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37回めの、クリスマス・イブ🎄

キラキラと街が輝くころ…
あの歌も、流れてきます。

1983年12月14日にリリースされた、山下達郎の『MELODY』に収録されていた『クリスマス・イブ』は、この時期のスタンダードとなりました。

クリスマスに合わせ、新幹線に乗って会いに来るという恋人たちのシーンを絶妙に演出した、JR東海の『クリスマス エキスプレス』のTVCMが大ヒットし、そのBGMとして使われた山下達郎の音楽が、この時期のクリスマスソングの定番となりました。

そして、いつのまにか、日本人のこの時期のスタンダードになりました。

クリスマスの音楽といえば、たくさんあります。洋楽でも、クラシックでも、JAZZでも…。
日本のPOPSでも、人それぞれ好きなクリスマスソングはあるでしょう。

でも、山下達郎さんのこの『クリスマス・イブ』は、たくさんあるクリスマスソングの名曲の中でも、いつまでもキラキラ輝いているように感じます。
こんな歳になっても胸がキュンとなります。

音楽と映像が噛み合い、何度も繰り返し見てしまうと、自分もその映像の世界に入り込んでしまいます。
さらに、その時期の自分に戻り、その当時に関わった人たちのことも思い返してしまいます。

そんなこと、ありませんか?

私は3年間、札幌市に単身赴任で住んでいたことがあります。

札幌の大通公園では、クリスマスの時期に素敵なイルミネーションでいっぱいになります。
たぶん、札幌市民にとっては、2月の『雪まつり』よりも、雪を楽しんでいると感じます。

2016年の12月。
クリスマスイブの日。

単身赴任の自分は、
仕事が終わって、普段より少しご馳走を作り、晩ごはんを終えたあと、時間を持て余して
ひとりで大通公園へ行ってしまいました。

キラキラ輝いていて、
たくさんのカップルと、
たくさんの家族が、イルミネーションを楽しんでいました。

その年の札幌大通公園のイルミネーションイベントのテーマ曲は、back numberの『クリスマスソング』でした。

それでも、
私のスタンダードは、
山下達郎さんの『クリスマス・イブ』に変わりはありませんでした。

今年は、世界中、少し寂しいクリスマスイブになりそうですが、キラキラ輝いて、みんなが少しでも笑顔になれればいいなぁ…と、思っています。

『クリスマス・イブ』のTVCMのあのシーンのように、自由に人に笑顔で会える日が戻りますように…

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