殺心者の戯れ詩(さつしんしゃのざれうた)
自殺した詩人の言葉は、哀しく冷たく、それらは私の心を刺し抜いた。それは苦痛とも不快とも違っていた。
ここ数か月、抑うつ気分にやられていた。
突然やってくるこの気分になると、何も見ても聞いても何の感情も湧かなくなってしまう。全てがどうでも良くなって、心も体も動かなくなって引きずるような日常になる。加えて今回は「耳鳴り」が加わってしまった。病院で診断を受けても、特に異常がなく、まあとりあえずと処方された薬も効き目がない。
頭の中に壊れたエアコンを取り付けられたようで、四六時中