想いのはじまり

先日書かせていただいたnote、とても反響があり正直驚いています、、!(笑)

早速イベントについて知りたいと言ってくださった方、ぜひお話してみたいと声をかけてくださった方。
嬉しすぎます!!本当にありがとうございます!!☺

この出会いを、つながりを、ずっと大切にしたいなぁと思います。


さて前回も書いた通り、今回は
私がリアルな医療現場の声を聞きたい理由について、
自身の経験とともに書いていきます。
最後まで読んでいただけると幸いです。


私がリアルな医療現場の声を聞きたい理由

それは私が伝えられなかったからです。

私は高校2年生の1月から高校3年生の終わりまで難聴を経験しました。
原因が分かるまでに半年、治療に半年の時間を要しました。

この1年を短いと感じる方もいらっしゃるかと思いますが、私にとってはとても長い1年でした。

特に原因が分かるまでの半年が1番しんどかったです。

毎週のように病院をたらいまわしにされ、どこに行っても「思春期によくある精神的なものが原因だ」と言われました。
でも当時の私は、勉強に部活動にと高校生活を心から楽しんでいたし、ストレスなんてなに1つ無かったんです。

だからこそ納得いかなかった。ほかに原因があるはずだと確信していました。


でもそこに追い打ちをかけたのが、検査を担当してくださる方の姿勢です。

検査をされる方はまるで事務作業のように、私と目も合わせることなく、ただ淡々と検査をされていました。

確かに検査をする側からしたら、たった10分一件の聴力検査かもしれない。
でも私にとっては、前より少しでも良くなってるかもしれない、良くなっていてほしい、と願う10分なんです。

この気持ちの違いを感じる時ほど、しんどい時間はありませんせんでした。


たった一言、

「○○が原因の可能性もありますね、調べてみましょう!」

「前回よりも良くなっていますよ!」

と言ってもらえたら、難聴に向き合う日々をどんなに頑張れただろう。

そんな毎日の中でもっと自分と向き合えただろう。

私はこの一言を言ってもらうまでに、半年かかりました。

半年かかったけれど、この一言を言ってくださった病院の先生方には今でも感謝の気持ちでいっぱいです。


この経験があるからこそ、私は患者さんやご家族の想いに向き合いたい、寄り添いたいと思っています。


学校でもきっと習います。

「症状には個人差があります」

「しっかり患者さんの立場に立って考えましょう」と。

言葉でいうのは簡単です。

でも、

個人差って例えばどんな?

どうやったら患者さんの立場に立てるの?

今の私の素直な疑問です。


だからこそ私は自分でちゃんと聞きたい。
そして考えたい。

私のように自分の気持ちや考えを言えない、患者さんの声なき声を聞きたい。

本当はどうして欲しいのか。

自分だったらなんて言うだろうか。

自分だったら何ができるだろうか。

それは患者さんに寄り添った言動だろうか。

これを考えるのに、遅いも早いもないと思います。


全国の大学・専門学校に通われている医療福祉系学生の1年生の皆さん、

私と一緒に考えて下さいませんか?

今は1年生ですが、これから学んでいく中で自分の知識や考えもきっと深まるはずです。

その過程を私は皆さんと一緒に踏んでいきたいと思っています。


次回のnoteでは私の想いに共感していただける方、自分も考えたいと思ってくださる方に向けて、私が8月22日(土)に行うイベントについてご紹介します。


気になったという方、ぜひお気軽にDMくださると嬉しいです。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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