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12日目。責任と不安、そしてフォロワーシップ。

12日目。今日はこれからこのnoteと石川ツアーの夕刊ミノと少しの仕事をする予定。書くこと自体に慣れたから、こんだけやることあってもそっこー終わらせる自信出てきた。

責任を「負う」か「果たす」か

今日、入って間もないバイトちゃんに相談?を受けた。

彼女は生徒にとっていいものを提供したくて、そのためにいましている学習を切り替えた方がいいのではないかと考えつつも、まだ始めて2ヶ月のぺーぺーがこんな提案何を言っているんだと、そんなこと提案して周囲の大人やお金を巻き込んで責任を取れるのかと、ひとり不安を感じていていた。

でも、聞く限り、その責任や不安は、彼女の考えがしっかりしているからこそ生まれている。子どもの将来を第一に考えて、いま彼女ができることは何かを考えつくすだけではなく、いま彼女自身が置かれている状況自体適切なのかどうかまで考えられているから、本来ならアルバイトとして与えられた権利と義務だけで不安にならないのに、その範疇を飛び出そうとして不安になっている。

ただ、飛び出そうとすることは悪いことじゃないと思うし、むしろ彼女は先生になるかもしれなくて、そうなれば必ずいまの範疇を飛び出すわけだから、(無理はない程度にすれば)経験を何年も早くできるので、いいことだと思う。

だから、彼女に「責任を負うより、責任を果たそうよ」と話した。

というのも、僕も同じような不安に駆られたときに、この言葉を聞いて安心できたという経験があるので、言ってみたのだ。

だけど、あまり刺さらなかった。

足りないフォロワーシップ

刺さらなかった原因は明確。

自分に刺さった言葉が、必ずしも誰かに刺さるわけではない。刺さるというのは、対象の気持ちやタイミングが絡んでいるから、ただ言えばいいわけではない。

僕が言われたときは、僕がチャレンジ精神旺盛だったから、責任を「果たす」という言い回しに心を掴まれた。

でも、今回バイトちゃんはただただ不安になっていた。考える頭があるからこそいろんな視点がありいろんなものが見え、だからこそ未知が広がり不安になっていた。そんな人に、「もっと前向きになろうよ」って言ったって、前進しようとすればするほど未知との遭遇が間近になり、不安はもっと大きくなるだけ。

僕は判断を間違えたと思う。

いまでこそ考えて分析できるけど、会話中に相手のことを考えられない。

僕に足りないのはフォロワーシップ。

今回どうすればよかったか。

ぐだぐだ言ってっても辛いだけなので、この機会をチャンスと捉え、明日への活力に変えていこう。

今回はバイト歴が浅く、自分のできる範疇がわかっていないから、自分がどこまで飛び出していいかわからず不安になっていた。

でも、客観的に見て、飛び出すのは悪いことではないので、彼女の気持ちに寄り添いフォローしながら、彼女が飛び出すことを彼女自身が認められるように動くのがよかったと思う。

具体的には、まず相談を受けた時点で、具体的な解決策を提示すること。彼女は、子どもの将来を考えたうえでの提案すればよいかを彼女自身が悩んでいたので、提案内容やその提案によって何が起こり、何が課題となるのかを明確にし、その課題の一つ一つの解決策を提示してあげる。

そうすると、まず彼女が感じている不安の原因が明確になり、彼女の頭はこの不安を論理的に客観的に捉えられるようになるはず。

そして、その上で彼女がしたい提案によってどのようなビジョンがあるのかをしっかり見せる。子どもの将来や家族がどうなるか、提案によって彼女自身がどうなるかをしっかり伝え、提案をすればよいかを具体的に考えさせる。

このようにすれば、彼女の思考をクリアにし、また僕がたくさん介入することで彼女の感じる責任の多くを僕に分けてもらい、彼女が感じる不安が小さくなるはずだ。

最終的に提案しなかったとしても、考えがふわふわのまま感じていた不安が、具体的な解決策の提示とビジョンの伝達によってはっきりとしたものになるならば、それは彼女にとって考える価値のある提案になるだろう。

とにかく、自分の捉え方と相手の捉え方は違う。

今日も人間関係で悩んでしまった。だけど今までとは違って、客観的に克服手法を考えることができてよかった。

明日は今日の自分をアップデートしよう。

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