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皮膚科の勉強に役立つ本〜試験対策・日々の勉強編〜

こんにちは、この記事では、私が専門医試験勉強の際に使った本を中心にご紹介させていただきますが、専門医試験以外の日常での皮膚科診療にも役立つ本だと思いますので、ご参考いただければ幸いです。
後日、皮膚科の勉強に役立つ本〜診察室に置いておきたい編〜も投稿予定です。

あたらしい皮膚科学第3版

こちらは皮膚科の教科書と言っても過言ではないですよね。皆さん持っていると思いますが、専門医試験をうけられるのであれば第2版の方は第3版を買い直してくださいね。大幅にページ数もアップしており、病名の名称変更や新しい概念の追加、新しく判明した遺伝子疾患なんかも載っているので買い直しをお勧めします。
また、勉強を始める前に各項に見出しタグを貼ると、かなりの時間短縮になります。これは絶対オススメです。

1冊でわかる皮膚病理

こちらも有名な本ですよね。病理の本を1冊買うならまずこれがオススメです。我が大学の医局員の若手〜中堅までおそらく全員持っているのではないでしょうか。

みき先生の皮膚病理ABC 付属器疾患

付属器腫瘍で苦手じゃないですか?私は苦手です。あんまり頻度高くないのに、言い方や病名がいっぱいあって混乱します。そんな人は付属器だけ特化させたい時に追加購入オススメな1冊です。

皮膚病理イラストレイテッド免疫染色

免疫染色って苦手じゃないですか?私は苦手です。そんなあなたにオススメな本です。免疫染色の本はなかなかなくて、苦労しました。(先輩の先生に聞くと、出会った疾患で深く考えて1つ1つ掘り下げていったら少しずつ網羅できてくるよ、とのことで、その言葉を糧に診療していますが、今でも少し苦手です。)

ダーモスコピーハンドブック

ダーモスコピーの本を1冊買うならこれ、と上司に勧められて買った本です。ダーモの本は1冊をじっくり読み込むのがいいと思います。ちなみに共著者の田中勝先生は試験委員長なので、本の臨床写真が試験問題と丸かぶりしていることも、、、実はあります。

医師と患者のためのパッチテスト・アレルゲン解説書

松永先生の本ですね、パッチテストのアレルゲンが何の製品や食品に含まれているかなどわかりやすく記載されています。患者さんにも解説として見せやすい本です。

臨床皮膚科 最新のトピックス

やはり試験を受ける方は特にですが、日々診療にあたる上でも最新のトピックスを抑えておきたいところです。過去二年間の臨床皮膚科最新のトピックスはとてもまとまっていて良いです。


以上簡単にまとめさせていただきました。本当はまだまだあるのですが、最低限に絞って記載していました。読んでいただき誠に有難うございました。

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