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【むし歯から守るために】#19

おはようございます!

smile☺︎まもり隊/隊長Yumiです。

もしも、みなさんの歯に穴が開いたら・・・どんな選択をしますか?

◉『穴が開いたのなら、何か詰めてもらえばいい』

その後、歯科医院に通院し治療へ。その病気は“むし歯”でした。

◉『なにこれ?なんでこんなになったの?』

その歯の穴を見て真っ先にこう考える方もいます。原因はなんだろう?・・・

2度とむし歯を繰り返さないためにも、先ずは原因を知ることも選択の一つです。

どっちの選択にしても治療は必要だとしても、どんな思いで歯科医院に行くのかによって着地点が変わってくると感じています。初めは治療優先だった患者さんもお話をする中で行動が変わるようむし歯の原因を伝え、コントロールに必要な知識を増やしてもらい行動が変わるよう促します。

昔と違い現在のむし歯治療はできるだけ削らない治療を基本としています。

できるだけ自分の歯を残すという選択肢があるということを知っておいてくださいね。そこで私たちはこんなお話を患者さんにしています。

「〇〇さん、今回どうしてこの歯がむし歯なったのか心当たりはありますか?」

「ハミカキが下手だからかな」

そんな言葉をたくさん聞いてきました。

「そうなんですね。どうして下手って思うんですか?」その方の中にある知識や情報を聞きながら、正しい知識や新しい情報に書き換える時間が必要です。

むし歯は感染症と考えられていましたが、現在は多くの研究から感染症ではないということがわかってきました。口腔内のいろんな細菌が関わり合いながら、お口の環境の変化によって起こるものです。つまり非感染性の病気と考えられています。

繰り返さないためには、お口の環境を整えることが大切です!!

私たちが、患者さんにこうしてお話をする時間は数分で終わるものではありません。患者さんの行動が変わっていくにはとても時間がかかるものです。

でも、対話をする中でお口の中の状況を丁寧に説明し、原因を理解し、ご家庭で実践するために必要なサポートを継続していけば自分の歯を自分で守ることができるようになるのです。

小さなお子さんなら、保護者の方が理解するべきで歯が生える前からできることがたくさんあります。マイナス1歳から始めるむし歯予防はママだけでなくパパにも知ってもらいたいことがたくさんあります。

むし歯の原因に関わる細菌はお口の中にいるけれど、大暴れする環境を作らないことです。大事なこととして

◆バイオフィルムを取り除く

◆フッ化物配合歯磨剤を活用する

◆糖のコントロールする

◆酸のコントロール

◆唾液を活かす

次回の投稿から少しづつ進めていきます。バイオフィルムについては以前の投稿でも触れていますので、よかったら読んでみてくださいね。

最後まで読んんでいただきありがとうございます。

smile☺︎まもり隊/隊長Yumiでした。





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