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お詫びの術を学ぶ。

ミスドに車を停めていたら
バンパーをぶつけられたらしく
焦って謝りに来られた50代くらいの女性。

「あちらの車の方ですか?」
『はい』
「ぶつけてしまって…」
『あら、見に行きましょうか』
「ここです…警察呼びましょうか?」
『…(呼ぶと楽団の練習に間に合わない)
いや、とりあえず大丈夫です!』
「では連絡先を…」

と、名刺を渡して別れました。

後日修理代を写真に撮って
メッセージしました(便利な世の中)

バンパー交換で56,000円

高い…
請求するの申し訳なくなってきた…。
一応写真撮って送りました。

「すぐ振込ます」

しかも60,000円。
わぁ、かえって申し訳ない…。

さっそく修理、交換を終えて
お礼のメッセージ。

5日後、自宅に菓子折りとお手紙が届く。

うわ〜、さらにさらにかえって
申し訳ない(クッキーむしゃむしゃ)

そしてご丁寧な直筆の文章。

よし、コレは自分も同じことをした時の
テンプレートにしよう。
(多分テンプレートの使い方間違ってる)

と引き出しの中にお手紙をしまいました。

ここまでして頂くと
もともと怒ってもない気持ちが
次第に感謝にすらなります。

テンプレート入手して
クッキー頂いちゃって
(ちゃっかり感満載)

そして
「またご縁があったら」
と気持ちよくメッセージを終えました。

素敵な人にぶつけられて
なんだか良い気分です。

私も昔、フィリピーナのチャリを
プレスした事件がありましたが(何)
良い対応できてたかな、と振り返る。

ちゃんとした大人に出会うことこそ
何よりの学び。


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