お笑いとすゑひろがりずお慕い記録帳


小学生の夏休み日記のようなタイトルに、何だこのノート。とお思いかと存じます。

ひたすら長々と綴られたこれまでのお笑いオタクの思い出と、すゑひろがりずお慕い記録帳です。本当に、超絶鬼長いだけでまとまりも何もない!!何なら文体もめちゃくちゃです。

もし、なんか今とてつもなく暇だなと思った時に読み流して頂けたら…。

ただのお笑い記録帳ではなく、自分のことや思い出話がたっぷり挟まってくるので、お主のことなどどうでも宜し!!!と思ったらすぐに閉じてごゆるりとお茶でもお飲み下され… この時期にストレスは禁物。どうか時間は有意義に使ってくだされ……(誰そ)

※注意※ お慕い記録帳といいながらも、すゑひろがりずにたどり着くまでが尋常じゃなく長いです。本当〜〜に長いです。ただのお笑いへの思いと愛とお慕い記録。


あの頃の思ひ出~お笑い沼突入~

今、すゑひろがりずのお陰で沢山のお笑いに触れることが多くなって本当に楽しく過ごしている。現実なんて、冗談だろと言いたくなるようなしんどさしかないのに、それを楽しいと言えている現状が本当に凄い。

細かく言うと、今いるお笑いの沼は自分的に言う第三次お笑いブーム。第一次に特にはまっていたのは、スピードワゴン、チュートリアル、それから今は活動していないジョビジョバも好きだった。まだなんの財力もなく自由なネット環境もなく、世界も狭く、まだまだ不安定な世間知らずの子供だったけれど、テレビとラジオ、これがほぼ当時の自分の世界を作っていた。オンエアバトルが生きる糧で、チャンピオン大会をドキドキしながら見た。スピワゴのラジオもジョビジョバのラジオも、田舎故に入りにくい電波を一生懸命拾って聴いていた時間は宝物だなぁと今でも思う。Twitterどころかネットもないので、誰かと語り合うわけでもない。周りにお笑いにはまっている友達もいなかったので、必死に勧めてはいたけどピンとは来ない様子で完全にぼっち。そこで登場する文通。文通ですよ!!!ピチピチの皆様方!!(急に)文通の話をしている時点でもうピチピチではない。お笑い好きの文通募集に出してそこからお手紙で交流。今思えばこれも凄く貴重な経験。

片付けついでに、数年に一回当時のお手紙を開けてしまうことがあるけど、自分がどんな事を書いてたんだろうと想像すると恥ずかしくなる。きっと文面も幼かったんだろう、でも楽しかった。ラインでスタンプぽん!で済む世の中。住所も本名も知った上で全手書きで送り先を書き本文を書き、届くまでにも数日のタイムラグがある。それで語り合うんです…どうですか。よく考えると文のやりとりという仕組み、江戸時代までと変わらない手法…。先人達と同じやりとりをしていたと思うとほぼタイムスリップ。今だと逆に新しくて楽しいかもしれない。


初めてお笑いを見に行った記憶。地元に来てくれた時に、本物のスピワゴの漫才を見ることができた。

うわぁぁぁ本物だ!!!いるんだ!!!それが、大好きな芸人さんを初めて目の前にした時の正直な感想だった。何度も見てきたネタが目の前で繰り広げられている。もう面白いのは大前提で、キラキラしていてそれどころじゃなかった。声を張って絶好調の井戸田さんも、いつものように世界感作りまくりのおざーさんも楽しそうにキラキラしていた。一言一句聞き逃したくないと集中しながら、馴染みのあるネタでいつも笑う同じところで大爆笑した。出番が終わって暫くして、本物だったなぁとぼんやりしていたら。会場から出る帰り際のお二人に遭遇した。えっ!と驚いたのも束の間、二人はなぜか軽トラの荷台に乗せられて運搬されていた。気づいた周囲の人たちに、バイバーイ!と全力で楽しそうに手を振ってくれていた。ここに遭遇できたのは幸運だなと思いながら、私も手を振った。何だか二人の漫才そのものの世界みたいにシュールで温かくて面白くて、見送りながら涙が出てきた。この人たちを応援させて貰って幸せ者だな、と思った気がする。笑わせてくれてありがとう、結成してくれてありがとう。何だかいろんなことをない交ぜにしながら立ち尽くしていた幸せな瞬間でした。もちろん今でも好きで、伊戸田さんが師匠になってカメラ目線で絶叫していたり、小沢さんが謎角度で座ってトークしていたり、ドラマに出たりCMに出たり。今や安定して大活躍されている二人が出ていると嬉しくてじっくり見てしまいます。


