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練習問題解答編①

 問題を確認したら、早速ですが、解答していく。

練習問題①
VS秘術ウィッチにおいて、次の盤面で最善手をとってターンを返しなさい。ただし条件は、以下のものとする。

<自分の手札と情報>
・ジャンヌが1枚
・諜報員が1枚
・断罪が1枚
・ベルディリアが1枚
・花少女が1枚
・令嬢が1枚
・アズヴォルトが1枚
・デッキに諜報員2枚、アイテールが3枚,アポストルがデッキに1枚
・エルヴィーラのバフ済み

<相手の状況>
・相手の残りEPは0
・相手の手札にはエンペラーゴーレムが1枚
・相手のゴーレムカウントは先攻6ターン目終了時7である
・今盤面にあるエンペラーゴーレムは1枚目である

解答


①諜報員を1枚プレイ→進化
②2枚目の諜報員をプレイ
③断罪の祈りでエンペラーゴーレムを選択し消滅させる
④令嬢をベルディリアに融合する
⑤ターンエンド

考え方

 まず、選択肢として、2種類挙げられるだろう。1種類目が解答の通りである。2種類目は、令嬢+ベルディリアで盤面を全て除去するといったプランだろうか。後者がダメな理由は、リソースを確保することができたとしても次の返しのターンにジャンヌを走らせることができるが勝ちに直結させることができない。
 前者の場合、次のターンの相手の攻撃に耐えられるかについて、書いていく。相手のターン開始時相手の盤面には6打点残っている。キープしている相手のハンドにエンペラーゴーレムが1枚確定しているので、それを使うために土の秘術をおいてから、エンペラーゴーレムをプレイする。前のターンに調べてゴーレムカウントは7であるため、このターンには9になる。したがって9+6の打点しか出すことはできない。(下部の画像参照)

 返しのターンでは、公開情報より、手札のジャンヌ、花少女、ベルディリアで走ることができるため勝ちである。

ポイントまとめ

・カードの使う順番(回復する順番)を間違えない
・次のターンの相手の最高打点を相手ターンにあらかじめ計算しておく
・次のターンの動きを想定してカードをプレイする

 カードを使う順番を間違えていると、今回の正解の盤面になることはない。例えば、諜報員を出す前に断罪を打ってしまっていると回復量が足りず、次のターン開始時にエンペラーごレームによって処理されてしまう。
 次のターンの相手の打点は相手のターンに考えろということなのだが、相手がプレイしている間に相手のプレイカードを見ながら考えるということである。自分のターンといった限られた時間内では、こういう自分の回復量などを計算するので手一杯になるだろう。自分の時間を有効に使うためにも相手のターンという時間も有効活用することが賢明である。
 次のターンの動きを想定してとあるが、自分は次のターンにジャンヌで走ることができる準備をした状態でターンを返している。また、この問題の盤面になるように想定して前のターンに動いている。

 これは後攻5ターン目、つまり問題の一つ前のターンである。本来はここから問題を出そうと考えていた。

終わりに

 問題の難易度としては、比較的易しいものを用意してみました。次はもっと難しい問題がいいという要望がございましたら、X(Twitter)のDMにて受け付けています。

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