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JR東日本たびキュン♡早割パスで牛タンを食べてきた話

たびキュン♡早割パスとは?

JR東日本が発売していた(2024/2/29まで)えきねっと限定のきっぷで、こんな特徴があります。
・2024/3/14までの平日限定
・利用日14日前までの発売
・JR東日本全線および青い森・IGR、三陸鉄道、北越急行、えちトキ(直江津~新井)に1日間乗り降り自由
・価格は10,000円

ここまでだと利用日が制限された週末パスの範囲拡大版かなという感じがしますが、乗車可能な列車には普通・快速および特急の普通車自由席も含むとなっていたのでこの点が大きく違います。
また、指定席に2回乗車可能ということでかなりお得でした。

こういうきっぷが出ると利用したくなるチョロいやつなので、牛タンを食べつつ乗り鉄するか出かけてきました。

乗車記録

第一ランナー(東京まで:E257系 特急湘南10号)

どうせ平日に出かけるならと平日のみ運転の列車を最初に組み込みました。
ただ、ここで指定席券の権利を使うのはもったいないので無割引相当のチケットを使っています。

これで悠々東京まで何の心配もなく…と書きたかったのですが、貨物線走行中の鶴見付近からなんか以前乗った時よりのんびり走る感じに。
そして新鶴見(新川崎横辺り)で完全に停止。
ここでアナウンスが入り、朝方に大船駅で非常停止ボタンが扱われたとのことで横須賀線に遅れが発生しているとのこと。
武蔵小杉手前から横須賀線に入る湘南10号も影響をもろに受け、8分遅れで東京地下ホームに。

総武地下ホーム到着の湘南10号

乗り換え時間は余裕を持っていたのでそれほど影響はありませんでしたが、初っ端からヒヤリとする感じでした。

第二ランナー(仙台まで:E2系 やまびこ131号)

総武地下ホームから新幹線ホームまで結構な早歩きで進み、自由席の号車へ。ここでも指定席の権利は使いません。
このきっぷの利用者で長蛇の列を覚悟していたのですが、拍子抜けするぐらい利用者が居らず先頭になってしまいました。
さて、列車入線のアナウンスが流れ上野方を見ているとなんかノーマルのE2ではない…?
なんと200系カラーのJ66編成でした。

200系色のE2系J66編成

運用も調べてなかったのでまさか来るとは…と。
J66編成に乗るのは東北新幹線40周年ツアーで上野→盛岡間に乗って以来。

すっかり忘れていたんですが、この編成の放送前チャイムって沿線の民謡などのアレンジだったんですね。。
東京発車後はいつものチャイムだったのですが、大宮で違うメロディで?!となっていました。
ちなみにこのやまびこ131号、東京を出ると大宮、福島、終点仙台という速達タイプ。
上野通過の下りやまびこは唯一の存在です(2024/3/15まで)

そんな速達タイプなので途中の宇都宮でE5系なすのを追い抜くというシーンも。

宇都宮でE5系なすの を追い抜く

宇都宮からは最高275km/hでひた走っていたのですが、那須塩原手前からなんか微妙に速度を落として走行。
通過線で結構減速し何事…?と思っていると、那須塩原~新白河で強風の規制値に達したため速度を落として運転とのこと。
…今度は自然現象ですか。。

那須塩原~新白河
たしかに怪しい空模様ではある。。

新白河を過ぎると速度を上げ、郡山を通過し福島に到着。
ここでつばさ号を切り離している間に後を追ってきたはやぶさが轟音とともに通過し、こちらも割とすぐに発車。

福島を出ると白石蔵王を通過し仙台に到着。

横幅が狭い窓に緑帯だと200系ぽさがますます出ている気がする

この200系カラーも近々引退と言われているので私が見るのもこれで最後でしょうね。。。

お昼(牛タン)

仙台に着いたらこのきっぷの特典でクーポン配布(ただし100枚限定)を受け取れれば…と思っていたのですが、なんと無くなってました()
お昼1時間前なんですが…

そして3階牛タン通りもかなりの混雑。
プランに余裕があるとはいえ買い物をしたいのもあるので、下へ降りてもお店が有ったような…という朧気な記憶で向かうとまさに降りた目の前にお店が。
そして並んでない!
ということでこのお店でお昼。