歴史は繰り返すのよ…

なんとなーくこのタイトルが上様ボイスで再生された其処の御方。正解です…(それだけ)

それからもお笑いは好きだったけれど第一次のブームはだいぶ落ち着き、それからしばらくの時が流れ2009年頃。ちょうどその年のM1でノンスタやオードリーが大躍進した辺り。その熱狂に引き込まれるかのように、再びお笑い番組をチェックするようになっていた。やっぱりお笑いは凄いな、楽しいなと録画していた深夜番組などを見ていた。そしてたまたま、深夜のトーク番組で他の芸人さん達と出演していたピースというコンビに出会った。

何か気になって、トークのテンポが独特で正反対で雰囲気が面白いなと頭に残って。ただ、もっと見たくてテレビ出演等を調べ始めたら中々名前がない……。そうだよな仕方ないよな、としょんぼりしながらも調べていると、なんと生配信で見られることが発覚!!しかも週に2,3回出演していて、ネタを見れるライブだけでなく、夜の配信では単独で企画枠も持っているらしい。大喜びだった。そんな楽園のような場所があるのか!!!都会の人は良いなぁ!いつかお金貯めて絶対行こうと決めた。その場所こそが、当時のピースのホームグラウンド「無限大ホール」だった。

当時行われていたのはAGEAGELIVEという形式のライブ。過去のライブの成績からランクがあり、日替わりで様々なコンビが出演し一番上のAage入りを目指していた。ピースが見たくて見始めたのが、一緒に出演しているたくさんの無限大ホールの芸人さん達を丸ごと好きになっていた。テレビでは見ることのないトリオもピンの人達も。ネタの間に様々なコーナーなどもあり、色んな人の素や面白さが知れて益々ピースとお笑いにはまっていき、毎日17時からは自分のボーナスタイムになった。手帳はピースの出るライブの予定で埋まり、見るのに忙しいなぁとニコニコしていた。

当時同じくAGEに出ていたノブコブも好きになり、オンバトでも見ていたイシハザもいて感動し、何とその二組とピースがユニットでも活動していると知り、そのユニットにいるもう一組のハイキングウォーキングも好きになった。好きだった人がいたらお友達になって欲しい、ラゴリスターズ。もう活動はしないのかな……と時々今も思ったりする。

聖地・無限大ホールと無限大ホールの妖精

ピースのネタは、漫才もコントも見事に自分のツボにはまった。直感って大事。特に数々のコントがお気に入り。KOCで有名になったハンサム男爵のネタ以外にも、全体的漂う妙な温かさと切なさがどうしようもなく好きで、不思議とそのコント中の人物の人生、哀愁やおかしみに毎回見入ってしまう。独特の世界観に突飛な登場人物が出てくるのに、日常みたいに思えてしまうネタの数々が秀逸。笑ったはずなのに、見終えてから、あれ?何かいいもの見たな…とか、なんだろうこの切なさ…。とか、毎回違う印象。又吉さんのゆるやかで不思議な間と、コント時のキャラの怪演ぶり。綾部さんのよく通る良い声と勢いのあるツッコミ。でも時々ツッコミでもない。コントに限り下手したらボケ以上にはっちゃけて大暴れしてその世界に入りこんでることがある。そうなった瞬間がとても好きです。

