DMGP2024-1stまで

1.日程
・4/20(土)フォーマット:アドバンス個人戦
・4/21(日)フォーマット:オリジナルチーム戦

自分が出るのは2日目、身内でのオリジナルチーム戦のみであるため、個人的な旅程としては
・4/20(土)荷物の準備と最終調整、千葉に向けて出発して晩飯と練習。
・4/21(日)フォーマット:オリジナルチーム戦、結果次第で切り替えてサイドイベント or そのまま晩飯。
・4/22(月)追加で旅行、何かしら美味いものを食ったりガンダムベースでガンプラ漁りなどある程度好きに過ごして帰宅。
といったところ。大型大会に旅行で訪れた後にまあまあアレは買っておけば良かった、食べておけばよかったという後悔はほぼ必ずと言っていいほどあるものなので、何事も後悔しないで済むよう金銭的、時間的にしっかりと余裕を持てるよう事前にしっかりと用意しておくことが大切。

2.使用可能なカードについて
・4/14までに発売されたカードが使用可能。
・最新弾発売日がGP1週間前の4/13(土)。

3.環境の考察
新弾発売日がGP1週間前の4/13(土)というのもあってデッキ選択については3種類考えられる。
・現環境で強い、あるいは新弾で強化されるデッキタイプから環境を考慮した上でデッキ選択を行う。
・新弾で新しく出るカード、あるいは今あるカードからで新しいデッキタイプを作成する。
・環境を考慮に入れた上で好きなデッキタイプを使用する。

自分は使用するデッキにこだわりはなく、環境で一番強いデッキを選択することに抵抗はないものの、実際それを使用して勝率がキッチリ取れるかというところには疑問があるので個人的な判断としては、この環境で自分が使って総合的に一番勝率が取れるデッキやしっかりと検討した上で納得のいくリストを用意できたデッキを使用したいと考える。

4.使用デッキの検討
ここからは自分の使ったデッキ、試したリストやその感想についてまとめていく。

3/20(水)
巨大軸フィオナアカシックリペア
ツインパクトマップを大親分ここにありへと変更、黒緑アビスの物量をブルーインパルスでは受けきれないとして不採用で回していたところ、これが相当に強く3/25時点ではまだまだ、かなり強力なデッキだと感じた。
環境外ではあるが、身内の赤黒邪王門を相手にし、トリッパ―でテンポを取られた際にブルーインパルスを不採用としたことで元々あった圧倒的に感じるほどの受けの強さが当然半減していたので緑やブーストの枚数をある程度維持しながら受けを増強したいと感じたので再検討。

3/23(土)
巨大天門
巨大設計図とギャラクシー・チャージャーでリソースを稼ぎながらスターゲイズ・ゲートやウェルキウスといったコンボパーツを拾ってくる流れが弱いわけないとしてある程度テンプレの形で使用。
天門は1枚踏ませれば勝ちという強力なトリガーだが、そもそも受けの枚数が多くなく天門というデッキタイプでありながらどちらかというと自分の強い動きを押し付ける前寄りのデッキタイプだと感じた。またスイトンは天門の5枚目以降になるがSトリガープラスの性質上相手のデッキ、殴り方によってはケアされてしまう上自分の動きに関与しないのが目立った。キューブによって緑の増量と自分の動きを強化した形であればまた可能性はあるのかもしれないが、何よりも巨大設計図やギャラクシー・チャージャーという強力なリソースカードを使っていながらヒット率がそれほど高くないのも目立ったため、個人的にはナシ寄りか。

3/30(土)
青緑アカシック
5マナ:モーニンジョー+手札フィオナ+マナアカシック
アナカラーアカシック
7マナ:手札フィオナ+マナアカシック
アナカラーグラスパー
7マナ:手札イザナミテラス+マナスクリプト+手札orマナグラスパー
クローシス暴徒ループ
5マナ:墓地暴徒+墓地
青黒マトリクスループ
5マナ:マトリクス2+アーテル2

受け対面が非常に強いと感じているので選択肢として考える。4キルを狙うと受けが弱く、受けを強くすると自然と5キルコースになるところがかなり難しい印象。巨大アカシックを使用した際にも同様の問題に直面したので結構複雑な問題かもしれない。

巨大アカシック、アナカラーサガ以外のデッキの下、使うカードの手順が多く複雑化するデッキは練習が必要だと感じた。プレイ以前にループする形のイメージが難しくループ証明できずnoteを読むようなこともあってのでそういう意味でも練習量はもう少し必要か。

