見守る人。
こんばんは。
今日は
「えんとつ町のプペル」の
大阪公演向き合ってみて。
思い出とか、感じたこととか、自分のスタンスとか。
そんなテーマで。
どこかで演出の高橋伊久磨も言っていた気がするけど
2年近く前に一茶企画で
「プペルってできないのかなぁ」なんて話が出て
絵本や、映画版の脚本を買ったりして
当時一茶でやっていた小規模の朗読会で
朗読上演したりしてたのが
一番最初の出会いでした。
だから絵本も読んだし
映画も見た、脚本も読んだ。
朗読もした。
全部毎回大号泣笑
あれ、でも雲晴れたら
この街どうなるんだろう？？？
正義って何？
なんて疑問がよぎったのもこの時。
ま、この話はまた機会があれば。
そのすぐ後に
CHIMNEY TOWN主催でミュージカル化する話も聞いて
東京公演のキャストが発表された時には
他の企業主催とはいえ、同じ作品に自分が関われることになるなんて
これぽっちも思いませんでした。
だから昨年、
伊久磨から「こんな話が浮上してるんだけど！」
と報告をもらったときには
「絶対やろう！絶対引き受けよう！」
って食い気味で返しました。
もちろん一茶の中には慎重派もいたけど。
こういう時の勢いの良さは伊久磨に匹敵するものがあると思う笑
私と伊久磨が揃って｢やろー！！｣ってなってる時って、とめたい人は大変なんだろうな。ごめんねみんな。
でも
何もせずに後悔したらただの時間の無駄だけど
やって失敗した後悔なら、その経験は次に生きるからね。
なんて
愛してるよみんな笑
いつもありがとう。
そんなこんなで（ものすごい割愛するね）
どうにかどうにか10月に東京と大阪でのプレ稽古
11月に全員大阪入りしての本稽古が始まったわけです。
稽古初日のわくわくったら！
最初のルビッチの口上が始まった時の感動ったら！！
でも大阪キャストの大半がそうだったかもしれない
東京公演のYouTubeの見過ぎ。
どうしても歌もセリフも東京公演の「音」が頭から離れなくて
それを無意識に追いかけてしまう。
自分の心から離れた音や言葉。
相手と噛み合わないセリフのやりとり。
先に映像や音源があると便利な分
陥りやすい点。
ある程度キャリアのあるメンバーは
すぐに「自分の言葉」にしていけるけど
若手メンバーは経験値もそうだけど
ものすごく真面目に真剣に完コピの勢いで
YouTubeで勉強してきたんだと思う。
その分「自分が喋る」感覚を掴むまですごく苦労していたように側から見ていて感じていました。
え、教えてあげないのかって？
うん。笑
役者が指導しちゃうと、
役として向き合ってる時にも役と関係ない上下関係が生まれたりして
役を全うできなくなる場合があるから苦手なんだ。
過去に自分が教えられる側として
相手役に怯えてたそんな経験があるので
聞かれたら答える。
こんな傾向があるね
こんなアプローチ法
こんな練習法があるよ
やってみてわからなかったら
またいつでも聞いて。
そのくらい。
でもやっぱりみんなすごかった。
この役を絶対自分のものにしたい
この作品を絶対に成功させたい！
ものすごい集中力で
特にルビッチ役のれのなんかは
メキメキメキメキ変わっていった。
色んな人観察してるのが
本当に楽しいカンパニーだった。
別に余裕ぶっこいていたわけじゃなくて笑
少し客観的にカンパニーを見ながら
一茶の人だからキャスティングされたんでしょとか
ローラ存在感薄かったね
なんて絶対に思わせてなるものかと
私は私なりにメラメラしていたし
出番が少ない分
ローラがどういれば
ルビッチが
ブルーノが
引き立つんだろう
前を向けるんだろう
作品が立体的になるんだろう
どうやったら
ローラの大きな愛や強さってどこから来るんだろう
そんなことを常に常に悩み続けていた稽古期間でした。
ベラールとの歌はやったら難しくて
ちゃんと歌えたのゲネプロが初めて。くらいの勢いだったし笑
お客さんから見えない方の手で
ずっとリズムを数え続けていたのは秘密です。
今回大阪は
ローラという役に少し光を当てていただいたので
お客様からもローラに対する素敵な感想をいただけたし
東京やBWのクリエイティブメンバーからも
「ローラはこうあってほしい」の明確な方向性を示してもらうことができたけど
ほんと演出ありきで
自分自身まだまだ探求したかったな。
という思いが大きいです。
あとさ、なんなんだろうね。
終わってから気づくこととかってあるよねー！笑
上演中に気づけよ！！！って笑
あー、このnote終わりが見えない笑笑
ローラを通して感じたことはたくさんあるので
それはまた後日。
ということで
おやすみなさい。
おはようございますの方は
いってらっしゃい
良い1日を！
配信は大晦日まで見れるよ♥️
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