俳優さんでもミュージシャンでも芸人さんでも、好きになる過程に本業以外のその人本来の部分もかなり大きいんじゃないかと思いますが。まさにそれで、ピースの二人の人柄に触れていくうちに、大好きなコンビになりました。

今や著書が二本も映画化されて、作家としても大活躍な又吉さん。まだホールで活動していた頃からすでに、神保町ケ月の脚本などを書いたり方々で才能が噂されていた。妖怪とか文豪とか、よくいじられる独特の闇の雰囲気とは裏腹に、いつもフラットでナチュラルでとても優しくて少し天然。おまけに運動神経が抜群でサッカーの腕前は目を瞠るもの。ずるくないですか!超文系、着物を着ればタイムスリップした文豪そのものの如き佇まいで運動神経抜群って!!(急に)

綾部さんといえば地元のイス工場のイメージ。そして昭和アイドル。すみません綾部さん、未だに自分にとってはイス工場の定番の話とかが記憶に深くて。いまいちニューヨーカーのイメージが定着しません(笑)社交的で仕切りが上手くて底抜けに格好つけ。こんな人がいるんだとビックリするぐらいに馬鹿正直で正義感の塊で信念が突き抜けてる。清々しいぐらいのキザ&お馬鹿(賛辞)昔から、面白くする為にちょっと誇張してとかじゃなく「ハリウッドスターになりたい」とか「オーシャンズ11に入るのが夢」とか、トークで良く言っていたけど、本気なんだなぁと分かった上で笑っていたし、隣にいた又吉さんは尚更、そのうち夢を叶えに行くんだろうなとずっと予感しながら笑ってたと思う。いつでもかっこよくありたいのに、たまに天然やら愛されポンコツぶりを同期や先輩にいじられている時はツッコミなのか分からくなるし、もはやピースにはボケとツッコミの概念はないのかもしれないとも思った。

二人で話している時のふわっとした優しい雰囲気。元々が友人だからか垣間見えるただただ楽しそうにライブや配信をしている時は見ているこっちも楽しい。後輩に慕われる又吉さん、先輩に可愛がられる綾部さん。何もかもが正反対の二人なのに、色々なものが噛み合って面白くなる。配信のトークを見ていたら癒しさえ感じるほどで、割と小柄で背丈も同じぐらいの二人を私は勝手に無限大の妖精と思うことにした。妖精はメルヘン倶楽部がいるのに。

たくさんの笑いと日々の楽しみ、生きる糧をくれる聖地、無限大ホールでピースのネタと73ライブを見ること。それを最大の目標として過ごしていた。でもKOC以降急激に知名度が上がり出しメディア露出が増えて嬉しいなと思っていたら、ピースが無限大ホールを卒業してしまった。長かったはずなのにあっという間だった。さすが妖精…… 

のんびり応援し続けてた人が突然目に留まらぬスピードで上にいってしまうとなんだか寂しい現象は多分沢山の人が嫌という程経験する事例だろうし、珍しくもない…

でもそれとも違って、ずっと頑張ってるのを見てたからこそ、テレビで見られて嬉しい、沢山の人に知られて嬉しいとしか思わなかった。ただ一つだけ、とっっ……ても後悔した。そこ(無限大)にいるうちに見に行かなかったことを、めちゃくちゃ、ビックリするぐらい、とてつもなく凄く後悔した。ホールでAGEAGEライブ、73ライブに出るピースはもう見ることができないんだ。最大の目標で夢だったものは見れない……。そのことだけ、ずっと今でも引きずってる後悔です。距離とか金銭的な面で難しいこともあるけれど、やっぱり「どうしても見たい」と思ったものは、見たい場所で見れるうちに見ておかなきゃ駄目だ!! ちょっと涙目になりながら、深く心に刻みました……。

まさに、思ってもみない事態になったり、何があるか分からない今のような世の中こそ。(大きく息を吸って)

推しは推せるうちに推せ!!!!!


