【信頼を得るための3つの気】



昨日、同友会の集まりがあって、
「コミュニケーションって難しいよね」
というお話になって、
その流れで共有した、
前職の外商員時代に教わった「3つの気」のお話が
わりとウケが良かったので、
共有しておきます。

3つの気とは、
・気が付く
・気が利く
・気に掛ける
のこと。

■気が付く
相手の変化や状態に気がつくこと

部屋にかかっている絵が変わっていたら、
「あれ、絵が変わりましたね。
どうされたんですか?」とか。

体調が優れなさそうな時には、
「お加減が優れなさそうですが、
どうかされましたか?」とか。

そんなことに気づいて、
ちょっと声をかけるだけで、
「自分に関心を持ってくれてるな」
と思ってもらえる。

■気が利く
相手の手間や面倒を先回りして減らすこと

買い物をしていて、
荷物が増えてきたら、
「お荷物お持ちしますよ」とか。

お買い物の時間が長引いて、
ご帰宅が遅くなりそうなら、
「よろしければ夕食のお店を探して
予約しておきましょうか?」とか。

相手の先の行動を読んで、
そこに発生しそうなストレスを
事前に解消してあげると、
信頼度がグッと増します。

■気に掛ける
何もなくても相手のことを考えていること

月に一回は顧客リストを見返して、
連絡できていない人に、
「最近ご無沙汰していてすみません、
何かあればお声がけください」と
メールだけでも送っておく。

最近お会いもしてないし連絡もない人を
ふと思い出して、
何気なく連絡してみると、
「何もなくても自分のことを
思い出してくれるんだな」と
好感を持ってもらえます。

「気が付く」「気が利く」は
ある種の才能やセンスもありますが、
「気に掛ける」は、
顧客リストを振り返る時間を
月に一回確保するだけで誰でもできます。

AI時代だからこそ、
「3つの気」は重要性が高まるかなと思います。
何かのご参考になれば。

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