ゲゲゲの謎 Amazonでも鑑賞

ゲゲゲの謎がPrime Videoでも公開されたので観た!
映画館で気に入った場面や、短いシーンや小さい箇所を何度も確認できるのは素敵。内容も踏まえた感想をいくつか記載。

・克典社長はやはりお亡くなりのようで残念。

・南方の玉砕風シーンに弾薬箱らしきものがあるので、敵陣前でなく破壊された日本軍の陣地に思える。突撃中被弾し気を失った後で意識を取り戻した水木が、敗走時に目撃したのかな。水木は生還したってことは目撃後間もなく捕虜になってそう。

・沙代さんの「そっかそれも知ってたんだ水木さん」以降の語りが素晴らしい。静かな強い意思が滲み出る声が格好よく、それがろうそくの最後の輝きのように唐突に終わるのがやるせない。この場面まで型通りのヒロイン風だったのは自分を殺していたからで、未来がないと絶望して失う(かもしれない)ものがなくなって初めて自分を出しているのも悲しい。最初に映画館で観たときは呆然として続きが頭に入らなかった。。

・時貞の最期、敵を舐めていたにしても隙がありすぎるように思う。時貞の内心の良心が造反していたという説は荒唐無稽かしら。岩子さんをわざわざ引き合わせるメリットもないし、忠誠心未確認の水木がテロ可能な至近に来てるのにどうぞやってくださいと言わんばかりの悠長さ。時貞氏の過去編が観てみたい。

・音楽が素晴らしい。最期の曲は、仮に実写オペラならカーテンコール付きで聴いてみたいなあ。

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