冷え性

月の見えない夜に
君の好きなものを数えている

次の見えない恋に
照らす明かりは眩しすぎて
フィルター越しじゃなきゃ息が吸えなくなってしまう

素面の頭じゃ考えすぎてしまうから
最近君が好きなったビールで濁して
理性が負けて要らないこと呟いて
自暴自棄にすらなれない
何度目の純情ごっこ

この悲しみもいつか思い出になってしまうから
できるだけ忘れたくないとさえ思ってしまう
どうしょうもない現実を寒さのせいにして
ポケットに突っ込んだ指は
君を探してる

君を待ってる

情けないな

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