昼ナンはナンパ界におけるイノベーション(革新)である


習慣というものの影響力は凄まじく、
もちろん悪い習慣はマイナスの影響となってしまうけれど、
良い習慣は非常に長期に渡って自分にメリットをもたらしてくれる。

習慣は人を作ると信じているし、それが長期間積み重なると人格にまで影響を及ぼすものだと思っている。

そんな習慣信者の自分は今までに様々な習慣の獲得に挑戦し、
見直したり失敗したり途中で挫折したり色々してきたけれども。

さっき年末の振り返りを少し始めて、あることの偉大さに気づいた。
ここ数年の中で、もっとも素晴らしい結果へと繋がった習慣があった。

それは昼ナンだ。

昼ナン。昼ナンパ。昼スト。
要するに昼間の時間帯にするストリートナンパのことである。

以前このエントリー(https://nanpawars-blog.net/30760526-2 深夜スト 表参道スト 『ナンパでは出会えない層』を『ナンパする』という矛盾の解決)を書いたあたりから頻繁に昼ナンをするようになり、

それから目標は毎週1回、実質的には月に3-4回土日の昼に(主に土曜日の昼に)昼ナンパをしてきた。

その結果を結論的に述べると、以前より圧倒的に出会える女性の質が上がった。
質というのは顔面、容姿の良さだけでなく、
女性の内面、性格、聡明さ、気立ての良さ、社会常識、文化的素養にいたるまでのすべてであり、
少なくとも自分が非常に好ましいと思う女性の要素の数々であった。

それらが本当に、圧倒的に高まった。

もちろんこれは夜やっていたナンパを昼やるようにしたという単純な理由からではなく、
他の様々な要素が含まれている。
その中で一番大きな要素は準即主体のナンパ。

それ以前は即ナンパが主であり、
自分の中でナンパはゲーム的な要素が強いものだったが、

準即ナンパに重きを置くようになって以降それが大きく変わった。
より純粋な口説きの勝負、魅了の勝負へと変遷していった。

昼ナンパは、その効果・利益を強力に後押しした。
今までの「ザ・ナンパ」というイメージから、
限りなく一般的な「自然な出会い」に近づき、
そういう層の女性に数多く出会うようになった。

なぜ昼ナンパがそれに寄与したのか、
そもそも昼ナンパのメリットは何か。

以下に順を追ってそれらを説明していきたい。

最大のメリットから。
それは普段リーチできない層の女性にリーチできるということ。

街を歩くとき、男女問わず人は無意識にシールドを張っている。

特に繁華街などはいきなり声をかけられるシチュエーションがある。
それはティッシュ配りのお兄さんであったり、
ケータイショップのくじ引きの勧誘だったり、
靴屋の閉店大安売りの呼び込みだったりする。

そういうのがあると分かっているので、人は繁華街に入るとシールドを張る。
いきなり声をかけられてもいちいちビクついたりすることなく、
自分の興味のないものに関して無視していくことになる。

夜になると女性は自動的に女性特有のシールドを張っていることが多い。

女性が繁華街に行けばスカウトが声をかけてくる。
人の多いナンパスポットに行けば、ナンパ師がどんどん声掛けしてくる。

ナンパマンは神出鬼没なので、デパートのショップでも、
駅の券売機のそばでも、どこでも声をかけてくる。
そのため女性は対策のためにシールドを張っている。
『あ、結構です』と反射的に、相手の顔すら見ずに言えるよう、
彼女なりの独自の反射アルゴリズムを自ら組んでいる。

それをどうにか克服するために開発したのが美女ナンパスキームであり、
運命トークだったのだが、
実はそれと同様の効果が昼ストで現れていた。

昼間は、女性がこの種のシールドを張っていることが非常に少ないのだ。

もちろん例外はあり、渋谷のセンター街や、新宿のスカウト通り、ドンキ前などでは、
昼間でもガンガンナンパが行われているため、
そのような繁華街では女性は夜と同じシールドを張っている。