M1までの緊張と、並々ならぬ想い ※書いた人は出場していません

ここにきてようやく2020年になりました。長い。何なんだこの記録帳、まだ1ミリもすゑひろがりずの話が出てきてない!!!お慕いできてない!!

ピース卒業以降、ホールの配信を見る日々からも離れてしまい、自然とお笑いの世界からも遠ざかっていった。決して興味をなくしたわけではないけれど、丁度その時新たに追う世界が増えたこともあって、あくまでお笑いは「普通に好き」になって落ち着いていった。一番それを感じられたのは復活したM1を見たとき。普通に、ただただ笑って、はじめて全力で楽しめた。ビックリした。本来M1とはこういうもので、頂上決戦ではあるけどお祭りだったんだな!!?これが一般的な感覚なんだな!!と思いながら。

あの頃はもう、一か月ぐらい前からそわそわし、近づくにつれて徐々に胃が痛くなり。お前が出るんかい!!と言いたくなるぐらいに日々緊張し続けていた。

当日は休みを取って、敗者復活戦の生配信からスタンバイしての視聴。寒い屋外の中、復活戦の中には無限大ホールで見続けてきた人たちが多数。すべてをぶつけて笑いを起こしているのを見て、どうか皆報われて欲しいと謎の感情で泣き笑いしながら見た。テレビで放送される本選が始まろうものなら、手に汗をかき息をつめながら一組一組を見ていた。多分、お笑い沼に漬かりすぎて、目線が完全に客席側じゃなかった。皆、ここに人生を懸けて、これまでのすべてを懸けて来てるんだよ!!と並々ならぬ思いを抱きながら……

M1がちょうどお休み期間に入った頃。入れ違いのような嘘みたいなタイミングで、年末に胃が痛くなる案件が新たにできたので(全日本選手権)これも何かの思し召しなのかと不思議だった。

しかし、ついに2020年。年末に、ダブルで胃が痛くなる案件を抱えるという事態が発生することに相成ったわけです……。どうなっちゃうの。健やかに保とう。


こんなん壮大な伏線じゃろ…!!!

さて、原稿用紙10枚分以上書いたところでようやく…… 気がつけば、配信を毎日追いかけていた10年程前の続きのような日々を過ごしている家臣となっている現在。

きちんとすゑひろがりずを認識したのは2019年のM1。さきほど書いていた第二次お笑い沼にいて胃痛くしながら見ていた頃と違って、去年も楽しく朗らかに見ておりました。神大会の記憶も新しい2019年ですが、個人的に一番気に入っていたのがすゑひろがりずとぺこぱのネタでした。こんなに面白い人達がいたのかと思って驚いた。ちなみに、職場の私の周りでの一番人気もすゑひろがりず。忘年会でずっと話題になって盛り上っていた。「順位が上じゃなかったけどあのコンビが一番ツボだった」という人が多いのが嬉しくて、一緒に盛り上がっていた。特に「お主は誰そ!?」と「何故持っておる?!~」を言い続け爆笑していたあの一画は他の人からしたらきっと謎だっただろう……。古語でテンション上がる人達……

その8か月前のことを考えると、あ~~~っ今その中に混じって盛り上がりたい!!!と思うと同時に、すでにその時にはもう土台が出来上がっていたんだろうなと納得。正直に、その時に抱いたすゑの一番の印象を言うと「めっちゃ鼓叩くのが上手い」だった。一番がネタでなく音とは申し訳ござらぬ気持ちでいっぱいなれど、本当にそれ。でも凄く尊敬の意味を込めて興奮気味に言っていたのでどうかお許し頂きたく存じます。鼓ってあの綺麗な音出すの結構難しいんだよ、凄くない?!何者?とずっと言っていた。(私は叩けるわけではない)

