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【通信制·単位制高校】自学自習


たった2回の授業で一つの単位を終わらせる?

最初はイメージがわきませんでした。

通信制高校の学習は自学自習が基本です。
科目にもよりますが、例えば今期の歴史総合という科目。
レポートは6回分で対面授業は2回です。
教科書に音声授業と授業のまとめが付随しており、
それらを使いながらテスト問題のような回答方式で
レポートを完成させます。

中学で勉強から遠ざかっていた娘。
まず、教科に向き合えるか、
心配でした。
前提知識がなく、教科書を読むだけでは
理解できないこともあります。

やってみると
たった2回の対面授業でも、
やっぱりあったほうがよかったです。

歴史総合という科目は、
1回目の授業では入学したてのときでした。
学校も勉強も不安な中、
先生の自己紹介を詳しめにし、
教科についての説明をし
なじみのない教科や先生に親しみをもたせてくれました。
その先生とのやりとりになるので、
家で勉強していても
「わからなければあの先生に聞ける」
と思いながらなんとかやれているようです。
レポートもすればすぐにコメント付きで返ってきます。

毎日は通えない体調。
だからこそ1回の授業を大切にする
という意味が分かりました。


この教科は、高校の教材と
レポートの範囲のNHK高校講座の歴史総合の動画を見ることに
しました。
一つのレポートを完成させるのに3〜4時間(複数日かける)ほどかかることもありますが
うまくやり方を作れた方だと思います。
(同じ学年の保護者さんは2時間くらい、や、サクサク進むなどと仰っていて人や科目によりそれぞれです)

親としてできることは、
この教科はどうやって進めようか?
というときに、
嫌そうでなければ
一緒によさそうな動画などを探したり、
一緒に調べてへ~と面白がったりすること
ぐらいです。

NHKの高校講座は
誰でも見られてなじみやすいのでありがたいなぁと思います。

歴史総合は新しい科目なので
私の学生の時と違った切り口で、
ここの歴史の流れを私たちは学ぶべきなのね!
と感動しています。

通信制高校で、大学受験などに使わないかもしれない科目を
どの程度勉強するのか、はこれからも悩むと思います。
でも、「いらない」とは即答できないのではないかな、と思います。
人生を豊かにするもの。
全日制の高校に行けば、
無自覚に得ることができたかもしれない(得なかったかもしれない)
知識や技術。教養?
同じようにはいかなくても
少しでも家で、触れられる手伝いが出来たらいいな
と思います。
本人の希望に応じて、体調と相談しながら。

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