しかしそのような場所を避けて、
昼間の銀座四丁目交差点、表参道けやき並木、
恵比寿西口東口ガーデンプレイス、新宿三丁目交差点、

このエリアを歩く女性は、ほとんどがシールドを張っていない。

ここで「あの!」と誠実よりなトークをする。
ナンパっぽくないナンパをする。

「おつかれー!いまひましてんのー??!」みたいなナンパではない、ナンパ。
タイプだったので思わず声をかけてしまった、という趣旨のナンパ。

ギラギラしたナンパではないナンパをしかけていく。

すると彼女のガードが発動しない。

こんな昼間なので、キャッチやスカウトではないだろう。
居酒屋の勧誘ではないし。

さらに男性は、これから友人と会う約束をしていて、
(あるいは美容院に行く、予約したショップに行く)
これからすぐ行かなくちゃいけないのだけれど、
と一言添える。

こんな昼間にナンパなんて普通ない。
なぜならナンパは「夜されるもの」だから。

彼は予定があるし。たまたまだし。
偶然だし。

などと、彼女の認識下において、
コテコテのナンパであるというイメージがどんどん消えていき、
あくまで自然な出会いであるという要素が濃くなっていく。

このシールドのかいくぐりにより、
普段ガチガチにシールドを張って防御している女性にも
リーチできる確率がかなり上がった。

次に、女性が1人でヒマをしている確率が高いため、
立ち止めがしやすくなった。

考えてみて欲しい。
仕事のない日の夜の20-23時に、
ひとりで繁華街をぶらぶら歩きに出かけることは
一般的だろうか。

自分も、もしナンパが目的でないのなら、
ぶらぶらショッピングに出かけるとしたら
たいてい土日の昼間が多い。

さらには時間が切羽詰まってないので、
家電量販店とかをぶらっと回ったりもする。
一方で夜は誰かしらと飲む約束があったりする。
ひとりになる時は予定に向かうときと予定から帰るとき。
(ナンパ目的以外の場合)

女性もそうなのだ。
美女は夜ひとりで予定なしに繁華街をぶらぶらしない。

夜にひとりで、何の予定もなくナンパスポットを歩かないのだ。
歩くとしたら予定に向かっているか、
予定から帰る時だ。
しかしそのときにはすでにシールドを張っている。

それ以外は女友達とか、その他集団の中に美女は紛れ込んでいる。

しかし昼間はこの状況が一変する。
1人で予定なしにぶらぶらしているのだ。
買い物をしたり、ウィンドウショッピングをしてたりする。

男性には信じられないかもしれないが、
女性は、ただ自分的に気分が上がるから、という理由だけで、
土曜日の昼間に表参道を歩いたりするのだ。
(あるいは銀座)

もちろんこのメリットを享受するためには、
様々な条件が存在する。

まずは数追いナンパメインの人にはこれはメリットにならない。
弾丸即をするなら夜の繁華街が絶対に良い。

昼間でも弾丸即はできないことはないし、
昼間声をかけた女性とそのまま即をすることは
全然よくある話なのだけれども、

即系の密度が濃いのは圧倒的に夜だし、
夜のほうが女性の即系成分が強くなる。
(人のメンがヘラるのはたいてい夜か深夜である)

エンタテインメント性が高いのは夜のナンパだし、
テンションが高まるのも夜のナンパだ。
疾走感があるし、夜の繁華街の独特な雰囲気を肌で感じることが出来る。

次に、ノリと勢いのナンパは圧倒的に夜のほうが有利だ。
女性がすでにお酒を飲んだ後だったりするし、
繁華街は一種のお祭り騒ぎみたいな雰囲気が漂っているし、
その空気感に便乗する形でウェイで攻めるのは正攻法だ。

