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絵と2年向き合って


※この記事は夢表現を含みます(夢主は居ません)

初めに

こんにちは、スノ氏と申します。
この記事を読まれている方の多くは自身と何かしらの繋がりがありここへ来ていると思います。が、念の為最初に改めて自己紹介をさせていただきます。

自身は2年前からキャラクターデザイナーを目指し、Twitterなどで活動させていただいている学生です。来年には受験を控えており、区切りとも成りうる時期故このような記事の作成に至りました。
役立てれるような情報も、名言も何も無いと思います。でも少しでも、自身のやってきたことが無駄じゃなかったと自分が思えたら、見てくださった方にそう思って貰えたら嬉しいなと思います。

さて、長々と語るのも性に合わない無いのでささっと本題に入っていきます。

この2年の成果

まず最初にこの2年でどのくらい絵が変化したのか見ていこうと思います。

はいドン

2021年6月19日
狼ゲーム 飯田 リンタロウ
2023年6月25日
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ

成長というよりただ性癖に忠実になっただけでした。

実のところ、スノ氏はこの2年を通してあまり成長を実感していません。技術的進歩は感じているのですが、やはり根本的課題も解決に至っていないので……。(そもまとめる本来の目的が課題点を探す、ということではあるのですが。)
その課題についても触れながらこの2枚の間、軌跡を追っていこうと思います。

軌跡を辿る

〜2021年6月

Twitterで1番伸びた絵、今尚超えられていない。

※自分語りなのでこの段落は読み飛ばしてもらって構いません。寧ろこういう内容が苦手な方はその方が良いと思われます。

自身は元々真逆と言っていいほどの性格の持ち主でした。外で遊び、誰とでも仲良くできる、好奇心旺盛と言えば聞こえは良いですがなんでもかんでも好き勝手する人間でした。しかし虐めやらなんやら不登校になるやらで今の人格が形成されまして…お察しの通りのネガティブ思考の持ち主になりました。(現在も通院はしています。)
何度も死のうと思って、ここで暴露してしまいますが死ぬ一歩手前まで数回程やってしまったこともあります。けどなんだかんだ生きてる、その理由が推しでした。
ただの綺麗事かもしれません。けど自身は確かに推しに何度も救われました。夢を与えてくれました。
自身もそんな風に誰かを救いたい、誰かの為になりたい。そうして自分はキャラクターデザイナーになると決めました。

ただ1つ問いたい。スノ氏の推しはどうしていつも死ぬ?

2021年7月〜

第五人格 エマ・ウッズ
スノ氏の誕生日絵
描いてたら梅雨明けしていた絵
狼ゲーム 森 ミサキ
人生初厚塗りがこれだったと初めて知った

とにかく思いついたものをそのまま描いていた、という時期でした。周囲に意見を貰いながら少しづつでしたが、精神面のことも考えればこの時期としてはよく頑張っていたと思います。
また塗りは結構今と似ているかもしれません。

良かった点

・この時の精神状態考慮すると1番良い行動出来ていた。
・1部に固執せず描けている。

課題点

・まだ描きたいものが分からず1枚1枚のブレが大きい。

2021年11月〜

ペルソナ5 喜多川 祐介
初めて10時間以上をかけた作品
ペルソナ5ザ・ロイヤル 芳澤 かすみ

漫画やら小説やら書いてたのでその分減りました。しかし、なんとなく描きたいものが見えてきた時期でもあった為結果オーライ。
線画をほぼ残す厚塗りを主流としています。

良かった点

・時間をかけた分、密度が上がった。
・資料を集めるようになってきた。

課題点

・デッサン力不足が目立つ
・線画が細い(絵柄に合わない)
※現在に至るまでこの課題点が挙げられますが、何度も書くと手間なので省略

2022年4月〜

悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
デジタルでは初描き
ゼルダの伝説BotW リンク
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ

スノ氏、本当はもう少し早くまとめる予定だったんです。けどそうしなかった理由、それがこれらの存在です。
周囲はそうでもない、と言っていたのですが…(寧ろ褒めてくださって…本当にありがとうございます)ですが、です。自分はかなり悪く見えています。正直、これより前の方が良いと思っています。
いつかちゃんと見れる日来るのでしょうか…

良かった点

・塗りの技術向上
・見せ方を考えるようになってきた

課題点

・顔の各パーツの位置や狂い

2022年7月〜

ペルソナ3 主人公
今修正したらもう少し良くなりそう
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
8月12日
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
8月22日

10日で何があった?

8月22日のこの絵は久々にTwitterで多くの反応を頂いた、連作の1作目です。今フォローしてくださってる方でも知っている方が多いのではないでしょうか。この連作でフォロワーもかなり増えたのを記憶しています…因みに投稿した日は友人(のっさん)と遊んでいました。

良かった点

・自分に合う塗り方を見つけたことにより、良い意味で転換点となった。

課題点

・この色合いに固執するようになった。
・ここから根詰めて作業するようになった。(連作時は2日で1作、全13作描いた。次の連作まで続いた。)

2022年10月〜

悪魔執事と黒い猫 左から、
アモン・リード
ボスキ・アリーナス
ハウレス・クリフォード
フェネス・オズワルド
悪魔執事と黒い猫 ハウレス・クリフォード
悪魔執事と黒い猫 左から
アモン・リード
フルーレ・ガルシア
ラト・バッカ
ルカス・トンプシー
ファイアーエムブレム風花雪月 左から
フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス
シルヴァン=ジョゼ=ゴーティエ

