【無料】しにがみの予想 シリウスS

皆様おはようございます。シニスターガミスターです。
今年に入って、noteに掲載した中央のOP特別やダート重賞が悲惨な成績に終わっています。
逆に掲載しなかったレースは三連単2点で万券みたいなこともあり、「もうこれ書かない方がいいんじゃね?」とまで考えている始末です。

が、ダラダラと長ったらしい文章を載せて、考えた軌跡を未来の自分に遺すのもまたnoteをやる意味でしょう。
そして何より読んで頂いている皆様には大変なご迷惑をお掛けしているはずなので、今回は全頭診断を無料でお届けします。(これでどうしようもない結果になったら目も当てられないのですが)

【傾向】

私が信じてやまないダートの格言はいくつかあります。その中で今回使えるものをいくつかピックアップします。
① 3歳秋のダート中距離重賞は消し(例外あり)
② ダート中距離の牝馬は軽視
③ 阪神2000mは芝馬が走る

①3歳秋のダート中距離重賞は消し(例外あり)

いやいや、シリウスSは比較的3歳馬走るじゃないの。その通りです。過去10年で4頭が好走しています。中距離としては異例です(他のレースがどうとかは作業時間が取れないので割愛…)
とはいえ、振り返ってみると
2015 2着 ダノンリバティ(1番人気)
レパードSで世代最強格クロスクリーガーの2着、BSN賞で古馬相手に勝利。

2018 1着 オメガパフューム(2番人気)
JDDでルヴァンスレーヴの2着、その後右回りのJpn1を5勝

2020 1着 カフェファラオ(1番人気)
※中京1900m
ユニコーンSで1:34.9の圧勝劇。その後フェブラリーSを連覇

2022 2着 ハピ(2番人気)
※中京1900m
JDD4着、レパードS3着。鳳雛Sで上がり2位に1.2秒差の36.7を繰り出す。その後3歳のチャンピオンズCを3着

勝ち切るには歴史的名馬のポテンシャルを秘めており、3歳春時点で出色のパフォーマンスを見せていること、馬券に絡むにはレパードSを好走し、少なくとも世代トップクラスの能力を示していることが必要と考えられます。
そして、逃げ馬でないことと、この4世代は比較的レベルの高い世代だったことも付け加える必要があります。

この背景には、日本テレビ盃、白山大賞典が近い時期にあるためメンバーが分散しやすいことが大きく関わってきています。
3歳が通用するというよりは、強い3歳が付け入る隙があるレースと考えた方が良いでしょう。

② ダート中距離の牝馬は軽視

何年にも亘ってこれを唱え続けていますが、普遍的な尺度と信じています。
昨年はショウナンナデシコがかしわ記念を勝ちましたが、あくまでマイル戦(かしわ記念は1800mの適性が求められるレースではありますが)
基本的にはあのマルシュロレーヌでさえもJRAの中距離重賞を勝つことは出来ませんでした。

③ 阪神2000mは芝馬が走る

今年の2勝クラス以上で行われた阪神ダート2000m戦の勝ち馬の父を見ていくと
ホッコータルマエ、キングカメハメハ、オルフェーヴル、ブラックタイド、リアルインパクトとなっています。
昨年まで広げても、サトノアラジン、ワールドエース、アロゲート、モーリス、ヘニーヒューズ、マジェスティックウォリアー、ローズキングダムが加わりますが、基本的にサンデー系もしくはキングカメハメハとその仔達といったところが強さを見せています。

実際にこれについては肌感覚だけでなく、芝っぽい血統だったり、芝を使われていた馬が走っていることが結果として表れていました。

今回だと、キズナ産駒やモーリス産駒の有力馬もおり、期待したくなります。

【全頭診断】

① キリンジ
JDDでは人気薄ながら2着に差してくる激走。展開が向いたり、人気馬が凡走したりと運があったのは間違いありませんが、立派な結果です。
が、そこで3着だったミトノオーが先日の日本テレビ盃で大敗。ミックファイアの派手な勝ちっぷりや戦績ほどレースレベルは高くなく、平均的な世代と考えてよさそうです。
今年のシリウスSは比較的メンバーが揃った感があり、一気の相手強化で好走までは至らないと考えて消し。

② ロードブレス
長休明けから2連続で見せ場なく大敗。前走は上がり3位の末脚を繰り出しますが、最後方から垂れてきた馬をかわしただけで、そう価値ある結果にはなりませんでした。
今回は今年の2戦よりは状態が良くなっていそうで、得意の阪神コースの良馬場というのがプラス。
さすがに全盛期の走りは望めないので、一変あっても掲示板でしょう。

③ ヴァンヤール
休み明けのBSN賞を3着。コーナーのきつい小回りコースで忙しかったようにも見えます。
それよりも、3ヶ月ぶりで-8kgが示すように状態が良くなかったことも考えられます。
今回は大箱の阪神に替わって前進が見込めますが、ハギノアレグリアスを倒すのは難しいと考えて相手まで。