4/6(土)
仕事の調整が完了したのでひとまずここでGPまでの流れを整理することに。
休日と対面の都合が合うのが土曜のみで、4/21(日)が本番とはいえ4/20(土)には千葉県へと出発することを考えればあくまでカードの収集は自分の休みである4/13(土)、4/15(月)の2日で済ませておき、4/20(土)は最終調整で必要なカードを揃える予備日として考えたい。
であれば事実上自由にデッキを触れるのは4/6(土)、4/13(土)の2日間が限度いっぱいでありプロキシでデッキを用意して色んなデッキを触るにも時間が足りないのである程度、机上論で絞ってしまい、作業する方針に。

明後日4/8(月)には公式生放送である程度のカードリストは出るようなので、今日は現時点で自分の中で結論を出していく。

強いと感じたカードについて
・奇天烈シャッフ
呪文ロックが赤青マジックやアカシックに、盤面へのフリーズが黒緑アビスやCOMPLEX辺りの多面展開デッキへ刺さっている。4コストという絶妙な重さだが、ブーストから入った場合には3tで着地することもあり広い範囲を1枚でカバーできる性能があり、非常に強力。
→盤面へのロックは後出しで使用するためまとまった打点を出力できる速いデッキであるなら無視が可能。ただし、アポロのような安定感と3キルを両立するデッキは規制されていることもあり、まだ強いデッキは赤青マジック程度になると思われる。個人的にはデッキのパワーや色配分がかなりやばそうに見えるが、エイリアンを一度触りたい気もする。

・ボン・キゴマイム/♪やせ蛙 ラッキーナンバー ここにあり
シャッフ同様に盤面へのロックを目的として採用されるカードで、こちらはより盤面に対して作用し、上面であれば先出し、下面であれば後出しすることで殴るデッキに対してターン数を稼ぐことで前寄りに防御力を高める。
特にマッハファイターで面処理が強力な黒緑アビスに対して、出たターンに殴らせないという構造そのものが除去自体をしづらくしているため、刺さりが良い。アポロのようなデッキにもジャンケンさえ勝って先出しできれば1ターンを約束してくれるため、速いデッキにも強い。
→殴るデッキそのものに対してのメタカードで非常に無視しづらい。シャッフとは逆に面へと残りやすいクリーチャーは効果を受けづらく、除去して殴るという手順を踏むデッキであれば影響は少ないか。とはいえCOMPLEXで殴るプランのように、殴り始めるタイミングが分かりやすい相手には下面が利用できてしまうため、事実上無視できるデッキは殴るのがメインではない巨大アカシックのようなループやゲンムエンペラーの着地で流れを変えられる巨大天門のようなコントロールデッキになると思われる。

使う側のデッキとしては青が入るデッキであればかなりの量のデッキに入ると考えている。

黒緑アビス
・非常にデッキパワーが高く、環境上位デッキでありながら珍しく回せていると感じているが実際はデッキに乗られている感覚がある。

4/13(土)
新弾発売日当日、こちらも使えそうなカードについてメモしていく。

《蒼き王道 ドギラゴン超》
《獲銀月 ペトローバ》
《ウィリデ・ゴル・ゲルス》
《楽識の夜 フミビロム》
《超霊淵 ヤバーダン=ロウ》
《深淵の憤髄 ファウン=テイン》
《炎怒の夜 アゲブロム》
《哀樹の夜 シンベロム》
《楽識神官 プレジール》
《光開の精霊サイフォゲート》
《文藍月 スナイパー》
《霊淵 ゴツンマ=ダンマ》

想定される対面とその最速展開
・黒緑アビス
2tブースト3t力が欲しいかジャガイスト
・赤青マジック
2tビブラート3tコルフレカラクリバーシファイアカクメイジン
・巨大天門
2t設計図3tブースト4tスターゲイズゲートウェルキウスゲンム
・complex
1tコンプ2t同期3t

