落ち葉色のモッズコート
秋は私をもっとも感傷的にさせる季節だ。メンヘラにはもっとも厳しい時期と言ってもいい。今日はその私の心のうちを最初から支離滅裂にただただ寂しく書き連ねたい。この時期は書き殴るだけの勢いもない。
遊歩道の木々たちの枯れ葉や落ち葉が私には暦以上に一年の終わりを迎えるように感じてしまう、それは春の芽吹きよりも尊いものだ。正直なところ老いなのか、滅びがなのか、儚さなのか、そういったサイクルの循環の下が見えてしまうと、生命の営みを人生に否が応でも重ねてしまう。私の、誰かの必衰、私が見聞