もう餃子しか食いたくない

毎日暑い。暑いと疲れが倍増するので、おのずと夕食のメニューが適当な感じになってしまう。暑くなくても適当にはなってしまうが、そこはまあ作る方のモチベーションが上がらないため仕方がない。

もともと中高年しかいない家庭なので、

「ママぁ！今日の晩ご飯は何かなぁ？ええッ、ハンバーグぅ？！僕、ハンバーグ大好き！」

みたいな、はつらつとした食欲の持ち主がいれば、いくぶんやる気も出そうなのだが…

さて、表題の件、ギョーザである。

ギョーザはこの季節、採用頻度が高い。なぜなら、ビールが飲みたいからである。
ギョーザほどビールがすすむ料理はないと思う。それに、今や食事を手掴みで食べるようになった母(要介護5)にとっても、フィンガーフードっぽく食べられるので都合が良い。なのでギョーザ。

我が家の餡は、豚とエビ、ニラを使う。わりと、ニラ饅頭に近い。ニラを山ほど微塵切りにして、豚ミンチと、叩いて細かくしたエビ、たっぷりすりおろしたしょうが、鶏ガラスープの粉末、胡麻油を入れて、しっかりこねる。ニンニクは入れない。

エビがねっとりしたつなぎになるので、片栗粉は入れない。プリプリ食感と旨味がすごいので、エビ、おすすめ。

味変で大葉を入れたり、肉の量を減らして白菜マシマシでも良い。真夏になったらきのこを2パックほど炎天下に干してカピカピにしたものを入れても美味しい。コリコリ食感が楽しい。
ギョーザはアレンジがきくのも良い。

およそ50個ほど作って、三人で食べるので、結構お腹いっぱいになる。
餡を50個分換算で作っているつもりだが、いつも肉を目分量で買うので、皮があまる。というか、余らせて、モッツァレラチーズを包む。

モッツァレラは水に浸かっているのを買ってくる。一口大にカットして、水を軽く拭いて、余った皮で包んで焼く。それだけなんだけど、焼きたては小籠包みたいに汁が出てきて美味しい。

やっぱり、夏は餃子だよ。もしくは、ジャワカレーの辛口か。

でも今日は、餃子しか食いたくない。ちょっとテンション上がってきた！