眩しいほどの笑顔と出会い、夢をもらったオタクの話

おはようございます。こんにちは。こんばんは。
まずはどこの誰かも分からない一端のオタクの文章に興味を持って下さり、ありがとうございます!

この度、私が超特急のライブに初めて行った日の記録、そう【初乗車ブログ】なるものを綴ろうと思います。
実は初乗車の日からは3ヶ月が経つのですが、人間の記憶は儚いもの。少しでも私の中に初乗車の日を記録したい気持ちがあるのならば、一分一秒でも新鮮なうちが良い、と思い立ったわけなのです。
拙い文章ではありますが、最後までお目を通していただけると幸いです。(飽きたら速攻閉じてくださいね☺︎)

と、長い前置きはさておき、軽く自己紹介を。
社会人3年目。物心がついた頃から別事務所のアイドルのオタクをしていました。
話を進めていく上で必要になる情報はこんな感じかなぁということで、自己紹介はここまで!
本題へ参ります。

髙松アロハくんと超特急との出会い

遡ること約4ヶ月前。(2023年7月)
私は新型コ○ナウイルスに感染、自室での隔離生活をしていました。
高齢者である祖父母や介護施設で働く母と生活をしているため、決してうつさぬようにという緊張感、迷惑をかけてしまっている罪悪感から少しばかり心が追い込まれていました。
「このままではまずい」と思った私。とにかく何か気を逸らすようなものを…と、開いたのがU-NEXT。
ドラマかアニメでも見て気を紛らわせようと思ったのです。
しかし沈んだままの心では何が見たいか決まり切ることはなく、ひたすら下までスクロール。
そこで現れたのが【あなたへのおすすめビデオ】。
過去にBL作品をいくつか視聴していたからか、
「4月の東京は…」が表示されました。
ですが、実はこの時点ではドラマの視聴にはいたりませんでした。
私はこの作品のサムネイルを見た時、別の作品と勘違いをしていました。(なんて失礼なことを)
勘違いをしていた私は「そういえばこれって○○さんが出ていたやつだっけな」と、ドラマの概要を調べました。
すると、出演者の欄には初めてお目にかかる名前が。
【髙松アロハ(超特急)】
衝撃を受けました。なんて元気いっぱいなお名前なんだ。え、本名なのかな。このどちらかの方がアロハくんってこと?
「あれ、待って。超特急にアロハくんというお名前の子、いたか?」
全ての始まりでした。
以前から超特急というグループのこと、形を変えながら活動を続けていたこと、新メンバーを加えた新体制になっていたことは知っていました。
その知識を踏まえた上で、私は「じゃあこちらのアロハくんが新メンバーということか!」という考えに。
その時の私はもうドラマやアニメではなく、髙松アロハくんが一体何者なのか、そのことが気になって仕方がなくなりました。
(後々、ドラマも1話から最終話まで視聴しました。アロハくんをはじめキャストの皆さんは、これから先あたたかな光の中で健やかに過ごしてほしい。この作品があったから私はアロハくんという大切な存在に出会えたので、その全てにありがとう。)
お察しの通り、私は年季の入ったオタク。ここからはあっという間でした。

髙松アロハ、超特急アロハで検索をかけると、なんとびっくり。

"""顔が良すぎる"""

なんだこの精巧に作られたお顔は!?
切れ長のアーモンドアイにぷっくり涙袋。スッと筋が通った三角定規のような鼻。神絵師のイラストでしか見たことない理想を詰め込んだ形の唇(るんっとした口角がキュート)。そしてその全てを受けるパーフェクトフェイスライン所持の土台。
あっぱれ。このお顔を前にして何もできまい。しかもアロハって本名なんだ。名の通りに生きすぎだろう(涙)
………………ちょっと待って(オタクストップ)
このお顔でダンスを…?ステージでパフォーマンスを…?見たい。見させてくれ。

YouTubeで超特急と検索。
まず最初にMORA MORAのMVを見ました。

…………あれ?超特急ってめちゃくちゃ踊るじゃん!?!!?!!
「ダサカッコイイ」というコンセプトのイメージが強かった私は、こんなんオタクが好きなやつ…な黒衣装を見に纏いバチバチに踊っている姿に衝撃を受けたのです。
「アロハくんの顔、本当に好き」と思いつつ、MVの次に見たくなるのはやはりライブパフォーマンス。何か無料で見れる媒体はないのだろうか…と思い、ひたすら検索。
すると出会ったのが D.U.N.K.でのパフォーマンス映像でした。公式確認ヨシ!!!いざ視聴へ。

