元祖ネッ友の話

ネッ友と言うのやつがいんのよ、Twitterきっかけに会った事ある方も多いけどさ、それはわりと最近。それよりも前、少なくとも8年以上の付き合いになるかなと思うんだけど今でも連絡を取っている私の中の元祖ネッ友がいて。

元々私が彼女のブログをめちゃくちゃ読んでいて、ブログを引っ越した先も読んでいて、多分その時点で10年分以上くらいあったと思うけど1記事すごい文量の記事を当時の私は時間があれば読んでいた。ただただ日々のこと、自分の考えていること、気持ちを全部すぎるくらい全部書く彼女のブログが本当に大好きで、なんと言っても彼女はどこを取っても他に見た事がないくらい圧倒的センスがあった。

8年の間会った事あるのは3回だけ。彼女が文学フリマに出た時に買いに行ったのが1回目、そのあと同じ回の文学フリマに私も出た時にちょうど向かい合ったななめ前に座っていたのが2回目、3回目は多分4、5年くらい前だと思う。何を話したのか全然覚えていないけれど横浜のハンバーガー屋さんでめちゃくちゃ食べるのが遅い私をずっと笑って見てた彼女。あとは全部SNSでたまにやりとりしたり、テレビ電話を放置しながらダラダラと中身のない話をしたりくらい。

出逢ってから今日までの間に、彼女はあれだけ書いた膨大な記事が載ってるブログをいきなり閉鎖したり、Twitter辞めたり、Instagramのアカウントが何回か変わったりしている。そういう事が起こったらLINE知っていれば普通「どうしたの〜?」とか、「生きてるか〜?」って生存確認しそうだけれど、私は一度もしなかった。あのブログを書く人間がネットを辞められるわけがないとわかっていたし、なんとなくだけれど彼女が一生ネットを辞める時はそういう時で、この世のどこかでネットを辞めた彼女がネットに現れないまま生活をしているのが全く想像出来なかったから。だから彼女に対して生存確認する必要はないし、多分生存確認してみたらきっと彼女に(こいつ興味ないくせに生存確認してきたな)とバレるんだろう。何故か知らないけれど私はなんとなく彼女に嘘がつけない。

最後にアカウントを消してどっかいったのがたしか去年の梅雨時期ぐらい。

まあまた戻ってくるっしょ、と思っていたらそれからがめちゃくちゃ長かった。

11月になって、(さすがにLINEするか?)と思っていたある日の私のツイート

アカウントを見に行って、あまりの変わりっぷりに声を出して笑った。変わってないけど、変わっていた。戻ってくるとは分かっていたけれど、今度はそうきたか!という感じだった。さすがすぎた。本当に飽きない人。

彼女はセンスがめちゃくちゃいいし、ブログをあれだけ読んでいただけあって彼女の事は大好きなんだけれど、話しているとたまに、圧倒的に考えが合わないなと感じる事もある。でもそれを否定するわけではなくて、多分そこが私が彼女に惹かれてしまう部分なんだと思う。あなたはこういう所があるんですね、という感じで、彼女も私に対して踏み込んでこないのがこれまた気楽だなと思う。8年前にもし最初にめちゃくちゃに仲良くなっていたとしたら、今頃お互いに一気に嫌いになって、続かなかった気がする。それくらい、彼女も私もお互いに瞬発力があって、それがまた似ているようで全然違うから面白いなと思う。

そんな彼女が、人知れずnoteを始めていました。


8年間で3回しか会ってないけれど、次もいつ会うかわからないし、もしかしたらまたどこかに行っちゃうかもしれないし、この関係に終わりが来る事があるかもしれないけれど、とりあえず一旦またよろしく〜(見てる〜?)

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