2.43 清陰高校男子バレー部 春高編①

文庫発売おめでとうございまーす!!

単行本で何度も読んだ春高編。
推しに出逢えたかけがえのない一冊なので、文庫化を機にさらに沢山の方に読んでもらえたらいいなぁ…。
そして、願わくば、浅野推しが増えてほしい…!
推しについて共に語り合いたい…!
そんな邪な願望を抱きつつ、春高編①(文庫版)の感想です。

■景星学園主将浅野直澄(推し!以下、直澄くん)

私が直澄くん推しになったのは春高編②なのですが、春高編①でもかなり出番がありまして。
スパイクしたりセットしたり、ツーもしていて。
主将でチームメイトをまとめて、春高バレーの選手宣誓なんかもしていたり。
泣いたり、なぐさめられたり、なぐさめたり。
勝ったり、負けたり。

①だけでも推しが最初から最後まで大活躍するのですが(※あくまで個人的感想です)、①でも描かれた高1の「何もできなかった」インハイをきっかけに、スパイカーとして、時にはセッターとして、そして主将として強くなっていく、という推しの物語が春高編です(※あくまで個人的感想です)。

春高編②が発売前なので、ネタバレを避けながら書きますが、壁井先生の直澄くんへの愛は並々ならぬものがあると感じるのです…。

先生、直澄くんに力入れすぎや…めっちゃ好きになってしもたやん!

弓掛くんが直澄くんを度々羨ましがっているけれど、たとえ苦しい道でも私は弓掛くんみたいにまっすぐひたむきに進んでいく方が幸せだと思うし、涼しい顔して何でもできる直澄くんが実は屈折した想いを抱えながら何度も壁にぶつかりながら誰にも弱さを見せずに頑張っていくーー。見ていて辛いものがあるのですが、だからこそ大好きという(笑)。くっせつしたひと、だいすきです!
春高編②を読んだあとまた推しについては語りたいと思います。


■三村くんと越智くんの会話から勝手に読み解く、弓掛くんの強さ
三村くんが越智くんに、できれば人をよろこばすようなバレーしたいと夢を語るシーンがあるのですが、これを読んでふと、弓掛くんの強さの原動力ってなんだろう?と考えたのです。(突然!)三村くんも沢山の人の願いとか想いを背負って強くなってきたわけで、では弓掛くんは?自分の置かれている境遇が弓掛くんの強さの原動力になっているのでは?これが、この先も彼を強くし続けるきっかけなのではないだろうかと。
next4yearsが連載中ですし、特に弓掛推しさんたちには辛いターンだと思うのですが、諦めない限り、まだまだ彼はきっと強くなる。きっと強くなりますよ…!

そんな清陰高校vs箕宿戦ですが、面白かった!やっぱりここもアニメ化しません?
あの必殺技のブロックとか。伊賀くんのリベロとか。弓掛くんの強さとか。箕宿相手にチカちゃんがどうゲイムメイクしていくのか、いろいろと映像でみたいなぁ…。

三村くんが、川島くんの試合を見ているシーンはなかなか辛いものがありますね…。チームのために頑張りたいのに、未来のために守られて、頑張ることができない。
2.43の世界は、本当に残酷で、でも、優しくて。泣きたくなるほど大好きです。


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