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MCodeが変えるMy行動. 未来神々 視界良好

この記事はスタンバイ Advent Calendar 2023の12日目の記事です。



今年行って一番良かったこと、MCode Assesmentについて紹介します。仕事や私生活で充足感を感じられない方には一助になると思います。


MCode(モチベーションコード) Assesmentとは

MCode Assesmentは、人生における主要なモチベーションパターンを特定するツールです。ここでいうモチベーションとは”賞金が出るから頑張ろう”等のような一時的に与えられるものではなく、自身のアイデンティティを形成するような経験から形作られた不朽かつ圧倒的で飽くことのない原動力のことです。MCode Assesmentは自身が行動を起こした結果、深い充足感を得られたストーリーから、自分の中核となる動機づけの原動力を特定します。

以後、モチベーションという単語は自分の中核となる動機づけの原動力の意味で使います

MCode Assesment を受講して何が良かったか?

受講した結果、自身のモチベーションの理解が深まり、モチベーションを主体的に改善するマインドができました。

受講前のモチベーションコントロールはガチャ

私はストレングスファインダー(クリフトンストレングス)†1 を受講しており、私のTOP資質は「学習欲」です。学習欲の"やる気"に関しては下記説明があります。

内容や結果よりもプロセスこそが、あたにとっては刺激的なのです。あなたは何も知らない状態から能力を備えた状態に、着実で計画的なプロセスを経て移行することでやる気が出ます。最初にいくつかの事実に接することでぞくぞくし、早い段階で学んだことを復誦し練習する努力をし、スキルを習得するにつれ自信が強まる。これがあなたの心を惹きつける学習プロセスです。

クリフトンストレングスの資質「学習欲®」の紹介

ここで問題です。学習欲の"やる気"が出るタイミングはいつでしょうか?

  • A. 知らないことに接した時

  • B. 学んだことを取得する過程

  • C. スキルを習得した時

  • D. A→B→Cの手順を踏むこと

正解は…私の読解力ではわからないです。「とりあえず学び始めるか〜。楽しければ続ければいいし、そうでなければやめればいい」という"やる気"ガチャで生きてきましたが、より良い生き方を考えると、刹那的な学びだけでなく、連続した成長と成果にも結びつけたいところです。

受講後のモチベーションコントロールは指名チケット

MCode Assesmentを受講し、明らかになった私の上位モチベーションが下記です。スコアもでるのですが、1位が圧倒的に1位でした。

  • 1位  :自分の限界を超えた神秘・未知のものを探求する時

  • 2位 :アウトプットを見て目標を達成したと実感した時

  • 3位 :何かを自分のものにした時

自分の性分と照らし合わせて納得感が高い結果です。私は自分の世界が広がることがエネルギーであり、達成が見えると飽きてくる。脱初心者あたりで一旦満足し、次のものに手をつけたくなる。薄い充足感をより多く浴びるには理にかなった行動です。

連続した成長と成果に結びつけるには「探求テーマに方向性をつける」ことと「学習の難易度が上がっても、目標達成実感やスキル習得感を得られる頻度や、得られるだろうという期待値を下げない」ことが必要だと考えました。そこで、上位のモチベーションに対するアドバイスを元に探求テーマのリストを作成をしました。これで”やる気”をガチャではなく、指名チケットで選べるようになった気がします。

Appendix: 探求テーマのリストの作成方法 2023

モチベーションに対して働きかけれるようになった粒度の参考として、自分が探求テーマのリストを作成した時に意識したことを参考までに共有します。

  • 作成時に意識すること

    • 興味のあるもの全てを書き留める。

    • 共通する神秘・未知があるかを重視する。次点、共通するスキルがあるか、今習得できるか、コントロール不可能なことがあるか、リソースの前後関係があるかをなど考えて、計画をたてる。

    • 探求難易度が高い箇所は、目標達成実感やスキル習得感がつど得られそうになっているかをチェックする。

  • 運用時に意識すること

    • 私のモチベーションはいずれも、木を見て森を見ずな面がある。モチベーションを業務で重要なことに導くためには「これは取り組んでいること、もしくはこれから取り組むことに適用できるか?」を意識する

    • 学習に飽きてきている時は「探求対象の神秘・未知が薄れている」、「目標達成実感が足りない」、「何かを自分のものにした感が足りない」のいずれが原因かを考えて、アプローチをする。

MCode Assesmentを受講してみよう

MCode Assesment 受講の流れは下記2STEPになります。

  1. 【準備】人生の中で深い充足感を感じたストーリーを用意する

  2. 【受講】ストーリーに関する質問に回答をする

1. 【準備】人生の中で深い充足感を感じたストーリーを用意する

MCode Assesmentは自身の深い充足感を感じた3つのストーリーから、自分の中核となる動機づけの原動力を特定します。各ストーリーに対して「達成したこと」、「実際にしたこと」、「満足した理由」が用意できればOKです。事前準備用のドキュメントも参考になります。

私はストーリーを捻り出すのに1週間ほど使いました。

2. 【受講】ストーリーに関する質問に回答をする

https://motivationcode.com/pricing/ から89ドル払って受講スタートです。ストーリーに関する質問に10段階で回答をしていきます。30~40分ほどで完了します。

上位3つのモチベーションコードの名前だけ教えてくれる無料体験版?もあったのですが、残念ながら今探したら見つけられなかったです。私が受講した時は27種のモチベーションコードが、今では32種に再整理されているらしく†2、ちょこちょこ変わっているのかもしれません。

おわりに

MCodeを知ったのは「欲望の見つけ方 お金・恋愛・キャリア」という本を読んだからです。取ってつけたような✨お金・恋愛・キャリア✨というギラギラした副題が素敵ですが、内容は「薄い欲望(うわべだけのはかないものに根ざしている。長く続かない)」に振り回されず「濃い欲望(時間をかけて形になり、固まっていく。色あせない)」を育てるにはというもの。「自身の濃い欲望をどう見つければいいのか?」の支援ツールとしてMCodeが紹介されています。89ドルは高いが、ちょっと興味を持ったという方は書籍から手に取るのもおすすめです。


注釈
†1ストレングスファインダー: 自身の"才能"(生産的に適用できる、先天的で自然な能力)の資質を知り、それを訓練することで、常に完璧に近い成果を出すためのツール。ストレングスファインダーとMCodeのどちらが優れているということではないです。MCode公式ではストレングスファインダーとの違いが記載されているのでご参考まで → https://motivationcode.com/faqs/

†2: https://www.story.solutions/motivation-code-mcode-assessment-aboutのレポート例や人は何に動機付けされるのか — MCode Assessment を受けてみたより


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