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デジタル円が生まれた時、銀行の在り方はどう変わる?

今のキャッシュレス決済は銀行やクレジットカード会社が仲介に入ることで手数料が発生しています。しかし、デジタル円がうまれると、ユーザー同士が直接送金・受け取りができるので、銀行やクレジットカード会社は必要ありません(クレジットは厳密に言えば支払いサイクルをずらしているので別ですが)。これが成立すると、銀行は決済手数料が得られなくなります。

中央銀行デジタル通貨の「直接型」導入による決済無償化の展望

直接型CBDCの導入が持つメリット

山田剛志教授は、国民が日銀に口座を持ち、銀行を介さずに決済できる「直接型中央銀行デジタル通貨(CBDC)」の導入を提唱しています。これにより、決済手数料が無償化され、キャッシュレス決済の手数料負担が軽減されます。さらに、経済安全保障や取引データの保護といったメリットも期待されています。

銀行システムのリスクとCBDCの防御力

従来の銀行システムは外部脅威に対し脆弱で、特に全銀システムはサイバー攻撃のリスクがあります。一方、CBDCの直接型システムでは分散型台帳技術(DLT)を活用し、安全性を高め、取引データも国内に保管することが可能です。

銀行の新しいビジネスモデルへの転換

直接型CBDCが導入されることで、銀行業務の変革が求められます。銀行はこれまでの決済手数料ビジネスから脱却し、創意工夫で新たなビジネスモデルを構築する機会が訪れるとされています。

☝️この記事はDiscordコミュニティ「10年後の未来ラボ」の投稿の引用です。ご興味がある方は、ぜひ「10年後の未来ラボ」にご参加ください。

https://share.hsforms.com/1jqo4gTdXS_-xc-GqcqYxQQrfl4p

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https://www.nikkei.com/article/DGKKZO83262010V00C24A9KE8000/

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