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DTMを始めるのに必要な「オーディオインターフェイス」とは?

僕は趣味でDTMを始めて7年くらいになります。

趣味なんで完全我流ですが、曲を完成させて音楽配信サイトにアップしたりと、ある程度使いこなせるようになりました。

DTMを始めるにはまず「オーディオインターフェイス」という機材が必要です。

僕も最初は「それ何よ?」というところから始まりましたが、何も知らない人がいきなり始めてもなんとかなるよ、ということが伝わればと思ったので書いてみます!

オーディオインターフェイスって何?

オーディオインターフェイス(以下AI/F)はざっくり言うと、「パソコンにマイクやギターなど楽器の音を取り込む」ために必要なものです。

なぜこれが要るかというと、楽器を直接パソコンに挿したら聞けたものではないような音質になるからです。楽器のアナログ音声をデジタルに変換してくれるいわば変換器の役割なんですね。これは入力だけでなく、パソコンからスピーカーなどに音を出力する場合にも言えることで、この場合逆にデジタルをアナログに変換しているということになります。

最近では動画配信などで使っている人も多いですよね。

DTMをするにはDAW、つまり音楽制作ソフトも必要ですが、なんとAI/Fは多くの場合買うとソフトも一緒に付いてきます!

ちなみに僕はDTMを始めるためにMacを買い、その時にLogicを入れてしまったのでそのままずっと使ってます。

オーディオインターフェイスの選び方

いざAI/Fを探すとなっても、多くのメーカーから多くの種類の機種が発売されているので、どれを選べばいいのか困りますよね。僕も最初そうでした。

機種を選ぶ時の基準としては、ざっとこれらのものがあります。

  • 値段

  • スペック(入出力数や端子の形状)

  • 互換性

  • 接続方法(USBかThunderboltかなど)

  • 付属DAW

  • 見た目

この中でまずチェックが必要なのは互換性です。自分のPCのOSに対応しているかどうかですね。Windows、Mac両方に対応しているものもありますが、どちらか一方にしか対応していない場合もあるので注意です。

さらにiPhoneやiPadで手軽に音楽を作る人用に、iOS対応のものもあります。僕もMacを買う前は、iRigというiOSに対応したAI/Fを使ってiPhoneでちまちま曲を作ってた時があります。

入力数、端子の形状はどんな楽器を使うかによります。マイクの場合は、XLR(キャノン)端子、ギターやベースは標準フォン端子が必要です。ただ、このどちらにも使えるコンボ端子がついているものがほとんどなので、それよりかはどれだけついているかを見た方がいいでしょう。例えばバンドメンバーで同時に音を出すとかだと1口や2口じゃ足りないでしょうから。

またコンデンサーマイクを使う場合は、「ファンタム電源」が搭載されていないと給電できないのでチェックした方がいいですね。

僕はどういう基準で選んだかと言うと…

・値段
・Macで使える
・ギターを録りたい

これだけです!

強いて言うなら、僕はギター弾きなので「Hi-Z端子」モードが付いているものを選びました。ギターやベースは一般的な入力端子に直接挿すとノイズがのりますが、Hi-Zにすれば直挿ししても問題ありません。

僕が長年愛用しているのは、RolandのRubixシリーズです。

ずっと使っていた旧モデルのドライバが動作しなくなったので、途中この新しいモデルに買い替えましたが、値段も手頃で音質も問題ないため特に困ったことがなくずっと使ってます。

おすすめのオーディオインターフェイス


初心者におすすめな機種をいくつかピックアップしておきます!


Steinberg / UR22C 

コンボジャックが2つ、ファンタム電源の供給可能、Hi-Zも備えて2万を切るので、最初はこれにしようと思いました。初心者には定番ですね。付属DAWはCubaseです。


Focusrite / Scarlett 2i2 3rd Gen

Focusriteのこれも大体おすすめのトップに上がっていることが多くて定番ですね。SteinbergのUR22C同様、2コンボジャック、ファンタム、Hi-Z搭載。付属DAWはAbleton Live。


MOTU / M2

プロ仕様のクオリティでこの値段!ということでこれも最初迷いました。
これは2in-2outですが、4in-4outの上位機種M4もあります。
LCDのフルカラーディスプレイで出力状況を確認できるのが特徴。

Ableton LiveとPerfomer LiteというDAWが付属しています。


オーディオインターフェイスをパソコンにつないで初めて音を出した時の感動は、何ものにも変え難いものがあります。DTMの扉を開いてくれるのが、まさにオーディオインターフェイスと言い換えることもできるでしょう!


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