必要な構成
・ゲンムで詰まない
・それなりの受け性能
・ハンデスへの耐性
・受けを貫通する手段

・ゲンムで詰まない
=大型の除去呪文、クリーチャーが必要
例...ブルー・インパルス、グラン・ギニョール、アリス下面など

=メタクリでそもそも着地させない
例...キャディ・ビートルなど

=そもそも影響を受けづらい
例...巨大天門ミラーなど大型の多いデッキ

・それなりの受け性能
=後ろで受ける札
例...ブルー・インパルス、すべて見えているぞなど

=前で受ける札
例...ボン・キゴマイム、ガイアッシュ・カイザー、アカシック・Bなど

・ハンデスへの耐性
=ハンデスよりも速く手札を増やす
例...巨大設計図など

=マナを伸ばして単体で強いカードを出せるようにする
例...5c蒼龍のような形、環境には即さないかも

・受けを貫通する手段
=ループで轢く
例...フィオナアカシックなど

=貫通できる札を投入する
例...ダンテラフルル、単騎、キーナリーなど

ある程度を満たすデッキ
・巨大アカシック
巨大設計図でハンド枚数を確保でき、デッキの構成上それなりにコストが上へと固まるため、ゲンムへの耐性がある。アカシック3さえ貼れてしまえば複数枚のカードを使用し、メタへの貫通能力もあり強い。

難点は遅さとそこから来る受け不足。質そのものは高いが、黒緑アビスにハンデスで溜められ赤青マジックに複数ターン殴らせてしまうのは間違いなく弱さだと感じる。

無法地帯マクラ―ゲンなどを試してみたいが枠がかなりカツカツ。

・巨大天門
上同様に巨大設計図、そしてペルフェクトがあることでそれなりのリソースを確保できていてサイフォゲートを得たおかげでとにかくどちらをケアしてもワンチャン返されかねないというこの状態が既に強い。

現状の構築だとメタクリが重く、エンジェル・コマンドの枚数が少ないためギャラクシー・チャージャーのヒット率の低さが気になるため、使用するならドルファ型か。

ダンテドルファである程度何とかならないかな~という安易な発想。

・青黒complex
complexの打点、ボン・キゴマイムなどによって黒緑アビスにはかなり勝てそうな印象。天門にもゲンムさえ処理できれば貫通はあると思われる。特に受け性能が高く、デッキの半数以上が受けというのは個人的には魅力に感じる。

逆にゲンムが先に着地してしまった場合、返せるカードを引けていなかった際に無限に溜められかねない上、受けも通常のデッキ程度しかなくなってしまうのが難点。

・黒緑アビス
何よりも早いがマッハファイターで叩くのが痛い。盤面にクリーチャーがいなかったりいてもボンキゴなど殴らせてもらえない対面も。

・赤青マジック
圧倒的な打点の量を得られるが、ナンバー単騎両方が使えた頃ほど貫通しなさそう。

4/20(土)
一日目アドバンスは出ず。先週4/13(土)時点での結論としては受けの強さである程度対面へ誤魔化しが効く青黒COMPLEXか、あるいは新弾で出たサイフォゲートがとにかく強く、またクリーチャーのトリガーが得られたことで強化されたカウンターが単騎以外ではケアしづらいと感じたため、ドルファ型の巨大天門か赤白カウンター。そこから派生し個人的に考えていたリースカラーのカウンターデッキ辺りの受けデッキを使用しようと検討。
最終的には巨大設計図とギャラクシー・チャージャーから得られる再現性の高さとリソースの伸びやすさ、コンボパーツが全てその二種類から拾える上、ゲンムではなくドルファディロムでも十分に圧力をかけられる対面が多いことから巨大天門を選択。

......する予定だったのだが、大阪日本橋のカードショップににるる&ルシファーが一週間前の時点で一枚も置いておらず、その時点でドルファ型の使用が不可能に。青黒COMPLEXは身内に貸し出す方向で既に動いていたため、急遽巨大アカシックへ変更。
実際ロングゲームをさせてもらえる対面が多そうというのもあり、プレイも前回超CSで使用していたため他のデッキより遥かにマシという判断。アカシックさえ貼れてしまえばゲンムも超えられることやブルー・インパルスでの返しも強力なことはわかっていたので練習時点での勝率を加味しても自分が納得していないだけで意外とやれるんじゃないかとの結論へ。

と妥協した上で千葉へと出発する当日。チーム戦に出る友人の充電器をホテルまで取りにいく約束をしていたのに先週日本橋へ行ったのに回収を忘れ、自分の使用デッキと貸し出しカードの確認、荷物の準備が終わっておらず、朝から15時まで準備に時間がかかりギリギリの時間から大阪日本橋へ出発。到着して即戻らないと飛行機に間に合わないスケジュールで別の友人の分のカードを見ている暇もなく、即座に関西空港へ。
到着したのは良いものの、30分前に間に合わなかったことで電子チェックインができず結果的に飛行機に乗ることはできたものの、空港の方へご迷惑をおかけしてしまうことに。

