見出し画像

子どもが不登校になったこと②

長男が小5の夏休み明けから学校を休みがちになった事で、私の毎日はガラッと変わった気がした。
きっかけのひとつとして、友達関係があった。
5年の4月、新しいクラスになってから、ちょっかいをかけてくる男の子が居て、その子のことで悩んでいたのだ。
その子が、何もしていないのに叩いてくる。
どっか行けと言ってくる。
毎日そのような事を言っていたのだが、その子は仲良くしたいんじゃないのかな?やめてって言ってみた?
そんな会話をしていたが親として学校に言う、と言うのもなんだかなぁ、とそのままにしてしまっていた。
ただ頑張って、負けないで、では子どもながらに辛かったかも知れない。
毎日のイヤだ、イヤだが重なると子どもだといえ、心が辛くなるのだ。
ただその時はどうすればいいかがわからず、毎日ひたすら学校に行けるようにするにはどうしよう、その事ばかり考えていた。
学校が休みの土日になると息子は少し元気になる。
みんなも休んでいるからだ。
休んでいてはいけないという事はわかっているのに、体が固まってしまう毎朝のツラさは大人の私にもだんだん痛いほど伝わってくる。
一緒になってワーワー泣いた日もあった。

一体何が間違っていたんだろう、私が悪いんだろうか、今までの子育てが全て間違いだったのか、離婚した事がダメだったのか…答えの出ない自問自答を繰り返す日々。

こんな日がどれだけ続くのか…私はこの子に何と言って、どう接していけばいいのか。
頭を抱えて小さくうずくまっている自分が思い浮かんでくる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?