メンカラ衣装助かる〜〜〜〜〜〜〜
アロハくんの全身から"生命"のエネルギーが溢れ出るダンス、好きだなぁ。
何も分からないけれど、本当にダンスが好きなんだろうなあと勝手に感じていました。
そして、センターが順々に入れ替わる「NEW WORLD」、2サビでアロハくんがセンターに入った瞬間、雷に打たれたようなハッと目が覚めるような感覚。

笑顔が眩しすぎる

この輝きから目を逸らすことなんて私にはきっとできない、したくないと思った瞬間でした。
屈託のないキラッキラ特大笑顔を見せてくれたかと思えば、鋭い眼光で見るものを固まらせる表情。
あ〜〜〜〜なるほどね、了解。好きです。
動画ラストのBurn!へ。
こういう皆んなで一緒に踊れる!みたいな曲もあるんだ〜 超特急さんは一体感を生み出すのが"上手い"な〜(おま誰) ライブ楽しそう。
………………待って!!?!!?(2度目のオタクストップ)今、バク転した!!?!!?!?!?!
アクロバットもできる方だった〜〜〜 了解。好きです。
まさにアロハくんの沼に片足突っ込み状態。
わんこそばのように同じ動画を永遠リピート。
そしてオタクとは強欲な生き物、他にも見られたりしないのかな?D.U.N.Kの公式チャンネルを遡ります。

出会ってしまいました。「バッタマン」に。
ヒョウ柄のシャツの子は暴れ回るし、ボーカルはありえない滑舌で歌うし(てか歌ウマすぎ)、フォーメーション移動から何から永遠に動き続けてるし、アロハ!ターコイズの顔カッコ良すぎるし
コメントでもたくさん見かけるけど、体力鬼すぎ?????これ終盤にやることじゃないよ。
困惑と興奮の中、また私の運命を大きく変える時が。

現状維持?ネバーネバー
おなか ペコペコ
戦闘体制 イエッサーイエッサー
「わりーけど超特急ナメんなよ!!」

ダンサーの全力の掛け声とタカシくんの迫真の一言が刺さって抜けなくなりました。
全力が一番カッコいい。もしかしたらこの人達はそれを体現してくれるのかもしれない。
てかこの曲調・メロディーで気付きにくいけれど、歌詞がものすごくないか?この歌詞を超特急さんが歌うのか…とか、またもやおま誰なことを思いました。
個人的にですが、バッタマンはトンチキソングというよりメッセージソングのように感じています。

これをきっかけに次はアロハくんだけでなく、全体のパフォーマンスに注目してみようと思い、もう一度「NEW WORLD」から再生。

…………………………すっごい。
9人のパフォーマンスってこんなにも大迫力で圧巻なんだ。人数が多ければ多いほど揃えるということのハードルが上がる分、揃った時の迫力ってマジで凄まじいんだ。

気の赴くまま、超特急の公式Youtubeチャンネルへ

まずメインチャンネルの方ではMORA MORA以外(9人体制以降)のMVを視聴。
次に少しパーソナルな部分にも触れたいなと思い、超チューバーへ。そしてある動画が気になりました。

根からのオタク。運転姿の波動を感じました。
アロハくんの趣味がドライブという情報を目にしていたので、もしやと思い意を決して再生。
━━━━━━━━━━━━━━━━

  おめでとうございます!
  第1希望で当選です。

━━━━━━━━━━━━━━━━
ありがとうございます。
この後、自分の身に起きるできごとを何も知らない私は呑気に"勝利"に心を躍らせるばかりでした。
時は進み、寝起きドッキリ動画へ。
え、見てもいいの…?見てもいいから上がっているんだろうけど… 見てもいいものなのか…
厄介人格を引き摺りながら再生ボタンをタップ。
そして気づく「アロハくんのがない。これ明らかにどこかに続きがあるよね?」
概要欄を見ると、フル尺全編動画はオフィシャルファンクラブ「夢の青春8きっぷ」にて公開中!
との文字が。なるほどね、そういう戦法か。
その手には乗らな…… まんまと乗りました。
出会いから3日目にして、「夢の青春8きっぷ」「アロの助手席(各メンバーによる個人ファンクラブ)」に入会。(初速だけには自信があります!)
と、ここからはひたすら動画で超特急を見まくる毎日。