何とか千葉へと到着。身内と合流してホテルでカード類の交換とスリーブの確認を行い、友人から「ファイアは?」と聞かれ、買うものリストやLINEの履歴を確認したがそこにファイアが必要だったという情報はなく、ここに来てファイア3投マジックが爆誕。9時半出発で10時閉店のカードショップを探して走り回ったもののどうしても見つからず。
最終手段として諦め半分にTwitterで声をかけてみたところ心優しいフォロワーの方からお声をかけていただき、なんと明日のチーム戦オリジナルに間に合うことに。

空港で働いている職員の方、23時に顔も知らないフォロワーにパシらされても文句の一つも言わずにカードを買ってきてくださった心優しいフォロワーの方、それほどデュエマのモチベもなかったであろう身内二人、本当にありがとうございました(流石に申し訳なさで凄い顔になっていたのは言うまでもない)。

辛いラーメンを腹に入れ、明日の準備をし、ひとまず就寝。

4/21(日)
そうこうして迎えた当日。るるルシなしでデッキを妥協したフィオナアカシック使用の筆者、遠くで働いている都合で対面練習もほぼできていない青黒COMPLEX使用の友人A、自分でも必要なカードを把握していない赤青マジック使用の友人Bの3人チームで挑むことに。

結果は本当に順当というか、0-2途中ドロップ。
1回戦:3面黒緑アビス ジャンケン〇〇〇 勝敗×××
2回戦:巨大天門*2、赤緑アポロリペア ジャンケン××× 勝敗×××

ジャンケンで勝って3人とも負けたらそれはもう誰に勝てるんだよ。
という愚痴に近い意見はそれほどに、そのままサイドイベントへ。流石に3人とも1勝もせずに帰るのもなということで、そのまま爆速周回コースへ。多少回してある程度満足したところで筆者は脱落。ホテルに泊まっていたのにも関わらず遠足前に眠れない子供と化していたため限界を迎え会場の隅でスマホを触るオタクに。
身内がある程度周回を終え、プレイマットとスリーブをそれぞれ回収したところでホテルへと帰還。そのまま昼食の蒙古タンメンへ。友人Aが近所にあれば週1は通っていただろうとの事で話は聞いていたものの一度も行ったことがなく、辛い物がダメな友人Bと3人で初挑戦。

食べてなるほど、美味いと感じたのは事実だったが、ホテルへ帰ったのち友人Bは当然辛さを打ち消すのに必死だったし、筆者は腹痛が本当にやばすぎて1日中悩まされた(風呂へ入ったのに腹が痛くなって自分の部屋まで戻って再度風呂に入りなおすなど)。

4/22(月)
GPは20、21で終わりだが、筆者はシフト制で働いているため日曜日を休ませてもらい友人Aも月曜日を休んで観光へ。秋葉原でデッキを買い取りに投げたり、EXVS2OBを遊びつつ時間を潰しながらたまごけんで昼食。オムライスがめちゃくちゃ美味いのでもし秋葉原へ行く機会があれば一度食べてみてほしい。
シュタインズ・ゲートのポップアップショップに行ってグッズを覗いた後、立像のユニコーンガンダムを見に移動。ガンダムベース千葉でガンプラを漁って、ユニコーンガンダムが動く姿を見届けた後、友人Aと解散。友人Bともそのまま空港へ向かい、地元まで帰ってきて解散。

こうして筆者のDMGP2024-1stは終わりを迎えた。

GPを終えて
4/28(日)現在、改めてGPを終えた感想と結論についてまとめる。

まず第一にデッキ選択について。
決勝ラウンド分布を見てみると黒緑アビスが1、赤青マジックが2、続いて天門が多いという結果に。元々騒がれていたことではあったが最上位デッキの黒緑アビスがヤバーダン=ロウというヤバい新規をもらい、更に強化されていたことでただでさえ多かった母数が増えたように思う。
特に今回はチーム戦ということもあり、3人で同じデッキを共有するチームもあったことから一番強いデッキが一番多くなったのは当然だろうと言える。

