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【LTVなんて言葉は要らないの】



僕が最近クライアントから言われるのは、

「何もお願いしてないし、

何も聞かれてない、答えてないのに、

ドンピシャなものが出てくる」

ということ。


お付き合いが長くなるほど、

相手の事業とか、その思いとか、

強みとか顧客に刺さるツボとか

どんどんわかってきますよね。


世の中は「LTVをあげろ」といっています。

顧客生涯価値、つまり顧客一人当たりから

得られる利益を最大化しろ、と。


でも、そうではないんです。


お付き合いが長くなるほど、

相手への理解が深まるから、

貢献できることが増えて、

価値提供が増えるから、

結果的に顧客から得られる利益が増える。


自分が与えられるものが増えるから、

相手から得られるものが増えるんです。


「相手から多く得るためにどうすればいいか?」

ばかり考えている人は、嫌ですよね。


でも、長くお付き合いしているだけでは、

価値提供が高まることはない。

その間ずっと、相手のことを考えて、

常にできることを探すから、

価値提供の幅が広がるんだと思います。


「LTV最大化」なんて難しいこと言わずに、

「一人ひとりに丁寧に向き合って、

自分にできることを探し続ける」

って言えばいいのに。


マーケティングや経営に関わる人は、

難しい言葉を使いすぎだよ。

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