220507

22年19週目。だから何?みたいなゲームを多く遊んだ。
ドクター・ストレンジの新作映画、すさまじくドツボ。メチャクチャ楽しかった。

Loot River

テトリスとダークソウルにインスパイアされたローグライク、とメディアで紹介されておりなんじゃそりゃって感じなのだが、確かにやってみるとそうだ。見下ろし視点でダークソウルのような戦闘をしながら、テトリミノ型をしたイカダのような足場を右スティックで動かし、接岸させて道を切り開いたり、接岸させずに戦いを有利に進めたりする。戦闘が全体的に鈍重な動きで行われるシビアなものであるが故に、足場をサクサク動かす技術が活きる・・・ときもある。トレーラーではうまいことやってて可能性を感じる。
ゲーム全体の雰囲気や装備品・ステータスの感じもソウル系をうまくなぞっており、おもしろいっすねって感じ。久々にDead Cellsやろうかしら。


Trek to Yomi

ビジュアル全振りの白黒時代劇ゲー。とにかくグラフィックが一級品なので見てみてほしい。色彩豊かなGhost of Tsushimaとは対象的に、戦闘シーケンス・・・というかゲームのほとんどは単調な戦闘が占めているのだが、基本的に2.5Dのサイドビューが用いられており、ジオラマ風効果も相まっていかにもゲームらしい見た目をしている。2.5Dを多用しつつも固定カメラによるさまざまにクールなカメラアングルを演出してきていて、心に余裕があればそれを楽しむことができる。常にフルボイスの賊が威張っているか虐げられたフルボイスの村人が泣き叫んでいるかでうるさいので不快極まりないんだが。そうしたもの含めてダイアログにはろくな内容がなく敵も主人公も予定調和的でベタな発言しかせず一切喋る必要を感じない。ほどほどに昔っぽい言葉遣いを取り入れた豪華声優の演技はビジュアルの渋さを損なっているとすら思う。少なくともいちいち操作を奪うほどのものではないだろう。
戦闘はパリィ・反撃主体のシンプルなもの。それだけに戦闘メカニクスや演出周りは不出来に見えてしまうが、わざわざ言及するほどのものではない(最低難度にして駆け抜けても特に損なわれる体験はないといえるくらいには)。とか言いつつゲームプレイ面だけ見ると戦闘が本作の大部分であるというのは悲しいところだ。
特徴だけ見てみるとSifuと共通するところが多い(アジア映画をテーマとする、カメラのこだわり、戦闘以外を削ぎ落としたゲームプレイ、ベルトスクロール要素、パリィ系アクション)が、驚くべきことにSifuは戦闘がめちゃくちゃおもしろい。なんで?


Citizen Sleeper

前作In Other Watersに比べるといくぶん丸くなったようにも・・・まあ多読のアドベンチャーであるというのは変わらないんだけど、割と一般的なラインに落ち着いた。世界観にも一般的なSFに。百合エヴァADVのHeaven Will Be Mineに似たバイブスを持っている。あとDisco Elysium。ダイスやビルドの要素が追加され、In Other WatersにはUIインタラクションを拡張しようという宿望以前にこういうゲームブック的感性が働いていたのかと狐につままれた感じになった。
うーん、楽しみにしてたけど手を付けたい読み物は他にもたくさん積み上がってるからな。日本語化したら再開も考えなくはない。




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