【中央線のない道路を走るのって怖いよね】


クライアントの会社の共有フォルダの
整理ルールを作り、
事業構造を明確にして、
事業部別にフォルダを作り、
第3階層まで構造化してスッキリしている
マーケターの中島です。
#しがみつく

日々の仕事が忙しくて、
フォルダが散らかることはよくあります。
まぁ、個人で仕事してたら
別に問題ないんですよね。

でも最近は、リモートワークだの
副業・兼業ワーカーだの
働き方も組織の構成員も自由なので、

一人一人が自分のルールで共有フォルダを使うと、
あっという間に、
他の人にはどこに何があるかわからない
「共有という名の迷路」
のようなフォルダが出来上がります。

しかし、それは実は一人一人が悪いわけではなく、
フォルダそのものが構造化されていないので、
後から入ってきた人が一目で

「はいはい、ここのフォルダの整理ルールって
こういうふうになってるのね」

とわからないから、なんとな〜く自分のルールで
共有フォルダを使うからです。

道路に白線や中央線がなかったら、
どうなるでしょうか?

道幅がさほど広くなければ、
行き違う車同士がお互いに
「俺は左側を走るね」
「私は右側を走りますね」
となんとなく位置関係を把握して
事故なく走れるかもしれません。

しかしこれが、片側3車線の
6車線の道路になったらどうでしょう?

それぞれの車線の車が
(といっても、白線はないからね!)
お互いの幅を阿吽の呼吸で読み合って走らないと
一瞬で事故が起きます。
怖くてスピードも出せないので、
道路は渋滞になってしまいます。

構造化されていない空間を
誰かと共有するということは、
それだけで無駄な集中力を求めるし、
いろんなことが遅くなるし、
絶対にいつか事故が起きるわけです。

組織が小さい時=車線が少ない時は
阿吽の呼吸でなんとかなりますが、
組織が大きくなったら、それは無理。

早めに構造化しておかないと、
コミュニケーションコストが膨れ上がり、
目当てのファイルを探すという無駄な時間が増え、
誰かが既に作ったファイルを
他の誰かがもう一度作るという無駄が生まれます。

ということで、組織が大きくなる前に、
業務で使う空間、特に共有フォルダなどの
仮想空間の構造化って大事だよねという話でした。

さて、今からちょっとだけ
マーケティングっぽい仕事をして、帰ります。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?