でも、パッと見の出で立ちと内容に一瞬で惹きつけられ、テンションが上がり興味を持ったのは、着物と古語と狂言に不思議な縁を感じたからじゃないかなと思った。

進みたい分野が二つあった高校生の自分は、悩んだ結果文学部を選び、古典を専攻した。好きなものを学んでいるわけだから研究も勉強も勿論楽しかった。でも、……これは、就職には役に立たないものなんだろうな。社会には貢献できないな、という変な諦めのような気持ちがずっとどこかにあった。実際、社会人として即戦力になる技能もなく、学んでいたのが文学で古典なんて役に立たな過ぎて何も無いのと同じレベル。まず採用されるまでも苦労した。実際社会人になって暫くしてから、この漢字を教えてとか、微かに役に立つ…かな?と思う事が年に1、2回ぐらい。

今ではもうそんな事を気にすることもなく、ただひたすら仕事を片付ける日々。そこに、現れたわけですよ…… エントリナンバー1365。すゑひろがりず。

着物袴で合コンやってるし狂言だし合間の喋り言葉まで古語。

お好きなもの!全部凝縮しました!!!という奇跡。こうして冷静に分析しても、好きにならないわけがなかった。

ちなみに、弟が小学生の頃、国語の教科書に載っていた(んだと思う)狂言が、子供ながらに発音がハマったらしく真似していて。載っている掛け合いに付き合わされるようになり、よく狂言ごっこという謎の遊びを二人して爆笑しながら延々と繰り広げていたんですが… 最早怖くなってくるフラグですよ。そんな攻めた遊びに興じてた子供も怖いけど…!

10年修行した和服、専攻した古典、専攻で度々鑑賞した狂言や能。謎の狂言ごっこ。これらのすべてが、すゑひろがりずに出会ったことで見事に収束されていることに気が付いた時、え??何ぞやこれ、家臣となるまでの入念で壮大なフラグか?!!!、と…… 謎が解けた!!!みたいな稀に見る溜飲の下がり具合になり申しました。

(ちなみにここのサブタイトルは、南條殿が言いそうな感じで再生下さい)


「芸人」って…人を笑わせる為の職業って…よく考えたらとんでもなく尊い。日々一生懸命ネタを作ったり楽しませる為のトークをしたり、人に、ただ笑いを与える為に!!本当に凄い(省略)

12月に完全にはまっていたわけではなく、きっかけはすゑひろがりず局番。友達が、あつ森の実況面白いと言っていたのをチラッと聞いて、あの二人がしてるなら絶対面白いな…と思いながらずっと気になっていた。

地獄の年度末年度初めを乗り越え、気にしながらあっという間に梅雨の時期。世間はとんでもないことになり様変わりして、配信もスタンダードになっていた。その頃、世間の様相とは別のところで(少しは影響あるかもしれないけど)私は家庭の事情等でだいぶ精神に限界が来ていた。お慕い記録帳に書きたいことでもないので全カット。無意識に我慢してしまう良くない性質から、気づいたら既に限界。その時の思考は多分人間辞めていた。もうどうでもいい、世界の全てがどうでもいいと思いながら目も死んでいた。そんな風に人間辞めた思考で、YouTubeで虚ろにボンヤリ音楽を聴き周りながらふと思い出したのがあつ森のこと。

だけどなぁ、面白そうだけどこんな感じで楽しめるかな。……見つけてホームに行った。選んでぽちっと再生したのは、なぜかバイオハザードだった。

このぽちっが、ぽちっが良かった……。すゑひろがりずに再会して毎日が楽しくなった瞬間。その時の自分を褒め称えたい。再生したバイオ実況を見て、信じられないぐらい笑った。一か月ぐらい笑うこともしなかったのに、大爆笑!!自分でもびっくりしたけど、顔と腹筋痛いから一旦止めるぐらいに。それからは、仕事を終えて夜続きを毎日見ながら大笑いする日々。他の動画やネタも見ながら、どんどんはまっていった。凄いな、あんなだったのに爆笑させてくれた。見れば見るほど、内容もながら心から楽しそうな二人のやりとりや、リアクションに楽しくなっていく。