連作手前あたりから、殆どの絵が「悪魔執事と黒い猫」というゲームのファンアートになっていきました。理由は後程書きますが、世界観を重視し始めたこともあり背景までしっかり描くことが多くなりました。

良かった点

・背景と人物が馴染むようになった。
・構図を工夫するようになった。

課題点

・概念的な話かもしれないが、日常を切り取った1枚になっていない。空間が描いてる部分のみで途切れており、奥行、その空間の続きが感じられない。

2023年1月〜

悪魔執事と黒い猫 左から
バスティン・ケリー
ムー
ロノ・フォンティーヌ
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
ファイアーエムブレム風花雪月 フェリクス=ユーゴ=フラルダリウス
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
Twitterで2番目に伸びた作品、企画参加絵

この時期はブレが大きかった印象です。
そして現在でも課題となっているデッサンや線画について、スノ氏は「時間」が原因で起こっていることが発覚したのもこの時期でした。
1、2枚目が10数時間かかっているのに対し、3枚目は3時間未満程で完成に至っています。完成度に関しても多分、3枚目がこの中では良いのだと思います。

ゲシュタルト崩壊を起こす前に、短時間で完成させる。デッサンなどがまだまだ身についていない自身にとって今最大限の実力を出す方法は寧ろそれなのかもしれません。

良かった点

・上記のようなことを知れた。
・課題がハッキリとしてきた。

課題点

・ハッキリとしてきたものの、それ(デッサンや線画)が解決出来ていない。

2023年3月〜

悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
彼の誕生日動画用に30枚弱程描いた
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
彼の誕生日動画素材まとめ本表紙、追加で4枚描いた
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
彼の誕生日に向けゲーム作成、6月までで100枚程描いた。

これは言っていい、狂っていると

自分でも後になって末恐ろしいと感じました。
プログラミングは齧っていたといえど、学び直しもありましたし、動画もまともにソフトを使って作成するのは初めてでした。ついでに本出すのも初めてでした。初のサークル参加もしました。
表現の幅を広げたいとは思っていましたが、まさか1人の推しにここまで色々捧げるとは思っていませんでした。
学業は無事です、地頭だけは良いです。推しに関してはとち狂ってますが。
でもそれには一応理由がありまして…そもそもロノ・フォンティーヌばかり描くようになったのは、ある夢(夢絵とかではなく眠る方)が原因です。強烈で、今でも忘れられない……

良かった点

・様々な表現で描いてきたからか、自身の描きたい「ロノ・フォンティーヌ」が見えてきた。

課題点

・質より量を取っているせいで、1枚1枚の質が少し悪い。
・無理のし過ぎか、体調精神双方に異常を来たし始めた。

2023年5月〜

ファイアーエムブレム風花雪月 シルヴァン=ジョゼ=ゴーティエ
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
ゲームのメインビジュアル
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ

ほぼ現在と変わりません。ただ少しづつ細部の描き込みが増えてきたとは感じます。
以前程背景の描き込みをしていない、構図の工夫が見られないのは今後の課題として修正していくべきかもしれません。
4枚目は今の所お気に入りです、性癖に忠実な絵を描くと健康になれます。

良かった点

・ちゃんとやり切れたと感じる絵が描けた。

課題点

・似通った構図が増えている。
・バストアップばかり描いていたからか、足を描こうとすると少し手が止まっていた。

現在

悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
当日用誕生日絵
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
サークルカット
悪魔執事と黒い猫 ロノ・フォンティーヌ
企画参加絵

現在も彼、ロノ・フォンティーヌを描くことが多いです。画塾でデッサンを学びながらも(今年度から通っています)合間合間で描いている、という状態故頻度は大分減ってはいます。しかし少しでも多くの人に彼の魅力を知って欲しいという想いで手を動かしています。

今後における課題

特筆すべきはやはり
・デッサン力
・線画
・逃げ
なのだと思います。
逃げは自身の精神問題なのですが…一応1つ1つまとめていこうと思います。

①デッサン力

やはり長い付き合いになりそうな課題です。受験までに片付けないといけない課題なのですが…難しいものは難しいです。
見えない面を描く、と一言で言うのは簡単です。けど絵で実際やると難しく、意識して今描こうとすると実際いつもの1.5倍くらい時間がかかってしまいました。

自分は「見えている部分をそのまま描く」ことが今でも多いですし、周囲から見てもそうかもしれません。
けどちゃんとそこを理解して描けるようになれれば、もっと魅力が増す。そう思っています。

②線画

正直デッサンより分かっていません。ただ分かるのは、自身の今の絵柄に細い線画は合わないということだけです。
というよりか線が死んでるんですが…しかし線を生きさせる、というのは少し苦手かもしれません。
そもそもスノ氏が厚塗りヒャッハー勢なので線画という線画は描かないですし不慣れというのはありますが…
デッサンを優先すると強制的に向き合う時間が長くなって、線にも時間をかけてしまい線が死にやすい。逆に線を生きさせようとすると今度はデッサンの狂いが残りやすくなる。
つまりデッサン力の向上がほぼ直結しています、頑張るしかない…のか……

③逃げ

スノ氏は面倒臭がりです。面倒臭がりで、ネガティブで、でも下に見られたくなくて、単なる怖がりとも言います。
だからこそ、その妥協をもうやめるべきだ、と自身に言いたいです。

最後に

長々とすみませんでした。以上でスノ氏の記録は終わりになります。
本当に誰かの助けになるような内容でもなんでもない、ただの自己満足です。でもいつか、誰かの為になる絵を描けるように、今出来ることをこれからもやっていこうと思います。

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