【AIは、誰かを想って仕事をしない(多分)】


SNS広告の運用にもちょこっと関わっていて、
そういう広告の秘訣として、

「とにかくたくさんの種類の広告を試す。
自分の主観に頼らない。
思いもよらない広告が結果を出すことがある。
先入観を捨てて、とにかく試す。
あとはAIに任せる。」

だそうだ。

一応仕事なので、
そういうスタンスでやっている。
(成果を出さなきゃいかんからね)

そして、確かに、自分の予想に反する広告が
パフォーマンスがいいこともある。
だから、僕よりもAIの方が
いい仕事をしたということになる。

ただね、
これをやり続けると、
きっと広告担当者はお客さんではなくて
AIを見るようになるだろうな。

どんな広告やメッセージが刺さるか
分からないんだから、
とにかくたくさん広告を作って
PDCAを回すことが重要!
ってなったら、
「誰のために仕事をしているか」
なんて考える意味、ないよね。

しかも、色々考えて作った広告より、
どっかからパクってきた広告の方が
パフォーマンス良かったりすると、
もう色々考えるの、馬鹿らしくなるよね。

でも、AIに任せた方が結果は出るかもしれない。
これは非常に悩ましい問題。

広告の成果を最大化するために、
あれこれ考えることを捨てた方がいい…。
もしかしたら、それは真理なのかもしれない。

でも、仕事から
「誰かのことに思いを馳せる」
という過程を奪ったら、
それはもう、人間がする必要のない
仕事なんだろうな。

人間よりもAIが優秀(有利)な仕事は、
確かに存在すると思う。
というか、増えていくと思う。

そんな中で「思いを馳せる」って、
キーワードかも知れない。

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