【AI時代の人間力とは?】


さてさて。
連日AI関連の投稿ばかりだけど、
もう仕方がないと思っている。
それくらいにパワフルなツールであり、
いろんなことをドラスティックに変える
可能性を秘めているんだから。

ところで、
あれもこれもAIに任せられるとなったら、
「人間は何をすればいいの?」
という話が出てくる。

究極を言えば、
何もすることがないなら何もしなくていい。

でも、別にAIは人間ができることを
全てできるわけではないし、
そもそも出してくるものも完璧ではなく、
人間が直して仕上げるのは必須。

それに、自分がやりたいことを実現するために
完璧なタスクリストを作ってもらっても、
それを実現するのはやっぱり自分なので、
「何を実現したいのかを決めること」と
「それが実現するまで頑張ること」は、
引き続き人間にしかできない。

そう表現すると、
やっぱり人間がやることはまだまだあるな、
という感じがする。

逆に言えば、
「実現したいことを決める」必要もなく、
「実現するまで頑張る」必要もないことは、
AIがやってくれるので、そこは手放していい。

「夢を描く」「そこに向けて走る」
それに集中できるなんて、
面白い世界だなと思う。

ところで、そんな世界に、
僕たちに必要とされるのは
どんな力なんだろう?

人間にしかできないことをやる力、
これを「人間力」と呼んでもいいなら、
これからは「人間力の時代」になる。

では、人間力をどう定義しようか?
それは、
・夢を描く力
・実現に向けて頑張る力
に大別できるだろう。

前者は想像力・創造力とか
今風に言うならビジョンメイキングなんて
言葉が当てはまるかもしれない。
それらを使って、他の人の心を動かし、
仲間を集めたりする力が必要。

では後者はというと、
これは色々な課題や困難を仲間と一緒に
乗り越えていく原動力、
リーダーシップあるいはフォロワーシップ、
ファシリテーション能力、
メンタルタフネスなどがあるかもしれない。

少し抽象的にまとめるならば、
・人の心を動かす力(思い)
・人を実際に動かす力(思い)
という人間力を持つ人が、
今以上に貴重になってくる。

じゃあ、そんな人間に
どうしたらなれるのかと言えば、
自分らしくいるだけでいいんじゃないか。
自分の妄想や夢に正直であることが、
今以上に大切なことになるんじゃないか。

今から採用するなら、
「言われたことを上手にできる人」より
「やりたいことを見つけて、最後までやり切る人」
の方がいい。

あるいは社員を自己開放させて、
自分に素直な振る舞いが賞賛されるように
組織を変えていく必要がある。

そんな組織変革をもたらすサービス、
作る会社出てくるだろうなぁ。

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