【「任されたい」と思う人が伸びる】


伸びる人と伸びない人の違いを
明確にするのは難しいですが、
最近感じるのは、
「この仕事を任される自分になりたい」
と思っている人は伸びるというか、
仕事から逃げないよね、ということです。

誰だって、
新しい仕事や、新しい環境の中で、
自分の力がうまく発揮できなかったり、
求められるパフォーマンスが高くて
クリアできなかったりということは
あると思います。

そんなとき、
「できていない」という現実を乗り越える力が
その人の中から生まれてくるかどうかが、
とても大事だと思うのですが、
その分岐点は意外と
「それができる自分になりたい」
「その仕事を任される自分になりたい」
というふうに、
”自然と思えるかどうか”
なのかもしれません。

「あなたが担当なんだから、
あなたがしっかりできるようになりなさい」
「わかりました、頑張ります!」

これだけでは、
「できる自分になりたいか」が
はっきりとはわかりません。

もしかしたら、
「そもそも、あなたはこの仕事を
任される自分になりたいの?」
と聞いてみて、
「なりたいです」
と即答できないのなら、
仕事への情熱とか、成長意欲みたいなのが
まだまだ弱いのかもしれません。
#大体の人が当てはまりそう

あるいは、
「自分は他の仕事がやりたいんだけどなぁ」
なんて、思っているのかも。

残念ながらそういう人は、
「できていない自分」を
いろんな理由で正当化して、
「できるようになる」ことを回避しようとする。
ほとんどの人は、
今出来ないことが出来るようになるのは
大変な苦労が必要だと思い込んでいるので。
#実際にそうとは限らないのに

なので、
「任される自分になりたい」
と思う人には、ある程度負荷をかけて
「出来るようになる」ための
まっすぐな道を歩かせればいいけど、
そうなりたいと思っていない人には、
「任せられるあなたになると
とってもいいことがあるよ〜」と
動機付けする必要があるのかもしれません。
#外発的動機付けって一番面倒くさいけど

ということで、
特にどこかで習ったわけではなく、
僕の最近の感覚として、
「任されたいって思ってる人は伸ばしやすい」
というお話でした。

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