日本アニメ

好きなyoutuberが好きな厨二病アニメTOP10を紹介していた。

人を楽しませるプロの人たちが必死で作ったエンタメ作品を見て、自分の感情が動いた体験をしないと面白い作品は生み出せないでしょう。エンタメ作品を見ることは勉強だ。と断言していた。このセリフを聞いたとき胸が打たれると同時に、アニメを見る理由が出来てしまった。

私が学生の頃はアニメオタクが軽蔑されている時代だった。ある知人がエヴァのキャラである綾波が載ってる缶コーヒーを持っているだけでオタクの烙印を押されバカにされていた。アニメを見たこともないのにダサいと見下し絶対見るもんかといつの間にか心決めていた。その数年後、エヴァを見たがめちゃくちゃ面白かった。とは言っても他のアニメはほぼ見ることなくここまで来てしまった。小説や漫画は良いものと決めつけ時間を作って読んでいた。アニメやゲームは時間の無駄という考えがどこかにあったのだ。

アニメは日本が誇る文化であり、人を楽しませるインターテイメント。人を楽しませる能力を強く欲している私にとって見ないわけにはいかないという信念ができた。トップ2にランクインしているソードアートオンラインを選びアマゾンプライムで検索すると無料で見れる。すごい時代だ…。

ただ、今は資格の勉強中だ。時間の優先度は完全にこっちが高く、アニメは食事中のついでに見るだけに留めることを決めた。見始めると、まぁ面白い。世界観はオンラインゲームの仮想空間の話であり私の日常とは全く違う。しかし、人間の感情面や考え方がめちゃくちゃリアルだった。逃げたくなる気持ちや負の感情の生み出る過程が共感してしまう。憧れの世界と共感の精神性が人を虜にするのかもしれない。食事中だけと決めた物知らずの私を罵った。めちゃくちゃいいところで毎回終わるのだ。これで終わりと言い聞かせて「次のエピソード」を当然のようにクリックしていた。アニメを見ていると不思議と心が安らぐんだよな。何故だろう。

ソードアートオンラインを見たことを何人かに話すと、驚くほどみんな見ていた。アニオタの知人にソードアートオンライン見たことありますか?と聞いたときは「当たり前ですよ!!」とトーンを上げて怒られた。知らない世界では常識というべきアニメだったらしい。そのアニオタから「あの日みた花の名前を僕はまだ知らない」を見てアニメの世界に没頭した、いう話を聞いた。正直、これが怖かった。はまってしまい丸一日アニメを見続ける日々を送ってしまうのが怖かった。だからこのアニメは見ないようにしていた。もう足を踏み入れているのに認めないでいくつかのアニメを見た。ふと、共通しているものに気付く。どのアニメでも、家族、仲間、友人、恋人などの人との繋がりや絆が大切と訴えている。そして人はこれに感動する。強い絆に涙する。みんなこれを求めているのかもしれない。

今日はアニオタに教えてもらった「あの日みた花の名前を僕はまだ知らない」をおそるおそる一話だけ見た。気づいたら、泣きながら最終話まで見終わっていた。

私は人を楽しませる能力が欲しいと強く思う。まだ私はアニメにはまっていないが、ここまで人を楽しませるエンタメを見て勉強しなくてはいけない。さて、次はどのアニメを見ようかな。


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