見出し画像

個人的お気に入りシーン 2020


唐突に、私の好きなアニメのシーン(2020年版)について語ろうかと。

2020年と言いつつそれ以外も混ざってます。

あとジャンルが偏ってます(最初以外全部シンカリオン…)


ネタバレありなので苦手な方注意。













・「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」2話より

画像1

「その日から俺は… 騎士王となった」


正気を失い暴走する森羅を止めるべく、アーサーがエクスカリバーを手に戦う。

その最中、彼は己の過去を語り出した。


幼少期は両親の仕事の失敗で困窮した生活を送っていたアーサー。

それでも両親とは仲良く暮らしていたが……


ある朝、目を覚ますと両親の姿がなかった。


残されていたのは、1枚の置き手紙。

そこに書かれていた「今日からお前が王だ!!!」という父の言葉を信じ、

アーサーは「騎士王」を称するようになった。


なんとも辛い……(´;ω;`)

それでも「自分は親に捨てられた」ではなく

手紙に書かれていたことを信じて「その日から俺は… 騎士王となった」と前向きに解釈している彼の心の強さが尊い……

こんな重たい過去があったことに衝撃を食らいました。



・「新幹線変形ロボ シンカリオン」59話より

画像2


「正直に言うと、冷静でいようとすることで必死だったんだ 

 親父の死に関係ある人物と相対したとき、冷静でいられる自信がなくてな…」


敵対する「キトラルザス」の親玉となっていた「超進化研究所」所長・八代イサブロウ。

対話での解決を試みるも本人から拒絶され、交戦を余儀なくされてしまう―――

特にリュウジにとっては、超進化研究所で働いていた父の死にも関係する人物。

複雑な思いを抱えつつも、かつて自分と深く関わっていた人物と戦うことに思い悩む皆を気遣うが……本心では不安で仕方なかったことを、後に語った。


リュウジ君そういうとこやぞ

重たいシーンだけど、ぐっときてしまう(それと萌える←)

辛いものを背負いながらもみんなの気持ちを優先させ、

一人で苦しみを抱えて頑張るリュウジ君……ほんとに良い子だ。

彼の秘めている優しさと思いやりが尊いのですよ



・「新幹線変形ロボ シンカリオン」74話より

画像3


「お願い どうか…」


本来、秘密裏の存在であるシンカリオンと超進化研究所。

しかし「キトラルザス」の一人であるキリンが「ブラックシンカリオンオーガ」で都庁を攻撃したことにより

ニュース映像に映り込み、大々的に報道されてしまう。

その煽りでシンカリオンと運転士にも危機が迫るが…


「もうばれちゃったんだから、いいよね?」


アズサが、この状況を逆手にとり自身のシンカリオンについて記録した動画を公開し、

みんなにシンカリオンの存在を認知させ、応援してもらうことに成功した。


…今年は本当に「ネットでの誹謗中傷」が話題となった。

ネットといえど傷つくことをされたら誰だって嫌だし傷つく。

それならこのアズサのように、誰かを笑顔にするネットの使い方をしたいと願うばかりです。

「ネットってのは使い方によってはこんな良い風も起こせるんだな…」と思わされました。


・「新幹線変形ロボ シンカリオン」59話より・2


画像4

「夢とはあればあるほど、持てば持つほど辛く厳しいものだと思うのです」

シンカリオンが生まれた背景には、犠牲や壮絶なものがあった。

リュウジから聞かされた現実に、ギン&ジョウ「もっと夢のある物だと思ってた」と嘆くが……

「夢がある事自体がシビア」と語るタカトラ


…彼は幼い頃、父の料理人としての姿に憧れ自身もその夢を志す。

しかしその修行はとても厳しく、料理なんてとてもさせてもらえず。

学校の先生は「夢」にまつわる授業で「夢を持つことは素晴らしい」と語るが、タカトラはその言葉に一人違和感を感じる。

夢の素晴らしさを語ったけれど、夢を持つことで生じる困難に触れなかったことに対する疑問だった。


メチャクチャ深い。ぐっとくる……

思い通りになんて、なかなか行かない。

困難とか、心が折れるような悲しい出来事とか、生きる事に疲れてしまったり……

子供向けアニメでそういった「生きる上での困難」を描写するってすごいよ。

そういうのを伝えていくのも大切なこと。


・「新幹線変形ロボ シンカリオン」68話より


「俺は速杉指導長や三原指導長みたくなれるんでしょうか?」


将来はホクトパパや、フタバさんのような指導長を目指すリュウジ。

そのため鉄道知識を深めようと奮闘するも、全くうまく行かず落胆する。

こんなにうまくいかないようで憧れている人たちのようになれるのか、

フタバさんに問うと、彼女から返ってきたのは


「なれないんじゃないかな」


彼女は幼い頃、夢も好きな物も何もなかったが天才肌で人気者の幼なじみである倉敷ヤクモに憧れ

追いつこうと必死で勉強した結果、脅威の頭脳を手に入れた。

しかし今のリュウジはあの頃の自分とは違い、打ち込める物がある。

そういった違いから「リュウジ君は私みたいにはならない」と、それぞれの違いを教えてくれた。


私も人とよく比べて落ち込んだり、自分のダメさを痛感する。

「この人には出来ることがなんで自分には出来ないんだ!」と。

でも、思えばみんなバラバラだしその人も私と違うもんね……

みんな違うし決して誰かと同じにはなれない。

そのことを教えてくれたフタバさん…はっとさせられた。




…これからどんな名シーン・名台詞との出会いがあるのかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?