存じ上げなかったけど、スゲーーーーーー曲。今回こういうプロポーズ曲、多いね?STAYしかり、ホワラしかり。賛成コンは実質的なトラジャからのプロポーズだったのでは?(?)そして、夢ハリはどこにおいてもどんな公演でもハイライトになる曲ではあるんだけど、そのタイミング、演出、衣装、振り、すべてにおいて完璧だったのでもういろいろ我慢できなくて泣いた。

もちろん、1曲1曲について語れるけどキリないし、語彙が尽きたので個々の曲の話は以上で…


そして全編通して印象的だったこと。

現場ではなく、配信の話だけど、最後ひたすら彼らが「俺らにこれからもついてきてほしい」と言っていたのがとても印象的だった。確かに、どのライブでもそこがゴールになることはほぼなく、これからもっと応援してくださいになるのは至極当たり前の流れではあるんだけど、今回の賛成コンを通してその思いが私自身とても強くなっていたのもあって彼らのその言葉はただ儀礼的に言っているのではなく、本気で、強くそう思っているからこそ出てくる言葉なんだな、と思った。し、改めてこの人たちをちゃんと、そばで、確実に、着実に応援し続けたい、って、もうなんかね、感情が迷子。彼らの考えていることの1%だって分からないけど、あの言葉にどれだけの意味が詰めこまれているか。それを想っただけでも泣きそうになる。大好きだし、絶対離さないからね。って言ってあげたくなる切実な訴えだった。


賛成コン、半年かけて、様々乗り越えて、33公演開催できたこと。そのこと自体に大きな意味があって、無事とはいえない運びだったからこそファン側の愛も大きくなっていったし、トラジャを思う気持ちがだんだん大きくなるのを肌で感じていた。だからこそ、次の現場まで時間が空くから、ではなく、浮気せずにしっかり彼らを追っていかなければ、この現場に参戦した身として、参戦した意義を果たせないんじゃないか、まで考えている。重い。やっぱりのえまる大好きオタク、だんだんのえるに似てくる説。これからものえまるしっかり読ませていただきます。


改めて、賛成コン、本当にお疲れ様でした!

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