【割と手堅い未来予想】


Web検索は、新しいBingのように、
AIによってサマライズされた結果を
出すようになります。

ChatGPTは今の時点でデータセットを
リアルタイムに更新する仕様ではないので、
BingやGoogleのような検索サービスは
引き続き利用されますが、
ユーザーがWebページにアクセスする
トータル回数は減ります。
(今までは、1つの疑問を解消するために
何度も検索を繰り返していたが、
AIによるサマライズがその回数を減らすから)

そうなると、SEOのような
今までのPULL型のマーケは難易度が上がり、
事業者の関心はPUSH型のマーケに移ります。

新たな出稿スペースは、
検索を含めたAIサービスの中です。
そこでは、AIへの質問にあわせた広告が
表示されます。

しかし、それだけでは
今までの検索連動型広告の露出量を
確保できる気がしませんので、
検索広告の予算の一部は
SNS広告やOOHに流れると思います。

しかし、ここで問題になるのが、
Twitterが有料アカウントを作ったように、
各SNSが広告収入に頼らない
ビジネスモデルを模索していることで、
これが進むとさらに広告出稿枠が
確保しにくくなります。

OOHも、リモートワークなどが広がって
移動・外出の機会が減っているので、
広告枠を抑えるのが難しくなります。

そうなると、広告以外の方法で
ユーザーとの接点を持つ技術が
一層必要になります。

基本的には、
広告ではないSNSアカウントの運用と
パブリックリレーションズの重要性が
高まると思います。

そこで必要になるのは、今までのように
「いかに興味・関心を引くか」ではなく、
「いかに関係性を構築するか」という視点です。

この変化は緩やかに、静かに、
しかし確実に起きるので、
考え方を切り替えるのが遅れる人が
続出すると思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?