昼ナンパでもっともメリットを得ることが出来るスタイルは、
誠実よりなナンパ × 準即スタイルだ。

買い物や予定ついでの土日の昼の少しの時間に、
大量のラインをゲットするのだ。
しかも通常夜ではリーチできないようなレベルの高い女性。

夜中にナンパスポットに行かないような、夜中にひとりでぶらぶらしないような、
そういうところでされるナンパを全拒否するような、
そのような女性のラインを大量に得るのだ。

ちなみにここでカフェ連れ出しなどを挟むスタイルのナンパ師もいるが、
自分はそういうことは一切しない。

毎回そんなことをしていたら時間がかかりすぎるし、
カフェに連れ出さなくても立ち止めの会話で十分に準即レベルまでなごめる。
それにカフェ連れ出し案件を2件だけ得るよりも、
ラインを10件ゲットして、その中から数人とアポを組むほうがよっぽど質も準即率も上がる。

ラインで絶対に準即できる相手をスクリーニングすることもできる。
ナンパにおいては母数とはすべてであり、もっとも尊いものだ。
少ない母数ではスクリーニングすら機能しない。

自分の中で、良質なアポが(自分的に)組めているなと思う最大の要因は、
その供給源に昼ナンパがあるからだという確信を持ててきている。

夜のナンパを否定しているわけではない。
今でも夜のナンパで良質な女性に出会っているし、
良質なアポを組めているが、

ほぼ毎日のように通勤中にナンパをする夜ナンパに比べて、
週一程度の昼ナンパでレベルの高い女性に出会う比率がずば抜けている。

繰り返しになるが、いままで夜やってきたナンパを
そのまま昼ナンパするだけですべてが変わるわけではない。

自分に限った話だと、即系ナンパをラインゲットからの準即主体のナンパに変えたこと、
アポでは雰囲気と魅力で口説いていく、惹きつけるスタイルに変えたこと、

より誠実な度合いを増したナンパをするようになったことなどが、
出会える女性や口説ける女性の質が上がった理由だと考えている。

しかし、これらの効果をより高め、
さらに非常に良質な女性に出会える場所・手段として最大級の貢献をしてくれたのは、

この継続して続けてきた土日昼の昼ナンパであったのだと思っている。

もちろん昼だからガンシカがゼロになるわけではない。
普通に無視してくるし、あしらわれることも普通だ。
昼だと思ってなめてかかると痛い目に遭うと思う。

だが夜と比べると圧倒的に反応が優しいし、
そして上手くいった場合、それは非常に自然な形の出会いになりやすくなる。
(女性の認識下において)
さらにはその後長続きがしやすくなる。
(相手女性の女友達とかと仲良くなったり、仲間に入れてもらえるようになったのもこの頃)

即画、即写メの時代、
ナンパ研究会の時代からもの凄い年月が経ち、
以前とは違い現在は数追いがあまり評価されない時代になってきている。

そんな変遷激しいナンパ界において、

「準即口説きスタイル × 昼ナンパ」という組み合わせは、

ナンパ界におけるイノベーションと呼べるほどのインパクトなのではないだろうか。

もちろん昼間のナンパじゃテンションが上がらない、という人は多いと思うし、
わざわざ休日の昼にナンパしに出かけるなんてめんどうくさい、という声は多いと思う。

しかし、より質を上げたかったり、自然な出会いで出会うような女性と出会いたいと思う場合は、
上記のイノベーション的組み合わせを試してみる価値はあると思っている。

非常に聡明な女性と話していると学ぶことが本当に多いし、
気立ての良い女性と一緒に過ごす時間は何事にも代えがたいやすらぎとなる。

もちろんナンパはナンパなのでガンシカは必ず起こる。
昼なら楽勝、というイメージは持たないで欲しいし、持っている場合は一度それをきっちり捨てて欲しい。

だが興味があれば一度トライして欲しいし、
できれば現在のナンパのルーチンに少しでいいので加えてみて欲しい。

出会える世界がかなり広がるから。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?