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【競馬反省】59キロものかは【日経新春杯】

競馬で覚えた日本語ですね

◆日経新春杯(G2・中京芝2200)

予想

結果

は ず れ

回顧

もの‐かは[連語] 物ともしない、問題にしない】

 勝ったのは②ヴェルトライゼンデでした。ここでは格が違うと言わんばかりの快勝でしたね。ジャパンカップ3着馬は伊達じゃないと。
今年から負担重量が全体的にプラス1キロされたこともあり、59キロですからね・・・流石にこの数字を見て躊躇してしまった人も多いと思います。日経新春杯でのトップハンデの勝利自体2012年トゥザグローリー以来、平地ハンデ全体で59キロ以上を背負って勝った馬は2006年七夕賞のメイショウカイドウ以来らしいです。まあ単純比較できるものではありませんが、実際のデータ上でも59キロで勝ちきるのは並大抵のことではないということ。あっぱれとしか言いようがない。

 そつのない競馬ぶりでしたね。インの動きやすいところで回り、直線では外に持ち出し。イーガン騎手は馬場が見えてましたね。まっすぐそのまま荒れ馬場を走ってしまった③ロバートソンキーとの差がはっきりコントラストって感じでした。
短期免許で来日してる時点で世界トップクラスのジョッキーと認められてるわけで、イーガン騎手が上手いの当然ともいえると思うのですが。ずっと日本で乗ってる日本人騎手たちよりコースを巧みに読んでるのがね・・・なんか悲しい。負けるな!

強いし条件は合うと思ってたので、やっぱ買うべきだったのかな。ロバートソンキーのが推せると思ってオッズの兼ね合いで外してしまったんですよね。うーむ。
今後は中距離G1を目指していくんでしょうけど、明らかに左回りに強く適性が出てるだけに扱いは難しいかもしれないですね。ドバイとか行くかもしれないけど。

【買った馬・気になった馬】

③ロバートソンキー
 本命、5着でした。仕上がり完璧でしたし、この条件この枠で馬券を外すとは正直思ってませんでした・・・結構ショックです。

スローペースで後方に構えてしまったこと、直線での持ち出し方が敗因ですかね。前者はまああんま行く馬ではないので仕方ないでしょう。
4角から直線を向いたとき、ロバートソンキーの前の進路がぱっくり開きました。この瞬間僕も「いけるぞ!」と思ったのですが、これが罠でしたね。開いた進路は前のレースから誰も通ってなかった、馬場が最も荒れたラインだったんですね。着実に伸びてはきていましたが、明らかに走りにくそうでした。
ほぼ同じ位置から外に持ち出した②ヴェルトライゼンデの邪魔をしてでも伸びる進路を確保すべきだったんでしょうね。伊藤工真騎手としてはそれだけの大チャンスだったはずですこのレースは。

伊藤騎手の中京での乗鞍はこの1レースだけだったんですね。それは馬場が読めるはずもありません。去年のセントウルS・ダディーズビビッド竹之下さんを思い出しましたが、やっぱり乗鞍が少なすぎる騎手は割引が必要なのだと改めて感じました。フラットな馬場ではまだしも、乾きかけの稍重とか言う複雑な条件下ではなおさら。そこが個人的な最大反省ですかね。こういう人馬は応援したいんですけどね・・・。

⑩キングオブドラゴン
 10番人気、2着。坂井騎手が穴を開けました。お見事でしたね。この馬中京での成績は良かったんですよね・・・。楽に前へ行けそうなメンバー構成でもありましたし、押さえられたかなあ。考慮には入れてたんですが。力が足りないかなと見ました。反省。
うーんまあ展開とコース適性の賜物ではあると思います。次も中京で狙いたいけど、中京の長い条件のレースって無いんだよな。日経新春杯の中京開催もこれで終わりだし。目黒記念とかで人気薄ならかな。

⑫プラダリア
 
3着、最終的に4番人気まで上がってたんですね、みなさん競馬がお上手。
惨敗続きでしたが神戸新聞杯は明らかに体調整わず、菊は流石にタフすぎということで理由付けはできたところで。松山騎手への乗り代わりも中京は得意としてますからマイナスとは言えなかったかな。
ハンデ1キロ与えていた同期の①ヤマニンゼストにしっかり差をつけて勝ったあたり重賞馬・ダービー5着の実績と力の差を見せましたね。スローを後ろから追い込んでの入着も評価できます。
大阪杯よりは春天でしょうが、もう一叩きでダイヤモンドSに出てきたら本命でしょうね。青葉賞好走馬の成績が非常に良いレースです。もっともまず間違いなく1番人気になるでしょうけどね・・・。

⑧ヴェローナシチー
 11着。僕は神戸新聞杯・菊花賞と買い続けましたが流石に今回は様子見しました。
今回は前につける競馬が出来て、それ自体は良かったのですがこれではそもそも古馬重賞レベルに無いと言わざるを得ないですね。ハンデもかなりもらいましたし。馬体の成長もあまり見られず、早熟なのかなあとも思ってしまいます。川田騎手の言う通り条件戦からですね。
正直人気で買う馬ではないので、できれば酒井騎手とのコンビのが買いやすいなあって。好きな馬ではあるので頑張ってほしいものです。


ロバートソンキーは勝ちきれないまでも3着内に来る、相手を当てるレースと位置付けたのですがそこからハズレですか。買った馬が綺麗に4,5,6着なので、まあ上位に来てると言えばそうなのかなとは思いますが。難しいレースでした。

あと京成杯の話。買わずに見ていたんですがソールオリエンスの走りは凄かったですね。4角大きく膨れながらも差し切り。ちょっとここではモノが違う感がありました。期待馬がずっこけを繰り返していた世代だけに一気に注目が集まりそうで。
ただ、こんな派手な勝ち方をしてしまっては皐月賞は人気確実。基本的に京成杯から出世する馬は少ない、すごいけど操縦性の悪さを見せたレースでもあったという冷めた視点も、僕はしっかり持っておきたいなって。もし皐月賞で2倍台前半になって買うのか?というとね。まずは王道の共同通信杯もしっかり見てから。



今日のひとこと


伊藤工務店閉店

次の開店時まで・・・




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