芯たん+通定食

通定食とはなんぞや?と思ってたんですが、タンの切り落としみたいですね。
結構歯ごたえはあるのですが、噛みしめるとおいしかったですね。
ここの麦飯、ランチメニューはおかわりできるので1杯おかわりしたら結構おなか一杯に…。ごちそうさまでした。

第三ランナー(大曲まで:E6系こまち21号)

もう目的を果たしたのであとは乗り回しつつ帰路につきます。
ということで、まだ下り列車に乗り今度は大曲へ。
食べすぎたせいか眠くなり気づいたら盛岡でした。
割と雪景色でびっくりしましたね。

盛岡からは”秋田新幹線”区間で在来線を走っていきます。
大釜では上りこまちとすれ違い。
この辺りは雪がわりと積もってましたが、仙岩トンネルを抜け秋田県に入るとほとんどない感じに。。
田沢湖、角館と停車し大曲に到着。
ここでスイッチバックのためこまちは向きを変えて秋田へ向かいます。

大曲の車止め
某ゲームでよく見た気がする風景


第四ランナー(新庄まで:701系普通列車)

この乗り継ぎで初の普通列車。
思ったより乗客は多かったが、それでも座れる程度。
ただ、降りる一方で乗ってくる人がほとんど居ない。。
流動があったのは横手・湯沢ぐらいだったろうか。

途中院内あたりでは雪景色って感じでしたが、終点新庄に着く頃は小雨で雪もほとんどなし。。

701系[N37]新庄着

第五ランナー(E3系つばさ156号:大宮まで)

つばさに乗る前に隣の物産館でお土産や燃料(お酒)を物色。
お酒販売のおばあ様(御年90歳を超えてた)とちょっと話しているとやっぱりここまで雪が少ないのは初めてとのこと。
それで除雪の仕事もないからいろいろ影響が出ているとも。
雪が少なきゃ少ないで影響が出てしまうもんなんだなぁと。。

駅弁は物産館の方にはなかったのでコンビニで調達。

ホームに向かうとすでに列車が据え付けられていて、居たのはE3系の1000番台で元「こまち」車両を改造した編成でした。
新型車両投入で真っ先に消えてもおかしくないし、ある種懐かしだから乗れてうれしいけどアコモ面(コンセント)がなくて残念やらと複雑な気持ち。。

E3系[L54]つばさ

山形線に乗ったことはあるのですが、実は"山形新幹線"自体は初乗車。
比較的線形が良いからか体感で結構飛ばしている感じがして早い気がするのですが、新庄~福島間が2時間でやっぱり結構かかるもんだなぁと。
(平均72~3kmなので遅すぎるわけではない)

時刻はもう夕方だったし空いているうちに駅弁を食べるか…けど昼食でまだ満たされているし山形を過ぎたら食べるか…と思っていたのですが、山形で私の隣を含めてほぼ埋まる状態に。

早く食べておけばよかったか…と思いつつ結局下車する大宮まで食べない状態になりました。。

第六ランナー(W7系:はくたか577号)

日帰り旅ならつばさで東京まで向かうところですが、今回は翌日にも旅をつなげるため大宮から長野へ向かいます。
大宮で自由席の号車へ向かうと結構な長さの列。
ここでも駅弁はお預けだな…と入線してくる列車を見るとほぼ満席。
一応3列の真ん中B席には座れたのでよしとしましょう…泊まる先で食べることにしようと納得したところで高崎到着。
ここで車内の人がほぼ降り、私の両隣の方も下車。
東京~高崎が40分ぐらいですし、ホームライナーみたいな使われ方されてるんでしょうね…

車内はガラガラになったのでここで駅弁を食す

米沢牛すきやきと鮭はらこめし

すき焼きは日本酒と合うかもと思ったんですが、ここで吞んで寝過ごすとわりと大事なので開けずに食べる方に専念。
割とおなかが空いてたこともあり、一気に食べてしまいました。

ここから先は寝過ごさないように注意し、このきっぷでの目的地長野に着けました。

どれだけ乗ったのか

ドケチ根性で一応計算しておきます。
地元~東京まで除いても、運賃計算キロで1330km
乗車券だけで15,290円分乗ってるので充分すぎるぐらい乗ってましたね。

この後の続きに関してはまた後日。

ご覧いただきありがとうございました。

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