④ ヘラルドバローズ
スンナリ先行型。3番手までにつけて持続力を生かせる形なら好走可能で、距離延長はプラスになると考えていますが、BSN賞で自分より前にいたアイコンテーラーとサンマルレジェンドが外にいる並びでは、主張して逃げるほかありません。
逃げるにしても相手はかなり強化されており、粘り切るのは厳しいので消し。

⑤ フルヴォート
前走の薩摩Sがかなりの好内容。後ろからやや速い流れを追いかけて、直線へ向くところで先頭に立つ形。そこから最後はソラを使ってゴール前際どくなったものの、加速ラップで締めており、ここから更にパフォーマンスを上げる余地を残していると考えています。
課題は距離延長。元々1400mや1600mを使われており、2000mへの対応が気になります。
また、3勝クラスから一気に重賞という点も気になります。
1800mのOP特別やリステッドなら積極的に狙いたいですが、ここでは強気に狙えず…。

⑥ ニューモニュメント
コリアカップとラジオ日本賞を使えずにここへスライド。この部分で臨戦過程にかなりの疑問が出てきてしまいますが、馬自体の能力は上位。
近走内容で人気が落ちるならば小崎騎手から川田騎手の超鞍上強化に懸けてみても面白いかもしれません。
今回はさほど厳しいペースにならないはずなので、川田騎手がいつもより前で運べばチャンスがあるかもしれません。

⑦ アイコンテーラー
牝馬が比較的走りやすい新潟のBSN賞を快勝して距離延長の重賞で上位人気…正直疑ってかかりたいのがこの馬。
とはいえ、BSN賞は残り1000m付近からのロングスパート戦で、ダートへの適性を十分に見せています。そして芝実績ある馬が活躍する阪神2000mの舞台では無闇に軽視できない存在です。
スタートを決めて外に切り替えられれば再度の激走があっても。

⑧ サンマルレジェンド
BSN賞は2番手追走も、外のアイコンテーラーと競る形になって直線で失速。
3勝クラスの段階からハナかスンナリ先行の形が取れないと脆かったので、前走はそれに比べては良く走っていましたが、それでも重賞で戦えるまでの走りではないと見て消し。

⑨ カフジオクタゴン
モーリス産駒の有力馬。
エルムSは距離不足に加えて小回りと雨馬場に苦労、平安Sはグロリアムンディの早仕掛けに外からついていって失速と、力を発揮できないレースが続いています。
今回はベストの良馬場阪神2000mに替わるのがプラス。結果が出ていないながらも成長はしているので、あわよくばハギノアレグリアスを逆転するところまで考えて対抗。

⑩ トウセツ
ズブくて揉まれ弱いながらも持続力があり差してこれるのが長所。
昇級初戦で大幅相手強化は課題ですが、弱点をカバー出来る阪神2000mの外枠なら少し魅力を感じる部分があります
さすがに力が足りないとは考えていますが、2桁人気で複勝が5倍以上付くなどあれば複穴として狙ってもよさそうです。

⑪ サンライズホープ
近走全く結果が出ていませんが、内枠と雨馬場続きで仕方ない面も多少なりあると考えています。
良馬場外枠は4着だった東京大賞典以来。条件さえ合えば確かな地力を持つ穴馬として期待できるのではないでしょうか。
現状の単勝27倍複勝4倍は全く割に合いませ
んが、ワイドの合成オッズ(7倍〜8倍)であれば妙味もあると見て、拾いたいと思います。

⑫ クリノドラゴン
昨年の浦和記念を勝って、今年いよいよ本格化かと思ったら、東海S大敗に加えて骨折で長期離脱。
地力はあるはずでも、軽めの馬場で結果を出してきていることもあり、復帰初戦は様子見。

⑬ ゲンパチルシファー
最低人気ながら、芝血統が走る阪神2000mのタフ馬場なら一変が期待できると見て注目の複穴馬。
休み明けのBSN賞でまずまずの走りなら、一度使って上積みあれば、激走があっても驚けません。

⑭ ハギノアレグリアス
キズナ産駒の有力馬。
このメンバーなら一枚上の印象。前走の帝王賞は早めの仕掛けから上位3頭に力負けの形で4着。0.8秒差を付けられましたが、今回のメンバーにそれだけのパフォーマンスを出来る馬がいるのかどうか。
トップハンデの58.5kgも他馬と比較すると軽いぐらい。普通に走れば勝てる相手関係なので本命。

予想

◎ ⑭ハギノアレグリアス
○ ⑨カフジオクタゴン
▲ ⑥ニューモニュメント
△ ③ヴァンヤール
△ ⑦アイコンテーラー
注 ⑩トウセツ
注 ⑪サンライズホープ
注 ⑬ゲンパチルシファー

買い目


馬連ワイド
⑨-⑭
⑨-⑪⑬
三連複
⑨-⑭-⑥⑦(本線)
⑨-⑭-⑩⑪⑭(押さえ)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?