【「うまくいくのが当たり前」にするには】


最近は何となく、
仕組み化とかマニュアル化とか
テンプレート化みたいな仕事が
自分の仕事の多くを占めています。
#マーケターと名乗っているのに

マニュアル化とか仕組み化とかいうと、
「そんなことしたら社員の主体性や
創意工夫が下がっちゃうんじゃないか」
みたいなことを言われる時もあるのですが、
マニュアル化や仕組み化の本質は
「決まりきった枠に人間を閉じ込める」
ことではなくて。

何度も「マニュアル化とか仕組み化とか」
って書くのが面倒なので、
一言で「仕組み化」にまとめますが、
仕組み化とは端的にいうならば、

「いつでも、誰でも、何度でも」
うまくいくように仕事の手順を整理すること。

もっと言えば、
「うまくいくのが当たり前」にすること、
なんだと思っています。

普通なら「うまくいくだけでも難しい」ことを
「うまくいくのが当たり前」にするには、
当然のことながら、
「そりゃ、そんだけやり切れば
うまくいくに決まってるよね」
というような、十分な質と量の仕事をして、
「ここまでやれば上手くいくんだな」
という手応えを掴む必要があります。

それをやらずに、机上の空論で、
「こんくらいやっとけば、上手くいくでしょ」
という仕事を仕組み化したところで、
それは

「上手くいくだけのことをやらない仕組み化」

になるので、何回やっても生み出されるのは
「上手くいかない」という結果だけ。
#必然

だから、やっぱり
「上手くいくのが当たり前」の仕組み化をしたいなら
圧倒的にやりこんで、
「上手くいくには、ここが最低ラインだよね」
ということに絞り込んでいかないといけない。

だから、仕組み化の仕事が立て込んでいる
ここ最近は全然家に帰れません(苦笑)

しかも、やってもやってもやり足りなくて、
ローンチしてもそのあと膨大な修正が生まれて、
それをモグラ叩き的に潰しまくって
整形していく仕事が待っているので
心は全く踊らないわけですが…。

でも、そうやって作った仕組みによって
「上手くいくのが当たり前」になれば、
その組織はものすごく楽になりますよね。

それを目指して、実務をこなしながら、
自分でその仕事の感覚を掴みながら、
「ふむふむ、なるほど、こうしたら上手くいくのね」
と学びながら、
それをどのように仕組みに落とし込むのか考える日々。

そんなこんなでできた仕組みを、
組織が活用できたなら、
「最低限やらなきゃいけないことを
やらなかったせいで失敗する」ことを防ぎ、
「やらなくてもよかったことに
ものすごい時間をかけてしまう無駄」を省き、
「純粋にやるべきことに集中して
仕事の質を上げる」ことができると思う。

だから、リソースが足りない組織ほど
仕組み化でリソースの無駄遣いを減らして、
本当にやるべきことにリソースを集中して
一点突破していけるといいんじゃないかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?