見出し画像

第3回 会いたい人と繋がるためのGIVEするスキルとは? /未来を変えるための情報発信・7つのスキル(全7回)

このシリーズは『自分のバリューを高めるカギは「言語化」にあった!未来を変えるための情報発信・7つのスキル』zoom対談をYouTubeからの書き起こしで連載していきます。

▼ 動画はコチラからどうぞ!

ゲスト:あいのやあゆみ
皆さんに補助金をもっと身近に感じてもらうための方法を日々研究中|補助金事業のパラレルワーカー|補助金×SNSマーケティング×Lステップ|ペットの猫と相思相愛|#補助金マップ|#猫好き|
ゲスト:池松 潤
恋愛小説家/ 情報発信学・講演家/ アウトプットLAB主催 / サイボウズ式第2編集部。慶応義塾大学卒業後、大手広告会社員時代に雑誌コラム連載・ビジネス書を執筆。※登壇・イベント情報は⇒コチラ
司会進行: Michiyo NAMBU
渋谷の片隅で働くOL/猫と旅行と野球をこよなく愛するヒト/アウトプットLAB、SNS Coaching Staff/Videographer/高校で油画専攻→東京藝術大学→ベンチャー→マスコミ勤務

なんぶ
みなさんこんにちは。今日も始まりました「未来を変えるための情報発信・七つのスキル」。進行をわたくし南部で、ゲストに恋愛小説家の池松さんと、補助金研究家のあいのやさんをお迎えしてお送りする、全7回シリーズ。本日は第3回目となっております。3回目の今日のテーマは、会いたい人と繋がるための「GIVEする」スキルとは?ということですが、池松さん、こちらはどういうことになるのでしょうか?

いけまつ
そもそも「GIVEする」スキルって何かってことですね。それは、「してほしいなら、まずしてあげましょう」っていう単純な話なんですけれども。

それって何?っていうことで、具体的にはSNS――例えばnoteで長文で書いてあると思うんですけども、まず見てもらえたらもしくはコメントしてもらえたら、それに対していいねするとか、コメントを返すとか。「貴重な時間を使ってくれてありがとう」っていう気持ちを伝えるのは、すごく大事だと思います。

例えば、フォローしてもらえたとき、フォローバックするとかそういうことが言いたいわけじゃなくて、貴重な時間を使ってくれてありがとう、興味を持ってくれてありがとうっていうことを、その人のnoteも読みましたよ、みたいな感じで返すことがあると思うんですね。忙しいと割と忘れがちだと思うんですけれども。

さらに、自分が共感できたことや、相手が書いてるnoteとかtwitterのツイートとかを見て、これはいい話だな、共感できるな、と思ったら引用リツイートするとか、引用して紹介をするとか。そういったことをするのはちょっと時間がかかったりするんで、割と端折ってしまいがちなんですけども、それも相手に対して気持ちの伝わることだと思うんですね。

スクリーンショット 2021-05-09 13.35.24

要は、いろいろ情報発信して書いたけども無反応で誰も読んでくれない、みたいなときは、基本的には待ちの状態になってしまっているんですね。自分が読んでほしいなら、積極的に人のものを読みに行くっていうことが、能動的に貢献するということに繋がると思います。

これって営業活動みたいな話で言うと、自分の商品を買ってもらいたいって人はいっぱいいると思うんですけど、買ってもらいたいなら、相手のものをまず買う、っていう気持ちに通じるかなと思っています。

僕の経験を話しますと、コルクという著作権エージェンシーをやっている佐渡島さんという、有名な雑誌の編集者をされてから独立された方の『WE ARE LONELY, BUT NOT ALONE.  ―現代の孤独と持続可能な経済圏としてのコミュニティ―』という本が出ました。面白そうな本だなと思って、ただ読んでAmazonのブックレビューに書評することでもいいと思ったんですけど、noteに書評を書いて人にも紹介したいなと思ったんです。

僕、たまたま「図解する」ってのも自分のスキルとしてあって、図解するのが楽しい、面白いなと思っていたので、この本を図解してみようと思ってやってみたんですね。本の第一章で「ネットによるなめらかな社会」というテーマがあったんで、それを図解してみたりとか。「個人の価値基準にアイデンティティが宿る時代」というのもあったんで、それを図解してみるとかして、全部で20個ぐらい図解したんですよね。

図解をすることで、内容を短時間で分かりやすくするというのもあったんで、とても好評を得たんですけれども、コルクの「コルクラボ」っていうオンラインサロンがあるんですよね。僕は佐渡島さんと繋がりたいっていう意識をしたわけではなかったんですけども、コルクラボの人たちがこの本を読むだろうから、その人たちも読んで分かりやすかったら、結果的に佐渡島さんも喜んでくれるんじゃないかな、っていうことで佐渡島さんのnoteを引用したりしながら書いたんですね。