ライブに行きたいけれど、ホールツアーは終わったばかり。次は8号車の日公演があるが、チケットの申し込みは当然終わっている状況。
恐らくあるとされている年末のツアーが私の「初乗車」になるのかなと思っていました。
しかし、そこで目にした情報は「リセールがある」ということ。
きっと多くの人がその目で見届けたいであろう新体制1周年の日、メンバーの皆さんと8号車の皆さんにとって大切な日。
こんなぽっと出のオタクがその抽選という土俵に立っていいものなのだろうか。少しばかり悩みました。
ですが、様々な動画を見ていくうちに自分の中でどんどん大きくなっていく「アロハくんの、超特急の1年の集大成を見届けたい」という気持ち。
配信はあれど、応募もせずにその空間にいられなかったこと、私はきっと後悔することになると思い、申し込みを決意。
そして、運良く当選。初乗車の日が一週間後に決まりました。

通勤中は常に超特急の曲を聴き、家では動画を身漁る日々を送り、ついに迎えた初乗車の日。
日差しを浴びながら、約3時間を乗り越えグッズを購入。
ターコイズのペンライトを両手に握り締め、座席に着席。
慣れない空気感にソワソワ。開演が待ち遠しいと思いながら、まだ心の準備ができていないから待ってくれという気持ち。
そうこうしているうちに、リョウガさんによる影アナが流れ始めます。
これもまた初めての感覚。(これが影ナレってやつか!)(てか声がいいな〜)←ファン2日目の感想
ついに始まるのか。きっともう元には戻れなくなる。そんな覚悟を持って開演を迎えました。

会場は暗転。鳴り響く重低音。高鳴る鼓動。(突然のオタクポエム)
スポットライトに照らされ、メンバーが一人一人登場。正直もう頭が真っ白になっていたので、ここの記憶がないです。でも絶対顔が良かった。

そして、この日を迎えるまでに何度も聴いたイントロが流れ出す。MORA MORAだ〜〜〜!!!!!!
(ちなみにネタバレは敢えて避けていました!)
そしてこの後、驚くことが起きます。
「8号車の皆さん、めっちゃくちゃ踊る」
ペンライトがめっっっちゃ動くんですよね。ここも、あっ ここも踊るんだ…!?
参加型って聞いたことがあるけれど、こういうことなのか…!と。
その後もライブは続き、超特急の皆さん、踊る8号車さん、コールをする8号車さんを目の当たりにし、全身でライブを体感していました。
そして、アロハくんの曲振りから始まった「Winning Run」。
この曲はきっとアロハくんがセンターなのかな… そうであったら嬉しいな…と思っていたので、ペンライトを握る手に思わず力が込もってしまいました。
音楽が流れ出した途端、メロディーとともに生き、全身でパフォーマンスするアロハくんの輝きに目が離せなくなりました。
タカシくんがいつか言っていた「ステージで生きてる人だなっていう強さを感じた」という言葉を思い出しました。
https://natalie.mu/music/pp/bullettrain36/page/2

座席が最上階(後方)だったこともあり、フォーメーションダンスがかなり見やすかったなと思います。
「シャンディ」は音源を聴いている時点でも好きな曲調だと感じる曲だったのですが、ライブの披露でより世界観や、魅力を味わうことができたと思います。
まるで一本の映画を見終えたような感覚に。
お衣装も相まってすごく神秘的な空間だったな、と。

その後のMCでのお衣装解説を聞き、「で、でっけぇ愛〜〜〜〜………………」と崩れ落ちました。
あとMC中でいうと、超特急の皆さん、顔が小さすぎます。確かに後方の席であるし物理的な距離があるけれど、豆サイズすぎますからね。

ライブは終盤に差し掛かり、熱気に溢れる会場。
「Summer Love」の歌い出しが聴こえた瞬間のあの会場の一体感は忘れません。
春も夏も秋も冬もみていたい、サマラブ。サマラブ大好き。
楽しい!!!が満ち溢れている時間でした。
「ラキラキ」の多幸感。ポップなメロディーとキャッチーな振り付け。そして、愛に溢れたクソデカ感情歌詞。
本当に本当に振り付けが可愛くて嬉しかった(涙)
こういった曲調の楽曲がファンサ曲になるのを幾度も経験していたので(涙)ありがとうございます(涙)

