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職場がなくなり、それぞれが選んだ先はいばらの道

2023年3月31日、
地方公務員を退職しました。

公立園で幼児教育、保育に
23年間携わってきました。

退職の一番の理由は

「娘が1年生になるまでに働き方を変えたい」

ということでしたが、

職場の幼稚園が年度末で
閉園になったことも一因です。

『閉園=職場が無くなる』
ということです。

職場を無くした元同僚たちと
久しぶりに会う機会があったので
今日は、選んだ道の先について
書こうと思います。

それぞれが選んだ道は
大きく分けて以下の2つです。

①他園に異動する

何も考えていなかったら
私も異動していました。

娘が現在、保育園の年長クラスなので
もう1年働こうと思えば働けた。

でも、退職のタイミングは
きっと「今のはず!!」
って直感的に思ったんですよね。

で、残った同僚たちは
他園に異動になりました。

市役所の教育委員会に
配属された先輩もいます。

公立園を再編して
次々と閉園していった結果
「正規職員が余る」
(クラス担任から外れる)
という事態に見舞われているんです。

特に40代半ば~50歳前後の
層が厚すぎて…。

体は動かなくなってきたけど
知識も経験も豊富、頭のきれる
おばさん職員だらけなので

現場ではそれぞれの立場や仕事分担、
職員間の人間関係など…
大変なことになっているそうです。

ま、この状況は想像がついたのでね。

飛び出して良かったと
思っています。

②退職する

退職してフリーランスになったのが私。

そして、私立の新設園に
再就職した同僚が数名います。

子どもたちと一緒に
新設園に移行したので
子どもたちと保護者には
とても喜ばれていましたが

やっぱり公立と私立では勝手が違う。

職員の体制も保育の仕方も
お金の使い方も大きく違うようで
いろいろ苦労しているとのこと。

それでも、子どもたちは
立派に成長していたので
この半年間、子どもたちと保護者の
大きな支えになってくれたのだと
感じました。

(運動会の応援に行きました)

選んだ道でどう生きるか

私自身は「どの道を選ぶか」
あまり重要ではないと思っています。

それより大事なのは
「選んだ道でどう生きるか」
ということ。

40代半ばで新しい環境に飛び込むのって
正直勇気がいります。

でも迷いはなかった。

やってみたい!!っていう
好奇心の方が強かったから。

公務員を辞めて手放した「安定」

でも、それ以上に得る物の方が
多かったので後悔はありません。

今は「自由な時間」「出会い」
私の心を豊かにしてくれています。

この道の先がどうなっているのか
今もワクワクしながら進んでいます。

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