そして、すゑひろがりずの今に至るまでの道のりや結成時からの流れを知って、落ち込むところじゃないと分かってはいるけど軽く衝撃を受けて後悔した。奇しくも、ちょうど自分が無限大の配信から離れていった頃に、無限大で活動し始めていたなんて……。

今だからこそ出会えたことも、好きになったことも、こうして追いかけられて沢山の物を見させて貰っている今が幸せなことも重々分かった上で!!!……もう少しだけ離れずにいたら、その時の二人を応援できていたのに。応援していたかったのにと心の底から思った。いくら思ったところでどうにもならないことを、それでもやっぱり思ってしまう。インタビューで、(無限大の)「上の方にはいい思い出が一切ない」と南條殿が言っていたのを聞いて、更に強く思った。自分が聖地と勝手に名付けていたその場所で、まだ日の目をみない時代のすゑひろがりずが、きっと悔しさを抱えながら必死に努力して日々真摯に向き合っていたんだろう。そんなことを考えて、涙が出てきた。

ちょっとだけ、またAGEAGE時代に巻き戻し……。

当時いわゆる「まだ売れていない」芸人さん達が、ファンやお笑い好きの限られた層しか視聴しないネット生配信で毎日ネタをしたり企画をしたり。そこに出ていた芸人さんたち、皆が地上波じゃなかろうと全力投球。コーナーの全力ぶりも、本当に楽しそうで楽しくて下手したらテレビよりずっと面白かった。

当時そこで頑張っていた人たち…ピース、ノブコブ、パンサー、チョコプラ、マヂラブ、安村さん、ライス、囲碁将棋、etc⋯ 決して広くはない舞台でバタバタ駆け回り、どんな企画でも本気を出して自分達でもめちゃくちゃ楽しんでいた。芸歴長めな人もいるけど、数年で徐々に表舞台に引っ張られていく人達が多い印象。チョコプラがお昼やゴールデンに引っぱりだこだったり、パンサーもゴールデンに出まくりで、吉村さんがまさか嵐の番組でMCやるなんて全く想像もしなかった。

でも、皮肉なことにこればっかりは実力だけではどうにもならない事もあって⋯。芸人さんにはどこか運とかそういうものが関係してくるのかもしれない。どうしてこんな面白い人達が世間に出てないんだ!!と当時配信を見ながらよく思っていたけど⋯。10年を超え戻ってきて、より一層強く思うようになった。まるで10年越しの一方的同窓会状態。あの時頑張っていたピン芸人やコンビが、解散していたり辞めたりしてない事に安堵すると共に、⋯なぜずっと頑張っているのに面白いのに表舞台に行けない??と少し悔しくなってしまう。なので特別な推しじゃなかろうと、少し地上波に出たとか、賞レースのファイナリストに残ったとなればまるで身内のように大喜びする。

中には惜しくも解散してしまった好きなコンビも結構あって、どこか切ない気持ちがあるのも確か。最近だと犬の心……。ピンで活動してくれるそうなので、ずっと応援しています。10年経った今でも、ピースの73内即興ドラマでの押兄のかっこよすぎる鳥肌物の活躍を忘れられない。伝説。それから最近ではないけど、アームストロングも好きだったので解散を聞いたときはショックだった。その後、パン一で登場した安村さんの姿をテレビで見て、何が起こったんだろうかと真剣に思った…。現在も活躍されていて楽しそうだし笑ってしまうけど!めちゃくちゃ個人の好みだけで言うと、お洒落可愛いスーツ着こなしててかっこいい安のあの感じとても合ってたと思うので、実はこんななんだよ!って所をたまに見せて欲しい。たまにでいいから!!ちょっと裸が寒いなと思ったらでいいから…!ないか…

