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基準の重要性

このブログは現在、サッカー指導者をしている主が「日常にあった出来事」や「自分なりの考え方」や「学んだこと」を発信していくものです。

最近、日が経つのが早く感じます。
充実しているからでしょうか、それとも何も考えずに過ごしているからでしょうか。

誰にもわかりません。


▼今日のテーマ


マーカーを置くときの基準


今日はサッカー現場での話です。

コアな内容なので共感してくれる人は少ないかもしれません。
あと、普段人工芝でやっている人限定です!笑


まず、質問です。

フルピッチのコートに20m×40mのグリッドを作るとなった時、どのように作りますか?


どのようにという表現が合っているかわかりませんが、
どこに、どの向きで、何を基準にして作るかということです。

自分はあんまり考えたことがありませんでした。

なんとなく1/4サイズに収まったらいいや、とか
適当にペナ角を基準にして作ろう、とかでした。

みなさんもそんな感じですよね?
(勝手に共感させるやつ)


あんまり明確にここやろとか決めずにやっていると思います。


でもそれによって、昨日ミスが起こりました。

グリッドを作る際に、角を基準に意味わからん所から作りました。

すると、真ん中が少しズレた形のグリッドができました。


特にあんまり意識をしていなかったので、TRを始めました。
向きは横で突破型のポゼッションです。


始めは特に違和感なくいつも通りにプレーしていました。

しかし、途中から片方のチームが優勢になりました。
チームレベルはほとんど変わらないのに、明らかに片方がずっと有利な状況でした。


その原因は、DFラインの設定とプレスの開始位置でした。


右から左に攻めるチームは、ピッチと比べてグリッドの真ん中が左にずれています。

右から左に攻めるチームは、感覚的にプレスの開始位置が低く、DFラインも低くなってしまいます。
自分たちでは前に行っているつもりでも、いつもの基準とは違います。

逆に左から右に攻めるチームは、プレスの開始位置が高くDFラインも高く設定しているのでアグレッシブに守備ができています。


確かに目の錯覚的に片方のコートは狭く感じてしまいました。
もちろんサイズは同じです。


真ん中がピッチと少しずれるだけでも意識的にこんなに変わってしまうのかと感じました。

グリッドの基準の重要性を感じました。

真ん中を基準にして作成していこうと思います。

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