あと、#勝手にコルクラボ っていう、コルクラボに入ってない人に対しても活動内容を紹介しているとっちーさんのnoteも引用したんですね。

そうしたら非常に喜んでもらえて、佐藤島さん自身からもサポート金を振り込んでもらうっていう具体的なリアクションもいただいて、コルクラボの方たちとも新しい繋がりができてすごく面白かったっていう経験があるんですね。

要は、直線的にただ誰かの役に立つってことだけじゃなくて、コルクラボの人たちも含めて、役に立って貢献することによって、新しい繋がりが生まれて、次のステップにも繋がった、ということがありました。相手の立場に立って考えると、その本を発売した当時、結構売れてた本とはいえ、佐渡島さんからすると、本のことを気づいてない人にも、気づいてもらえて本を手にとってもらえたらいいなっていうことがあったと思うんです。

同じように、拡散に協力してほしいとかイベントに来てほしいとかって人って、世の中いっぱいいると思うんですよね。そういう人の立場を深読みして読み解くと、貢献できるというか、寄付できるというか、自分が役に立てることは見つけられると思うんです。

そのチャンスをつかんで、自分の繋がりたい人と自然な形で繋がるっていうのが仕事に繋がったり、自分の興味関心をシェアしてプロジェクトに繋がったり、というのがあると思うんですね。
これは「心構え」って言った方がいいと思うんですけど、SNSでリアルに役立つ心構え――やっぱり「disる」より「褒め合う」ということだと思います。

スクリーンショット 2021-05-09 13.29.51

要するに、SNSって「なるほど〜」とか「マジかよ!」と思ったら、まず自分がGIVEしてみる――具体的に言うと、まずは自分が買って使ってみる、レビューを書いてみる、実際に行って参加してみる、応援してみる。こういうことが自分にとってプラスになっていくということですね。

今、誰でも繋がれるって時代なんで、「推し」とか「ホメ」という言葉がありますけど要は、興味・関心で今までの繋がりがなかった人と新しく繋がって、お互いにwin-winの形を作っていくことができると思うので、ぜひ皆さんも、会いたい人と繋がりたいなと思ったときにはGIVEしてみると良いかなと思っています。

なんぶ
あいのやさん、ご質問などありますか?

あいのや
今のお話を聞いて、SNS上でのGIVEっていうのは殆どしてないな、っていうことに気づきました。

いけまつ
GIVEしたくなりました?(笑)

あいのや
そうですね、「イイね」を返すのが、GIVEをするっていう認識でいなかったので、そういう意識を持ってやると、またいろいろ変わってくるんじゃないかなと思いました。

スクリーンショット 2021-05-09 13.29.09

いけまつ
今まであいのやさんがリアルでね、いろんな人と繋がるってことはあったと思うんですよね。紹介してもらったり、いろんなイベントに参加して新しい繋がりができたりとか。その情報量がネットだけだと少ないので、なかなか繋がりにくいと思いがちなんですけど、例えばnoteだと、割と本数が増えてくると、「この人はこういうことをずっと考えてここまで来たんだな」という文脈が見えてくるので、繋がりやすくなってくるんですね。

だから、情報を出してる人ほどそれがわかりやすいんで、積極的にそれに対して自分の意見とか共感するポイントとかをはっきり伝えることによって、相手がこっちに振り向いてもらうことができると思う。そういう形ができるといいかなって思います。あいのやさん自身のnoteを引用してもらったことありますか?

あいのや
まだないです。

いけまつ
なるほど、それをまず体験すると、わかりやすいかもしれませんね。自分がしてもらうと、「こういうふうになってるんだ」と分かると思うので。次のnoteを書くタイミングで、そういうことが起こるようなことを想像して書いてみると、またアウトプットが変わってくると思います。

いけまつ
それでは今日のポイントを三つ、おさらいします。
1:「して欲しい」なら「してあげる」から
2:まずは「リアクション」から
3:会いたい人へ「貢献」(GIVE)するとは、相手の立場に立って考えること、というのが今日のまとめでした。ありがとうございます。

なんぶ
ありがとうございます。では次回、第4回は【共有する知識・知ってもらうために「シェアする」スキルとは?】をお届けしたいと思います。それでは次回もお楽しみに!


Text by Michiyo NAMBU

 *

最後まで読んでいただきありがとうございます。次回もどうぞお楽しみに。
映像で楽しみたい方はコチラからどうぞ!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?