赤青マジックが多かったのは正直読み違えたなという感想。先週のCS結果を見ていたが確かに赤白カウンターが優勝したCSでは2~4が赤青マジックと、かなり多くなっていたであろう結果が見受けられた。
多いとは思っていたが、正直天門の方が多いと思っていたため、ちょっと悔しい気持ち。大型大会ということもあり、トリガーを踏まなければ天門にも貫通。ジャンケンに勝ち先行を取ることができれば単騎だけでなくファイナル・ストップも間に合うこと。対面次第ではそういうカードを引ければイージーウィンに繋がる上振れ要素も加味しての選択が多かったのではないだろうか、と筆者は考える。

天門、COMPLEXは言うまでもなく筆者自身が選択候補としていたが、クリーチャートリガーはケアしづらいと考えての選択だった。ただ設計図を仮に通せたとしてハンデスが嚙み合えば黒緑アビスにはカウンターを封じられながら走られる場合があること、赤青マジックには単騎を引かれた場合は貫通してしまうことを考えれば消極的だったとも考えられる。

それを踏まえて4位までが黒緑アビス5人(うち3人が3面)、赤青マジック3人で、5c蒼龍が3人(3面)、青黒COMPLEXが1人という結果に。
こういうところがデュエル・マスターズの面白いところで決勝戦の卓に5c蒼龍3面と更に1人の青黒COMPLEXが残っているという驚愕の結果になった。

本当に皆デュエル・マスターズをしっかり遊んで、ちゃんとプレイしているんだなと感じた。プレイに関してはとにかく自分は浅いと理解しているため、それほど悔しさは感じないが知識は蓄えてきたと考えていたので、本当にこの結果を見た時は悔しさを感じてやまなかった。
もちろん、予選ラウンドを通過したプレイヤーは相当に上手いプレイヤーであることを前提として、その上で自分は環境デッキのみを見て考えることすら妥協していたのではないかという思いが強く残った結果になった。

筆者が巨大天門を選択した理由はアビスに対して巨大設計図とギャラクシー・チャージャーでリソース勝負ができ、赤青マジックには4tドルファでイージーウィン、ミラーにもドルファで呪文を止めて時間稼ぎをし、ダンテを探しにいければサイフォゲートも貫通でき、ゲンム型に対して再現性で勝る。カウンターは実際のところアビスがいる都合それほどいないという結論を出して割り切るつもりで選択した。
そうして決勝に残ったデッキはマナを伸ばせば黒緑アビスには戦えるかもしれないが、厳しいだろうと割り切って選択しなかったデッキだった。構築を見てみると呪文のコストがバランスよく振られていてシャッフに対して択を取らせることができ、多色で高コストの呪文がデッキの基盤になっている為、マナを伸ばした後の素引きのパワーや踏ませた際の強さを担保した上でゲンムにもドルファにも強く受けられる構築になっていて、正直感動した。

S・S・Sの採用は前週入賞の5cバラモルドでも見られ、自分自身は知識として知っていたのに関わらず深く考えなかった。他にもGP入賞デッキでは青黒COMPLEXのテック団やブレスラチェインの百威と族絆の決断などコストが高い多色の呪文が多く見られ、ドルファやゲンムが強いとした上でそこよりも更に先まで考えている方を何人か見かけた。
更に触りすらしていなかった白黒メカなどもあったため、時間が足りないと妥協した分だけ今も悔しい気持ちがとにかく残る結果に終わってしまった。

ただ、もちろん良かったこともあって、身内との旅行は楽しかったしこういった大型大会では自分の思いもよらないアイデア、デッキが出てくるためそれらを触って、またたくさん遊べるということが嬉しいと感じる。
大型大会では参加する度に会場にいるフォロワーの方に挨拶させてもらって、今回はカードを買ってきてもらったばかりか、デッキまで回させてもらい、本当に楽しい3日間を過ごすことができた。

現在公開されている大型大会やイベントは
7/26(土)ファンフェスティバル愛知
8/3(土)超CS Vll横浜
8/24(土)超CS Vll広島
10月DMGP2024-2nd愛知
の計4種類。

お財布的にも正直あまり余裕があるとは言い難いものの、こういったイベントにはこれからも参加していきたいと考えているので、もし会う機会や対戦の機会があれば遊んでいただけたら本当に嬉しいです。
次回またどこかでお会いしましょう。長い間お付き合いいただき、ありがとうございました。

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