見出し画像

「投資やってみない?」と誘ってくる人には気を付けた方がいい理由

日本でコロナショックが始まる少し前、まだまだ寒い1月末頃。

後輩数人を交えて少し遅めの新年会をしていた所、飲み会の最中でとある後輩が先輩に投資に誘われたという話をしてきた。


投資未経験者である後輩に対して「投資どう?やってみない?」という声かけがあったとの事。誘われた当の本人はさらっと流したようだ。

どうも、誘った人は投資やってるスゲー人だと周りから言われているらしい。


これに対して、絶賛投資中の自分から

「それ、危ないぞ。***(勧めてきた本人)にはくれぐれも気をつけて」

と釘をさしておいた。誘った本人は私自身も知っている人である。

ただし、そこまで仲良くないのでほとんど絡むことはない。


この話を聞いて、誘ってきた人が危険人物である旨を後輩に伝える事にした。多分、そんなことで危険人物としてマークしなければいけないの???と普通の人は思うだろう。

しかし、これにはれっきとした理由がある。投資経験者である私だからこそ言える。


なぜ、「投資やってみない?」という人には気をつけた方がいいのか?

なぜ、危険人物としてマークされるべき存在であるのか?


早速だが結論を話してしまおう。

「投資仲間を増やす事で何らかの利益を得ようとしている」


からだ。これにつきる。

要は、誘った人を利用しようとしている可能性があるという事だ。


元々、投資(ETF、株、FX、投信など)は元本割れの可能性があり、銀行の預金と比べてハイリスクである。

但し、その代わりリターンも大きい。莫大なリターンがあれば沢山利益がでる。

つまり、このリスクさえ知ってしまえばそれと引き換えに大きなリターンを得られる権利を持っている。


そう、理解者にとってみれば投資は基本的に「オイシイ話」なのである。

預金運用と比べてモリモリ増えるなんて話、普通じゃあり得ないですし。


果たしてこのオイシイ話を得た人が、周りに積極的に勧めたいと思うだろうか?

まず、あまり教えたくないと普通は思うだろう。できれば自分の中でクローズしておきたいという気持ちが先行する。


仮に喋りたいという人が普通にいても自慢レベルで、積極的に勧めようとはするかというとこれまた疑問だ。


更に、日本ではいまだに「投資は怪しい」文化がはびこっている。そんな中で、迂闊に誘い話なんかかけて「怪しい奴」認定されたら周りの評価もダダ下がりで目もあてられない。


こんな中、善意で投資を勧めてくるなんて人いる・・・だろうか?

資産運用バリバリやってるアメリカとかだったらともかく、預金最強説流している日本ではほぼいないかと思いますね。


それでも勧めてくる人は、何かしらの見返りを求めているものです。

そういう人は決まって断れなそうな人を狙って声をかける。今回みたいに先輩から後輩に話がいくケースがありますね。


だいたいこういう人達は勧誘の際に、投資が「何の事であるか」を直前まで明かさないのも特徴。株なら株、FXならFXっていえばいいのに。言えないような事をしているってことですよね。


某化粧品関係の会社はこのパターン。彼らは起業や投資とかいいつつ、人を惑わせてきます。はっきり言えないような事をやってるのがバレバレですな。


善意で投資を勧めてくる人も中にはいるかもしれませんが、経験上9割は怪しいヤツですので言われた人は注意しましょう。


ちなみに怪しいかどうか判断する方法は、

誘いをうけたら「それってどんな内容ですか?今すぐ具体的に教えてください!」と返してみて反応をチェックするべし。

回答を少しでも濁されたり、「ちょっとここじゃ言えないから別の日に・・・」というのは完全にアウト。


私も投資やってみない?とか誘われたことは1度や2度じゃないですが、その都度詳しく教えて??というようにしとります。

ちゃんと詳しく教えてくれる人は信頼しますし、濁す奴は怪しい認定します。


ということで、「投資しない?」という人は気をつけろという話を書いてみました。

年金問題などもあって投資する人が少しずつ増えていますので、ちょっとこの話題を出してみました。変な誘いをかけてくる人にひっかからないよう、十分気を付けましょう!

それでは!





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?