そして「超えてアバンチュール」。
私の中の超特急のライブのイメージを司る楽曲のうちの一つでした。
そのイメージ通り。いやそれ以上に生はヤバかったです。
超特急さんも、8号車さんもすげえ。
運動量ハンパないし、覚えることめちゃくちゃ多くない???
私も浅〜〜〜い知識ながら踊ったりしてみましたが、めちゃくちゃ楽しかったです♪

この日一番の歓声が上がったのではないかと記憶している「a kind of love」。
お恥ずかしながら、私はこの曲をこの日初めて見聴きしました。
なので、この時に8号車の皆さんがあげた歓声のそれぞれの意味も私には分かっていなかったのです。
そんな私の率直な感想は「ステージに立つ人達がこの歌詞を歌い、踊るのか」と。

"僕の知らない世界もそれなりにハッピーなんだろう それでもね 君のいるココが居場所なんだよ This is a kind of love"

きっと彼らが選び続けてくれている世界以外にも、ハッピーなことはあるかもしれない。
けれど、それでも今いる世界を選び続けて、居場所としているのは誰かや何かに対する"愛"でしかないのかな、と。

どうしたってオタクは永遠を願ってしまうのだけれど、でもそれは彼らが選び続けてくれる上で成り立っているものなのだと今一度実感しました。
(こんなことを言っていますが、akol中、何度もこの時が永遠になればいいのに。と思いました)
後々にこの曲の背景や、8/8での披露の意味を知り、この曲をあの場で聴けたことの尊さに気付かされました。

「fanfare」。
この曲をライブ終盤にやるのか。魂。
セブイレさん歌うますぎる。
めちゃくちゃ8号車に歌わせるじゃん(好き)。
急な小並感すみません。
よほど衝撃を受けたのか、終演後のメモにこれが残ってました。

そして、最後のMC。
2桁号車の真っ直ぐで、1桁号車の優しい言葉に、どうかこの人達の夢が誰にも奪われず、邪魔されず続いていきますように、と願いたくなりました。

空気がガラリと変わり和やかなムードで始まったのが「Summer Love」。そう、本日2度目のサマラブ。サマラブ最高!!!!サマラブはなんぼあってもええですからねえ。
アロハさんが楽しそうで、私もすごく嬉しかったです。夏、終わらないで。

Wアンコール。
ユーキさんの熱い魂のこもった言葉と、カイさんの柔らかくあたたかいタイトルコールから始まった「gr8est journey」。
イントロがかかった瞬間、私の座席からでも分かるほど力強く自身の足を叩き、自分を奮い立たせるようなアロハさんの姿を今でも忘れられません。
横一列になり「1,2,3…」と順々に振り返る姿、アウトロで真ん中に全員がギュッと集まる姿を見て、あの場にいた人全員が持つ"大切感情"が溢れ出したのではないかなと思います。

続く「君と、奏で」は、実際に見て聴いて印象が変わった曲でした。
バラード特有のどこか切なげで儚げなメロディと、明るく前向きな歌詞。
肩を組んだり、目を合わせたり、涙しながらも笑顔で歌を口ずさむメンバーがいたり。
どこか二面性を持つ楽曲だなあと感じつつ、温かい気持ちに。

お手振りタイムでは、ステージの端から端まで優しい眼差しを向けているメンバー。
(アロハさんのお手振りのしかた、マのガで可愛すぎて情緒ジェットコースターになります)

本編終了時には、光の中へと姿を消していった超特急さん。
Wアンコールも終え、最後の最後に「俺たちは幸せもんや!」と言って捌けていったタカシくん。

自分の大切な人たちが「幸せ」だと思うこと以上に望むことなんてないし、「幸せ」なことなんてないな〜と思います。

心から楽しくて、あたたかい気持ちで満たされた時間でした。本当にありがとう。
そして、あの日、どうしようもなく落ち込んでいた私の心に光をくれた、眩しすぎる笑顔にありがとう。
アロハくんに出会って、私の世界はワントーン明るくなりました。
ただ繰り返しの毎日を生きることしかできない平凡な私に、また一つ夢ができたのです。

そして、時は過ぎアリーナツアー初日まで1ヶ月。

更なる進化を遂げる超特急さん、新たな目標を掲げ超特急としてステージに立つアロハさんを、この目に焼き付けたいと思います。

楽しみ!!!!!!!!!

2023.11.09 らいち

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?