【人間には「考え直す」自由がある】

僕たちは、自分に起きた出来事に対して、

まず印象を受け取ります。


「いいことが起きた」

「悪いことが起きた」


という感じですね。


その時僕たちは、

「自分にとって」「直接的に」

「どのような影響があるか」

を瞬時に判断しています。


基本的に、

良いことは良いことだし、

悪いことは悪いことです。


病気になったことを「良いことだ!」と

判断する人はあまりいないし、

願いが叶ったことを「悪いことだ!」と

判断する人はあまりいません。


これはある種オートマティックな心の動きで、

コントロールしようとしない限り、

僕たちはこの「心による自動操縦」に従って

人生を生きていくことになります。


別にそれはそれでいいのですが、

時には「良いことの悪い側面」や

「悪いことのいい側面」を見ないと、

うまく対応できない場面や、

乗り越えられない状況や、

心が壊れてしまう状況があります。


その時に、心の自動操縦をオフにして、

脳みその手動操縦に切り替えることができるか。


つまり、一度心が考えて出した答えを、

脳みそで「考え直す」ことができるかどうかで、

乗り越えられるハードルの高さが

変わってくるということですね。


印象や感情が提示する

物事の直接的な意味や影響に縛られず、

思考によって物事の捉え方を変えて、

柔軟に世界に対応できるかどうか。


得意不得意はありますので、

苦手な人は自分1人で考えずに、

そういう頭の使い方が得意な人に

相談するのもいいと思います。

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