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皮膚科専門医試験攻略④〜試験委員会を知る〜

試験対策進んでいますか?まずは過去問から解くのがよいですよ。
本日は皮膚科専門医認定試験の試験対策として、試験作成している先生方を知っておくのも大切、というお話をします。
試験問題は専門医試験委員会の先生方が制作されています。それぞれの詳しい出題数などはわかりませんし、おそらく出題範囲などは各分野満遍なく網羅するように作られているのですが、やはり先生の分野によっては少し問題に偏りがあるように感じます。なので余裕がある方は各先生の分野の最新のトピックスなどを抑えておくのもお勧めします。
現在日本皮膚科学会HPに公開されている先生方は以下の通りです。

委員長:田中 勝
東部:川村 龍吉、乃村 俊史
東京:伊藤 友章、並木 剛
中部:立花 隆夫、益田 浩司
西部:下村 裕、室田 浩之
アドバイザー:浅野 善英、伊東 慶悟、門野 岳史、神戸 直智、長野 徹、安元 慎一郎
(敬称略)

おそらく試験問題の作成は委員長、それぞれの支部の委員会メンバーが作成していると思われます。
特に委員長が現在の田中勝先生に代わってからはダーモスコピーの問題が増えました。また、ダーモスコピーでの診断だけではなく、見え方、色の意味、ダーモ画像と病理的な因子の対比などを質問されるようになりました。
このようにそれぞれの先生の専門分野を把握することで、新規問題への対応がしやすくなります。
それぞれの先生の専門分野を調べることが大変であれば、「臨床皮膚科 最新のトピックス」、「日本皮膚科学会雑誌」の中で、委員会の先生の論文やコラムがあればチェックすることをお勧めします



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