【コンサルタントは滅びでもファシリテーターは生き残る】


コンサルタントと名乗っている僕ですが、
もうコンサルタントとしては
生きていけないことはよく分かりました。

コンサルタントは、
直訳すれば「相談役」です。
クライアントの相談に乗る仕事です。

でも、ただ相談に乗るだけなら
AI.で十分という時代が
もうすぐそこまで来ています。

「そんなことはない、
クライアントの個別の事情に合わせた
的確なアドバイスはまだまだAI.に
代替されることはない」
と言いたい人もいるでしょうが、
しっかりとAIを触ってもそう言えるでしょうか?
僕は、いえません。

いずれ、パーソナルAIというものが出てきます。
iPhoneのSiriのように、
持ち主に合わせてパーソナライズされたAIです。
スマートフォンなどのデジタルデバイスを介した
すべてのやり取りをデータとして蓄積し、
持ち主に合わせたアウトプットをしてきます。

コンサルタントが月に一回の面談で
行うアドバイスよりも高い精度が実現できます。

そうなると、人間のコンサルタントは
AI.にどこでなら勝てるのか?
僕は、「関わり方」でしか勝てない気がしています。

クライアントの悩みや課題を解消する
方法の提示だけなら、
AI.に勝てないかもしれません。

でも、それを解決するプロセスにおいて、
共に戦うということは、
まだAIには簡単に代替されないでしょう。

会議を回すという意味のファシリテーションではなく、
「物事を進める」という意味での
ファシリテーションの力(技術ではない)こそ、
コンサルタントに求められるものだなと
痛感しています。

大幅な戦略転換が求められていますが、
それすらもAIの力で乗り越えられるなと
僕は感じています。

最高にエキサイティングな状況です。
この地殻変動を活かせるかどうかは
僕の事業の大きな分岐点になりそうです。

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