一方的同窓会で嬉しかったこと、大宮セブンにマヂラブと囲碁将棋がいたこと。そしてびっくりしたこと。野田君がタンクトップじゃない…!!上に何でこんなにムキムキなんだ!!!!華奢なイメージしかなかった人が、暫くぶりに見てムキムキになってたらびっくりしますよ、凄いムキムキ。もう何の話をしてたか自分でも分からなくなってきました。


すゑひろがる

まだちょっとしかすゑひろがりずについての話をしてないのにこんな長さになってしまって驚きを隠せません。お慕い記録帳とは一体何なんだろう。

語るまでもなく皆さんご存じで、私にはとても紹介しきれないお二人。ネタだけじゃなく、のんびり話をしているだけでも、料理を作っているのを見ているだけでも楽しくて幸せな気持ちになるんだなぁとしみじみ思わせてくれる。そして公演やトークなどを見ているうちに周りの芸人さんも好きになっていく。とてもデジャブで幸せ。

夏ひろがりず公演や、舞台裏の動画でも垣間見えた、何をしてもダメだった頃のお話。楽しく話しているのにどうしても胸がキュッとなってしまうけど、その時の話をする二人の表情が優しいのが、とても好きなんです。想像も及ばない程に大変な年月を、諦めずこれまで積み重ねたものが今を作っていて、心から楽しんでいる。滲み出る人柄だったり、正反対のような二人が信頼し合っていて、本気で取り組んでいるからこんなにもたくさんの人を笑わせて幸せにしているんだよなぁ。そして、トークや局番を見ていても、周りからの信頼が溢れているのが分かる。

南條殿も三島殿も、それぞれの人柄と持っている素の面白さと温かさが人を惹きつけるし、それが土台になっているから更にネタも面白い。得意分野を持っているのも、端々で見せる頭の回転の早さもどこまで幅が広がるんだろうとワクワクする。お笑いも含めて、これから様々広がり続けると思う。それをリアルタイムで追うことのできる時代に居合わせた奇跡に感謝しか浮かびません。


ここまで読んで下さった方がいましたら、本当に本当に本当にありがとうございます。握手して頂きたいぐらい。貴重な時間を!ありがとうございます!!

こんなにも長いだけの文章で語り散らかしている私ですが……。無限大ホールへ到達したことも、まだ一度もすゑひろがりずを生で見た事もありません!!!!!!ないのに、これだけ語る……逆に凄し。地方の家臣のためこのご時世、無闇に大移動などもできず…。あんな剣幕で推しは推せるうちに推せ!!と太字で言いながら、一番の念願である「客席で見る」活動ができない寂しさも抱えつつ。こんなに激長激重怪文書を綴れるほどになりました。

色々な思いが篭りすぎて、聖地・無限大ホールですゑひろがりず単独などを見ることが叶ったあかつきには、私は見る前に涙が止まらなくなるんじゃないかと本気で心配しています。迷惑にならないように、一時間ぐらい前には近くに行き、入り口の手前でとりあえず号泣してから入ります。万全を期しても入ってから泣いてしまう可能性があるけど、その時は笑いながら頑張って誤魔化します。

ならばじゃなく。今度こそ、絶対に見に行く!!!その日の為に今があると信じつつ……


特段絵の才能があるわけでもなく、何かを作るわけでもなく、いつも素晴らしい家臣の方々の作品をありがたく拝見している某。何かしらの形で表現したいな、と思っているうちにこんなものを書いていました。そのうち自分にできるもので、違う形で表現できたらいいなぁと、少しずつとあるものに取り掛かり始めました。一体どれだけの時間が掛かるのか分かりませんが……。お披露目できる時が来るように精進いたします。

猛暑という言葉も生ぬるい夏の日々ですが、どうぞお体に気を付けて。

それでは、皆様方、すゑひろがりずと周りの方々のご健康と一層のご活躍を祈念いたしまして激長お慕い記録帳を締めさせて頂きたいと存じます。

それではこれにてお開き!





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